デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

『子ども』って、好きですか?

2013-10-29 20:36:44 | つれづれ日記

10月も終わりますね・・・。思えばやたら台風が多い10月だったような気がする。そして台風が去っていくにつれて、秋らしくなり、デブ夫婦でも寒さを感じるようになってきた。先日はついに我が家もホットカーペットを敷いた。とりあえずの試運転をしただけなのに1号旦那が今年もまんまと闘いに敗れて寝てしまうという情けなさである。今年も1号とホットカーペットの闘いが始まるんだなあ・・・。とはいえ、いつものように不戦敗か開始20秒KO負けなんだろうけどね(〃^∇^)o_彡☆あははははっ♪

もうすぐ11月ということで、2号嫁はなんとなーく衣替えをしてみたりしたのだが、相変わらず1号はハダシにサンダルで外出している。でも上はちゃんとジャンパー着たりジャケット羽織ったりしているので、トータルで見ると季節が『??』になってしまうのもまた、毎年のことである。

そんなわけで季節は本格的な秋から初冬へと移っていくんですなあ。おかげで1号旦那のテンションは激しくマイナスへ急降下中・・・。

さて、突然ですが皆さんは『子ども』って好きですか? もちろん大人なのにお子ちゃまなヤツという意味ではない(* ̄m ̄)プッ

何を隠そう(隠すこたない)2号嫁は子どもが苦手である。キライというわけではないのだが苦手。
これは自分自身がかわいくない子どもであったということに起因していると思われる。あとは子どもの頃の親との関係性も多少は影響しているかと。
自分がかわいくない子どもだったため、子どもってのは考えてないようで大人をきちんと自分の目で見てるし、自分の味方かそうでないか、使える大人かどうかってのを子どもなりに鋭く見極めていると思ってしまうので怖い。それで苦手なわけだ。

では言葉でのコミュニケーションがとれない赤ん坊なら好き? と聞かれると、それも(´ヘ`;)ウーム…と悩んでしまうところ。
・・・というより・・・赤ん坊そのものよりも(赤ちゃんはやっぱりカワイイもんだ)、それを100人が100人カワイイと思ってくれるに違いない! と思いこんでいる大人たちに疲れてしまうのかもしれない。ううむ、ややこしい。

我が家にも赤ちゃんが生まれるとシュートメに見せに来る人が大勢いる。それはまったく構わないしおめでたいことなんだけど、なんかあの『カワイイ~』って言うことを強制されている雰囲気が、昔からどうしても苦手な2号嫁。
そりゃ赤ん坊のうちは誰だってカワイイし、赤ん坊をカワイイと思うくらいの感情は持ち合わせているつもりなのだが、それ以上何も言えないわけで。まして赤ちゃん言葉で『☆☆ちゃ~ん♪かわいいでちゅねぇ~♪』などとはとてもじゃないが言えない(。´∀`)クスクス(笑) オバサンになったらできるかと思っていたが、やっぱりダメ(´m`)クスクス
で、幼稚園児や小学生あたりになってくると、やっぱり子どもって怖いなあと思ってしまうし。

ま、そんなことを言いながらもだ。この間、シュートメのお客さんがお孫さんを連れてやってきたのだが、2号嫁が3DSで遊んでいたら部屋に入ってきて

『ねえねえ、ワンピース好きなの~?』←初対面なんだが、いきなりのタメ口(* ̄m ̄)プッ

そこから小学校3年女子とワンピースの話で盛り上がり(彼女はエースが好きらしい)、そのあと『マリオやらせて~』と言うので3DSでマリオを教えてやるという・・・小学生と同レベルのオバサンになってしまったのだが・・・(*^^*ゞ後から考えてみると『あたしゃ、あの子のお母さんより多分年上だわなあ』と思い、余計に情けなくなったりもした。

