1号。旦那。
夏もそろそろゴール前のストレート突入という事で、
毎年の事ながらここでちょっと夏のこだわりを・・・
小学生の頃から「夏ッ!」=7月20日から8月31日と自分の中での不文律があり、このわずか40日間だけを夏と思ってる。
秋から冬、冬から春なんかは肌に当たる空気感や日の長さで徐々に感じていくのだが、夏だけは別。
梅雨が早く明けようが遅く明けようが、冷夏だろうが猛暑だろうが、この40日に限っている。
365日の中のたった40日!だから特別なのです。
寒い季節が大嫌いな旦那としては、当然のことながらこの期間は特別な意味がある。
7月アタマ、まだ梅雨真っ只中から少しずつ準備が始まる。
50巻きの蚊取り線香、キンカンを買い、網戸掃除をすませ、
羽毛布団から愛用のタオルケットに替え、
お気に入りブランドのTシャツ、短パン、サンダル、タオル、
果てはアクセサリーや小物ひとつに至るまで夏用に変わる。
そう『夏仕様』は他の季節とは違うのだ。さすがに2号もちょっと呆れてる。
大体、モノに対して人並み以上にこだわりがある(と思ってる)1号としては、
ここが晴れの舞台であり大一番という事になってる。
まずは蚊取り線香は絶対に大日本除虫菊。
虫刺されには絶対キンカン(ムヒはNG)。
Tシャツはここ何年か、原宿のとあるショップの物だけに限定。
短パンはブランドでは無く色。オレンジを主軸に赤、白の大体3色。
タオルは地元のお祭りのロゴ入り(ついでに自分の名前も書いている)。
アクセサリーはゴールド(ドンキで売ってる偽者でも可w)を
これでもかとジャラジャラつける(中坊かよ!?)。
そして一番のこだわりがビーサン!そうビーチサンダルなのです。
「ブルーダイヤ」サーファーや海好きな人達はご存知だと思う。
今から20年位前・・・まだ高校生だった頃、高校が海の近くだった事もあって
サーフィンとかをやってる同級生たちが普通に履いてた。
その時はビーサンなんてどれも一緒じゃん!と思っていたが
履いてみたらこれが違うのなんのって・・・。
見た目は何の変哲も無い、フツーよりもちょっとだけ貧相な感じ。
色使いなんかも派手さは無いし全然今風でなし。
だけど履いてみるとこれがまさにマジック!!!
足の裏に完全フィット!底の薄さにいささかビックリするものの、疲れない!
しかも、ビーサンなのに普通に走れる!!
さすが『世界の一流品カタログ』に載っているだけあるビーサンで、なかなか侮れないのである。
これを毎年7月20日に新品をおろし、40日間ほぼ毎日履いて
8月31日にめでたくお役御免となる。
その間に底は約半分に減り、表面は足に指の模様に汚れがくっきり付き、
鼻緒は亀裂だらけになる。まさにひと夏で燃え尽きるわけです。
そして今年の夏も今日を含めて残すところ、あと2日。
ああ、ビーチサンダルとともに僕の夏が逝きます・・・(ノ◇≦。)