思えば自分は結婚願望とか出産願望ってものがほとんどないまま大人になった気がする。年頃の娘になると一度くらいは『子ども欲しい~♪』と思うらしいんだが、自分の場合はまったく子どもをもつというイメージがわかなかった。
そこらへん、母性ってものが他の人よりも欠落しているのかもしれん・・・。
ハタチくらいの頃、子どもの居る知人に『ワタシ、子どもを産んで育てることにマイナスイメージしか持てない』と言ったら、
『そう思ってるうちは産まなくていいんじゃない? そのうちそんなこと考えなくなるよ』と言われたのだが・・・、
結局そのまま年齢を重ねてこの歳になってしまったなあ(*^^*ゞ

結婚・出産・育児を経験している人の中には
『結婚っていいもんなのよ~』『子どもってカワイイのよ~』とオススメ(?)してくる人もいる。
もちろん、体験した人しかわからない感情や幸せ感はあるだろう。
しかし、それが正解、正しい答えで、それ以外はダメ! 間違い! って言われ方をするとなあ。
『ウチは子どもいらないんです』などと言えば
『あら、ダメよぉ~それじゃあ』などと堂々と言われたりするしw
いや・・・ダメって言われてもなあ・・・と(*^^*ゞ
『子どもを持たなきゃ一人前にはなれないわよ』
いや、そりゃそうなのはわかってます・・・
『早くお母さんをおばあちゃんにしてあげなきゃ』などといわれたりもした。
そういう風に言われちゃったりすると
『ああ~カワイイと思えなくてスイマセン』
『子ども産まなくてスイマセン』とお手上げ状態になってしまうのだが・・・。

もちろん、こういう世間様に悪意なぞあるわけないんだが、悪意が無いから困る部分もあるわけで。これは単純にアタシがひねくれているだけなのかしら?
でも確かに、子どもを持って一人前ってのはホントにその通りだと思う。
子どもが居ると自分の時間や自分たちのルールだけでは通用しなくなるし、子どものためにやりたくないこともやらにゃならんし、子どものために我慢を我慢と思わずにいなければならないし、子どものために下げたくない頭を下げなければならんことも多いだろう。その『自分以外のもの』に対して責任と愛情を持って育ててきたということで、世間様は『一人前』という判断を下すのだと思う。
なので、デブ夫婦のように子どもはいらないという選択をし、大人の論理だけで生きているようなヤツは、やっぱり半人前なんだよな、と。

それにしても、独身でいれば『結婚はまだ?』結婚すれば『お子さんはまだ?』出産すれば『ふたりめはまだ?』・・・と、無責任で無邪気(?)な世間様は次から次へといろんなことを要求してくる。それがさも正しいかのように。で、その無責任な質問に対してきちんと正直に答えようものなら、
『あら、一生独りでどうするつもり~?』
『子どもがいないと老後困るわよ~』
『ひとりっ子じゃかわいそうじゃない~?』

・・・別に世間様を満足させるために生きているわけじゃないはずなのだが、とかく世間様ってのは自分たちの常識(と思われること)以外は受け付けないのもわかるので、とりあえず適当にお茶を濁しておくことになるわけで。
それでひとつ思い出したが、30歳を過ぎた頃、派遣社員とフリーランスの仕事を掛け持ちしていたことがある。派遣の方は某百貨店での仕事だったため、更衣室では他の売場のオバサンたちとも一緒になる。更衣室の喫煙所で一服していた時、知らないオバサンに年齢を聞かれ、
『30過ぎなの? で、独身でひとり暮らしで派遣社員なの? あら~結婚もしないで不安定な派遣でこれからどうするの?』と、堂々と(笑)言われたことがあったっけ。
その時は『余計なお世話だよババア( `д´) ケッ!』と思ったもんだが・・・今思えばアレが典型的な『世間様』だったんだろうなあ。

そんな世間様からすれば、子どもはカワイイのが当然であり、子どもが嫌いだの苦手だのとほざけば、多分総攻撃を食らうと思われる(・m・ )クスッ
いやはや、大変だ(ー。ー)フゥ
ちなみに1号旦那は、子どもが好きでもキライでもないらしい。ただ、子どもを相手にしてるとすぐに飽きるんだそうな。おいおい、いったいどっちが子どもなんだよ┐(´-`)┌

しかしまあ、デブ夫婦の場合ふたりとも『図体のデカイ子ども』みたいなもんなので、それはそれでお互い大変だし面白い・・・かも・・・?

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夫婦どちらかが寝こんだら?

2013-10-19 00:17:18 | つれづれ日記

10月初めはまだ残暑かよ!? とツッコミたくなるような暑い日があったりしたもんだが、連休が終わったあたりから急に朝晩は冷えこむようになってきた。やっぱり今年は季節が変わるのが急ですね。だらだら暑いと思ったら、急にぐっと気温が下がるもんだから油断できない秋の訪れであった。

さて、急に寒くなったせいなのかどうなのか、1号旦那がひさかたぶりに寝こんでいるデブ夫婦である。
寝こんだ理由はといえば・・・『おでき』。1号はおできくらいなら自分で潰して膿を出して治してしまうのだが、今回は背中に出現したもんで手が届かないときたもんだ。2号嫁も貧血起こしそうになりながら、慣れないなりに潰してみたりしたのだが、やはりシロウトゆえ潰し方が甘かったらしく、どんどん大きく腫れていってしまい・・・(ノ_-。) 病院には行かず頑張っていたのだが、痛くて眠れないほどになってしまったので、意を決して皮膚科へ。

てっきり切開してくれると思ったらしいのだが、診察室から出てきた1号はわりとケロッとしていた。切開はせずに、薬をベタベタに塗られてガーゼを貼られ、塗り薬と抗生物質(イチバン弱いやつ)を処方してもらい、さらに先生に『抗生物質の点滴してく?』と言われたので一応それもお願いすることに。
点滴を行う部屋へ行き、廊下で2号嫁が待っていると・・・1号がなんと『点滴ゴロゴロ』状態で出てきた!
デブ夫婦は、点滴の輸液を吊っている装置をゴロゴロ引っ張りながら歩く状態を『点滴ゴロゴロ』と呼んでいる。いかにも病人って感じで、しかも2号嫁は点滴ゴロゴロは未経験なので、その姿だけで『おお!』と驚いてしまったよ。何でも背中が痛いので寝た状態で点滴を受けるのがツライようで、座ったままの点滴となったらしい。30分ほどで終了、2号嫁が薬局に行って薬をもらい、帰ったら抗生物質がガン効きしているのか、1号は爆睡状態であった(〃^∇^)o_彡☆あははははっ♪

というわけで毎日苦手な薬をのみ、毎日塗り薬を塗ってガーゼを交換し(これも手が届かないので2号嫁のお仕事である)、おできと闘っている1号旦那である。病院に行くまでは自分なりに闘っていたようで、苦しみながらも『ちくしょう、オレの手の届かないところを攻撃しやがって』とか『絶対ぶっとばしてやる(何を?)』と毒づいていたのだが、薬をのむようになってからは完全に不戦敗状態らしい。痛みももちろんだが、やっぱりクスリにヤラレているようで・・・。それでもやらなきゃならんことは多く、しかも薬をのむとガンガン寝てしまうので、2号嫁と遊ぶこともままならない。まだ腫れているので、完治までにはもう少し時間がかかるかもしれんのう。

そんなこんなで、現在は1号旦那が絶不調のデブ夫婦だが、どちらかがこうして具合が悪い時って、世の中の夫婦はどうしているんだろう?

1号旦那がよく言うことなのだが
『お母さんっていうのは、その家の太陽だから、いつも元気でいてもらわなきゃいけないんだ』
嫁からすると、旦那さんだってその家の柱なのだから、いつも元気でいてもらわなきゃいけないと思うのだが・・・。

まあ旦那さんが風邪ひいたり具合が悪かったりという時は、奥さんが普通にお粥やうどんを作ってくれたり、氷枕を用意してくれたり、カラダを拭いてくれたり・・・としてもらえるのだろうが、これが逆に奥さんに倒れられるとなかなかこうはいかないもので。

世の中のお父さんや子どもたちってのは『お母さんは不死身だ』と思っているフシもあるようで、お母さんが具合が悪くて寝こむなどという事態は考えられないんだろうな。
よく聞く話は、お母さんが風邪引いて寝てたりすると、帰ってきたお父さんが自分の妻を心配するよりも先に『寝てるの? ああよかった、外で晩飯済ませてきて』
。。。(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
『病気で寝てる妻のための食事なんて、これっぽっちも考えてないのねっ!!ヽ(`Д´)ノプンプン』ということになるわけだ。

やはりこういった例は世の中多いらしく『寝こんでいる妻に、こんな人だったの? とガッカリさせる夫の行動』ってのも見つけた。
それによると
1)「晩メシどうするの?」と、妻に食事を作らせようとする
2)「俺は大丈夫だから」と、自分が食べるものだけ用意する
3)「大丈夫?」と、口先だけで心配して家事もしない
4)「うわっ! うつさないで」と、妻をバイ菌扱いする
5)「ああ、そう」と、完全に無関心な態度をとる
6)「テキトーに食べてくるよ」と、妻をほったらかしにする
7)「自己管理がなってない」と、冷たく分析する
8)「こっちは仕事で疲れてるんだ!」と、いたわるどころか邪険にする
9)「いつまでごろごろ寝てんだよっ」と、家事・育児ができないことを怒る

う~~~~む・・・。同じような話を最近周りでよく聞くぞ(´m`)クスクス

あるご夫婦の話。旦那サマと奥様はひと回り歳の離れたご夫婦である。旦那サマは奥さんが作る料理が大好きで、外食はほとんどしないのだとか。そしてすごい読書家で、劇の台本なんかも書くし、楽器の演奏もできるし、自宅に陶芸の窯を持っていて器も自分で焼いちゃうし、市役所の仕事をしていた関係で講演なんかも頼まれることが多いそうだが、話も大変に上手なマルチな旦那サマである。ただひとつ、料理ができない。
そんなある日、奥さんが体調を崩した。
『具合悪くてゴハン作れないから、悪いけど何か買ってきて』
と言われ、健気に買い物に行った旦那サマ。帰ってきたら、なんと自分が食べるものしか買ってきてなかった。奥さんいわく『せめてレトルトのお粥とか、そういうのを病気の妻のために買っていってあげよう』という心配りは無いのかと・・・怒ってましたw

同じご夫婦の最近の話。
『具合悪くてゴハン作れないから、悪いけど何か買ってきて』
と再び言われ、また健気に買い物に行った旦那サマ。帰ってきたら、今度はちゃーんと妻が食べる分も買ってきた様子で、うんうん、なかなかの進歩。
しかーーーーし!!!
病気で熱を出してふせっている妻のために買ってきたのが・・・・・・なんと『カツ丼』。
しかも、ひとりで食べるのが淋しいのだろう、テーブルにカツ丼を置いて奥さんが起きてくるのを待っているもんだから、奥さんとしてはゆっくり寝てもいられない(* ̄m ̄)プッ
奥さんいわく『風邪で熱出して寝てるのにカツ丼買ってくるって、普通考えられる!?』と、デブ夫婦に愚痴るのだが
『それは・・・栄養つけてもらわなきゃと思ったんですよ・・・。栄養=肉と卵、って思っちゃったんですよ、きっと・・・』
だって、そう言うしかないじゃないか・・・だいたいが男なんてそんなもんじゃないのか??

別のご夫婦。
ここはデブ夫婦の親世代のご夫婦なのだが、お子さんが居ない。会社を経営していたので、基本的に一日ほとんどを一緒に居る。
で、やはり奥様が調子が悪くてゴハンを作りたくない日があった。
『悪いけど、ゴハン作る気力が無いからカップラーメンでも何でもいいからひとりで食べてくれる?』
もうこうなると旦那サマは不機嫌不機嫌(* ̄m ̄)プッ 
ひとりでカップラーメンすするなんてもってのほか、かといって外に食べに行くのもひとりじゃ淋しいから行きたくないという、ワガママな(?)旦那サマである。
結局、奥様がふらふらになりながら何か作る羽目になるのだとか。

まあ・・・2組とも、話を聞けばカワイイもんだよな、と思うのですが本人たちにしてみればホントに腹が立つらしい( ̄w ̄) ぷっ
でも、最後の3つみたいに逆ギレされたり体調管理がなってないと怒られたり家事ができないことを怒鳴られたりするよりは・・・いいんじゃないかなあ・・・。

かくいう2号嫁も、自分が具合悪い時は『ああ、旦那が少しくらい料理できたらなあ』と思わないこともないのだが、個人的にはマメに料理をする男はダメかもしれん。ラーメン、チャーハン、カレーくらいは作れて、レトルトのお粥くらい温めることができるという程度が理想だが、残念ながら1号旦那はなーんもできないので、2号嫁は具合が悪くて寝ていてもゴハン時になると起こされて『目玉焼きだけ作って~』『インスタント味噌汁ってどこだっけ~』『袋麺のストックどこ~?(1号も袋麺だけは作れる)』と質問攻めにあうわけだ(〃^∇^)o_彡☆あははははっ


まあ、要するに2号嫁がぶっ倒れないようにすればいいんですけどねー。とりあえず、おできと・・・というよりも抗生物質と闘っている1号旦那にお昼は梅おにぎりと玉子焼き、夜は卵おじやを健気に作った2号嫁である。栄養=卵と思っちゃうのは、上で書いた旦那サマと変わらないっすね(*^^*ゞ

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漢字が読めない男と数字が読めない女。

2013-10-10 22:53:12 | つれづれ日記

デブ夫婦は、典型的すぎるほど典型的な『旦那理系・嫁文系』の夫婦である。1号旦那は三次元的考え方や計算や図形なんかは得意。さらに理屈先行で考えるのが得意だが、漢字が読めなかったり、コトバを知らなかったりする(* ̄m ̄)プッ
一方の2号嫁は漢字と日本語だけは何とかできるが、脳の中に理系的部分がほとんど無いんじゃないかというくらい数字や図形や理屈に弱い。高校の通知表だって文系科目(でも英語は不得意)は模範的成績だったが、数学や化学は成績の下に赤線が付くほどであった(*^^*ゞ
(これはキライゆえに授業に出ないといういい加減さの結果、出席日数でも赤がついたのだ)。

これだけ文系理系とハッキリ分かれているにもかかわらず、1号旦那は国語も含む5教科を受けなければならない共通一次(当時)を受け、2号嫁は何をどう間違ったのか、現役受験生の時は理系学部を受けるという暴挙をやってのけた。ええ、当然落ちましたけどねっo(`⌒´*)oエッヘン!

そんな文理で分離しているデブ夫婦、先日こんなことがあった。

テレビの占いコーナーを観ていた1号旦那が『うんうん、2号はやっぱり背中が甲羅みたいにデカイから、みずがめ座なんだな』と満足そうにつぶやいていた。

甲羅でみずがめ???

なんか変だぞ、と思って

『1号、みずがめ座のかめってのは水を入れる瓶のことで、亀じゃないよ?』
『えっ!? 海亀みたいなもんじゃないの、みずがめって』
『だって漢字にすると水瓶って書いてあるじゃん』
『えっ!? みずがめって平仮名で書いてあるじゃん』

・・・・・・さあ、話がかみ合わない(* ̄m ̄)プッ

44歳にして初めて知る事実!
1号旦那は『みずがめ』を海亀の仲間みたいなもんだと思っていたのである。・・・水亀?? 陸亀に対して水亀????

このテのことは他にも結構ある。

以前にもテレビのクイズ番組を観ていて、漢字の書き取り問題で
『カホウは寝て待て』というのが出題された。
1号旦那『家の宝って書いて、家宝は寝て待て』だよな! ←やや自信ありげ
2号嫁『違うよ、いい知らせのことを果報って言うんだよ』
1号旦那『違うよ、家に宝が来るのを寝て待ってろってことだろ?』←真顔
彼は40年近く、ずーっとこう思っていたそうな。ゆったり寝て待っていれば家に宝物がやってくると。いや、大~~きな意味では間違いじゃないんだけどさ。

さらに、
『来栖(くるす)』という名字を『らいら』と読んで妖艶な感じの外国人にしてしまったり、
『鉤括弧(かぎかっこ)』を『ごんぎつね』と読んでちょっぴり哀しい昔話にしてしまったりと、日々楽しい読み間違いをしてくれる。

さらにさらに、ついこの間カミングアウトしたことなのだが、
もう20年以上前? 自宅でひとりテレビを観ていた1号、歌謡番組かなんかで『次はケイ・ウンスクさんの登場です!』というのを見て『????』とアタマの中が謎だらけになってしまったことがあるそうな。
字幕には『桂銀淑』と出ている。
『え? ケイウンスクさんじゃないの??』
・・・・・・(´・ω`・)エッ?
『だって、この字幕・・・かつらぎんしょうって書いてあるじゃん』
・・・・・・(・_・o)ン? (o・_・)ン? (o・_・o)ン?

1号旦那は、その瞬間まで、あろうことか
『桂銀淑』を『かつらぎんしょう』と読んでいたのである。
そして『かつらぎんしょう』さんは、新進気鋭の落語家だと思いこんでいたのである。
『いや~、このかつらぎんしょうさんって落語家さん、最近よく出るなあ。歌番組の司会とかうまいのかなあ』と新聞のテレビ欄なぞを見ながら感心していたのだ。
そしてこの日初めて、ケイウンスク=桂銀淑がつながったのだそうだ。
でも、読み間違えるならホントは『かつらぎんしゅく』なんだけどさw

そういうことがあったためか、1号旦那は『数学なんてできなくても何とかなるけど、漢字が読めないのは生命の危険がある』と力説するのである。ゆえに、字が読めることは大切だ、と。まあ、避難場所の『避難』が読めなかったら何の場所かわからないもんね・・・って、避難が読めない人の方が少ないんじゃないかとも思うが・・・。
でも、数学ができないってのも結構恥ずかしいものですよ、きっと。『二次方程式なんて社会に出たって何の役にも立たないじゃん』などというのは、理系頭脳を持っていない人ならではの言い訳(ワタシも中学生の頃は言ってた)だが、この言い訳って恥ずかしいよなあ、負け惜しみだよなあ、とずっと思っていた2号嫁である。そりゃ実生活じゃ数学が役立つことってあまり無いかもしれんが、とにかく数学や物理が『できた』ってことだけで、ワタシのような人間にとっては眩しいのだよ・・・。

そんなわけで、多少漢字が読めるからといって、1号を笑ってばかりもいられないのがデブ夫婦。2号はもはやルートの意味すらわからず、二次方程式はおろか、普段そういう機会がないから気づかないだけで、実はすでに分数の計算も怪しいんじゃないかというくらいすべてが忘却の彼方。『お釣りが計算できりゃいいよね』というノー天気さで何とかやってきてしまった。数学でも『背理法』『漸近線』『余弦定理』『必要条件』などなどの難しいコトバだけ(意味はもう忘れてる)を妙に覚えていたり、それらのコトバに妙にときめいたりするだけで、もちろんそれだけじゃ、なーんの役にも立っていないわけで。

こんなふたりの間にもし、子どもが居たら・・・間違っても『国語も算数もできる子ども』にはならず、絶対に『漢字も読めなきゃ計算もできない』というトンデモナイ子どもになっていたと思うぞ・・・。世の中そううまくはいかないのだ~。

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すききらい。

2013-10-03 09:37:31 | 料理・食・おいしいもの

10月になりましたね~。2013年も残すところあと3ヶ月。早い、早すぎる・・・。あと3ヶ月だというのに結局未だにゴルフに行ってないデブ夫婦。でも食欲の秋到来ってことで相変わらず食ってばかりのデブ夫婦。今月は練習くらいは行こうかと・・・一応思ってはいる・・・。

そんなこんなで、いよいよ『食欲の秋』ですよ♪ しかし、これだけ『食べるの大好き』なデブ夫婦であっても、やはり『好き嫌い』ってのはある。

まあ、食べ物の好き嫌いってのは、この世に生まれて食べ物を口にして以来、誰でもある(あるいは『あった』)ものだと思う。しかし、個人的に食べ物の好き嫌いがあまりに多い男というのは、偏見だがマザコンなんじゃないの? という気がしてならない。勝手なイメージだが『ママ』が『アナタは好きなものだけ食べていればいいのよ』と、お魚が嫌いな息子のために毎日自分たちの魚のおかずとは別にお肉料理を作ってくれてたとか。多分『文句があるなら食べなくてもいい!』と母親に皿を下げられた経験なぞ無い男なんじゃないか? とも思う(´m`)クスクス 
対して好き嫌いが多い女というのは、ひと昔前までは『カワイイもんじゃないか』と世間も寛容だったような気がするのだが、ここ最近では『ワガママ』というレッテルを貼られてしまうらしい。

まあ確かにイイ歳をした大人に
『ニンジンとピーマンとシイタケと、鶏肉の皮のところと臓物系と、あとお漬物が嫌いなんです~』などと言われると、まー味覚がお子ちゃまなのね~と意地悪な印象を持たざるをえないよなあ。

40年ほど前に一世を風靡した『黒ねこのタンゴ』のB面だった『ニッキ・ニャッキ』という歌がある。もちろん2号嫁の家にもレコードがあった。その歌詞によると
好きなモノ ラーメン、玉子焼き、天ぷらそば、コロッケ、ジュース、ミルク、シュークリーム、チョコレート
嫌いなモノ 赤いにんじん、たまねぎ、お魚、ごぼう、なす、鳥の肉

これは昭和40年代の子どもの味覚なんだろうけれど、好き嫌いの多い人って多分、こういう味覚のまま大人になっているんじゃなかろうか。

が、食の嗜好ってのは不思議なもので、子どもの頃に食べられなかったものが大人になるとおいしく食べられるようになるという現象は誰でも経験していると思う。
2号嫁も子どもの頃は魚が嫌いだったり漬物がイヤだったりしたもんだが、今では魚も漬物も自分で料理するようになってしまったし、イカの塩辛とかピータンというクセのあるものもお酒を飲むようになってから自然と食べられるようになった。
が、年齢を重ねても『どーしてもダメ』というものが存在するのもまた事実。

人間誰でも『これだけは食べられない』とか『ガマンすれば食べられなくもないけど、できれば口にしたくない』食べ物ってのが、イイ歳になってもひとつやふたつはあると思う。
1号旦那の場合・・・生モノ全般。これは味がどうこうとか、食わず嫌いとかではない。ちょいとバクチになってしまうので食わないのが安全なのさ。同級生が経営している寿司屋で平気で納豆巻(もちろんお品書きにはそんなもん無い)を頼んだり、せっかくの新鮮なネタをわざわざ炙ってもらったりするヤツである。
あとはひじき、パクチー、らっきょう。香りの強いものがダメらしい。ニンニクも効きすぎてるとだいたい後で具合が悪くなる。

2号嫁の場合・・・これを言うとだいたい『えーっ!なんでー!』と驚かれるのだが・・・メロン。そして決まったように『それはおいしいメロンを食べたことがないんだよ』と言われる(ノ_-。) 子どもの頃にプリンスメロンを食わされたことがあるのだが、どーしても『瓜』としか思えないまま大人になった。そして大人になるとそれなりにおいしいメロンをご馳走してもらったり、取材先で出されてやむを得ず食わせてもらったりもするのだが・・・やっぱり『瓜』。お値段の高いフルーツパーラーで食べさせてもらったメロンも、どう考えてみても『瓜』。同じ瓜系でもスイカやキュウリはOKなんだけどなー。
これも『えーっ!なんでー!』と言われそうだが『ウニ』。寿司屋で食っても瓶詰めのウニでもダメ。ガマンすれば食べられないこともないのだが、後でリバースする率がほぼ100%(*^^*ゞなので、多分体質に合わないんだろうなあ。あとは、ホタルイカ、茄子の漬物。子どもな理由で申し訳ないが、ホタルイカはカタチでダメ。なので食う機会はそんなに無いが、イナゴの佃煮とかも多分ダメ。茄子は大好きなんだけど漬物になったときのあの『くにっ』という食感がダメ。

と並べていて気がついた。
子どもの味覚だとストレートに『ニンジンが嫌い!』となるのだろうが、大人になると嫌いなモノってのが複雑になってきている。
周りにも多いのだが、たとえば生のトマトやセロリは嫌いだけどソースやスープになると大丈夫とか、ステーキみたいなカタマリ肉はダメだけどハンバーグになると好きとか、味噌炒めや味噌煮、味噌ラーメンはダメだけど味噌汁は好きとか(これは1号旦那)。元のカタチそのままのホタルイカはダメなくせして中華街の飲茶で出てくる鳥の足を八角で煮たやつは好きとか(これは2号嫁)。
他人サマから見ると『単なるワガママ』にしか見えないんだろうけど、本人にしてみれば『いや別にニンジンそのものが嫌いなわけじゃないのよ、子どもじゃあるまいし。煮物やカレーに入ってるニンジンは大好きなのよ、ただ、生のニンジン食べてると馬になったような気分になるのがイヤなのよ』的な言い訳をしたくなるのが大人なんだろう。

一方、大人になっても食材そのものに嫌いな食べ物が多い人ってのは、思うに嫌いなモノが多いゆえに食事を『残す』ということにも何ら罪悪感を感じないのじゃなかろうか。
『だって、食べられないんだもん』
『子どもの頃から、これだけは無理なんだもん』
とハッキリ言える強さがある。
昔、一緒に仕事をしていたライターさん(女性)の話。飲食店の取材に行き、撮影した後の料理をお店の方が『どうぞ食べていってください』と勧めてくれたのだが、その料理に入ってる食材で彼女のキライなものがあったらしい。
そんな時でも『あ、すいませーん。ワタシこれ食べられないんで』と、同行しているカメラマンさんに全部食ってもらったそうで。その話を聞いた時にゃ『いや~~強いなあ』とため息をついたもんである。ちなみに彼女は当時30歳手前くらいだった。
ワタシなんぞはカラダに似合わず小心者なので、嫌いなものを出されたり、ご馳走してくれるところで苦手なものが出てきたとしても、『せっかくお店の人の好意だし・・・』とか『これ食えないとかっていうのも大人げないし・・・』などと思ってしまうので、その場は何とか食べてしまう。だからこそ、あれが嫌い、これは無理、と言えちゃってなおかつ周りから許されてしまうようなキャラクターってのはうらやましかったりするのだが。

まあ、そんな『ワガママ』も許されるのは若いうちだけってのは充分にわかっている。若いお嬢ちゃんだから『形があるお魚って目が合うと怖いじゃないですか~』とか『ホルモンとかって内臓じゃないですか~ワタシ気持ち悪くてダメなんです~』と言っても『そうだよね、女の子だもんね』と許してもらえるかもしれんが、さすがに45にもなった女が『ごめんなさーい、ワタシこれ食べられないんですぅ~』と言ったところで、世間様は『イイ歳して何言ってんだよ』という冷たい目でしか見てくれないと思う。なので、2号嫁は嫌いなモノがあるのを悟られないようにと人一倍量を食べたりするのである(単なる言い訳)。

多少の好き嫌いがあっても、たくさん食べる相手となら食事も楽しいと思ってもらえるのではないか。そんな風にごまかしながら、『食欲の秋』にかこつけて今日ももりもりと食べているデブ夫婦なのである。

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