デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

刺身はパックのままが美しいと思います。でも我が家では出しません(`・ω・´)キリッ

2021-03-07 15:36:28 | 料理・食・おいしいもの
早いもので、この間正月だったと思ったらもう弥生三月。

今年は春の訪れが早いようで、心配していた雪もどうやら降らずに冬が終わったらしい。
3月上旬にして早くも桜が咲く頃の陽気になるとかで、桜開花もこの分だと早まりそう。
現在我が家は花粉症絶好調期間ではあるのだが、
外出の際はマスクをしてきた効果なのか、思ったほどのひどさではない。
とはいえ、ローションティシューが1日半でひと箱なくなる勢いで、
ゴミ袋がハナ紙しか入っていないのにずっしり重いというのも例年どおりなのだが。

さて、世の中の話題から。何でも今度はこんなことが物議をかもしているらしいぞ。
読売新聞が取り上げ、Yahoo!ニュースにも掲載され、テレビでも紹介されたので知っている人も多いと思うが・・・。

百貨店の食品売り場で買ってきた刺身をパックのまま食卓に出したら、夫が不機嫌になった。
何でも、夫は『ごちそうさま』も言わず、ぶすっとした表情で部屋を出て行ってしまい、
その後も夫の機嫌が直らないので問いただすと、
夫は『パックを並べた食卓なんかに、いただきます も ごちそうさま もいらない』と言い放ったとか。
さらに黙っていたのは『だったら自分でお皿に盛りつけ直して』と妻に言われたくなかったからだそうで、
『自分でやるのは嫌だ。結婚した意味がない』と言ったそうな。
『私の気が利かないのがいけなかったのでしょうか? それとも単に夫が子供っぽいのでしょうか?』


うーむ、去年は『ポテサラじいさん』『冷凍餃子手抜きダンナ』
そして今年は早くも『刺身ダンナ』が炎上しているのか。

我が家は基本的に刺身が食卓にのぼることは無いので(1号旦那が生モノ食べられない)、あまりピンとこないのだが・・・、
これを見た1号旦那の意見。
・スーパーとかデパートのお刺身パックって、黒に金色とか絵が描いてあるとかキレイじゃん?
 せっかくキレイなパックなんだから、そのまま食卓に出したっていいじゃん?
・せっかくプロの人がきれいにツマとかも盛りつけてくれてるんだから、そのままでよくない?
・皿に盛ると、皿洗わなきゃいけないじゃん? パックなら洗い物出ないからよくない?
・お刺身を皿に盛ると、皿が生臭くならない?


1号が言うことも、もっともだ。こういうダンナならパックのまま出したとて、さほど問題になることはないであろう。
が、こう見えて(どう見えてるんだ)2号嫁は、お惣菜なんかは皿に移したいタイプ。
さすがにお惣菜をパックのまま出すのは、たとえそれが百貨店の高級デリであっても何だか申し訳ない気分になる。
ただ、これって個人の感じ方の問題でもあるのだよな。
『パックや容器から移し替える手間が愛情』という考え方も、もちろんあるだろうし、
単に『手抜きに見せたくないから皿に移す』という人もいるだろう。
皿に移し替えることで、出来合いのものを食卓に出す罪悪感を薄める・・・という感覚は、
多分ワタシたちの親世代あたりの人も価値観で、その子ども世代である今の40代、50代の人の中にもそういった価値観を持っている人も居ると思う。
でも・・・、
皿に盛り直す手間と、それを洗わなければならない手間、それすらキツイというフルタイムで働くワーキングママだって今は多いわけで、
ワタシたちの親世代・・・昭和の価値観と、働く妻やお母さんが当たり前になった今の価値観とは違うんだよな。

まあ、お刺身なんかは1号旦那が言うように、特にキレイに盛りつけられた状態で売場に並んでいるので、
それをわざわざ崩すのも申し訳ないし、
崩したところで、それ以上に美しくおいしそうな盛り付けが自分にできるかというと、自信はない。
刺身のような生モノは、盛りつける側も鮮度が落ちないように・・・とか、
脂の多い魚、あっさりした魚なんかを食べる順番を考えて盛ってくれていると勝手に思っているので、
それをシロートが崩すのもいかがなものかと。
なので、刺身はワタシもきっとパックのまま食卓に出すと思う。
だって、キレイに詰められたお弁当を、わざわざご飯茶碗と小鉢に移さないよね。
それと同じ感覚じゃダメなのかしらん。

それはそれとして、
今回の刺身ダンナの炎上原因は、おそらく
『自分で盛り直すのは嫌だ、そんなの結婚した意味がない』という発言にあるのだろう。
ここで女性たちが怒りを爆発させたのも、わからんではない。
『皿一枚で不機嫌になったうえに、妻を当たり前のように給仕係扱いしてる、クソつまんない男!!』
『だったら、自分で皿に移せや!!皿も洗えや!!』
『このダンナにとっての結婚とは、刺身を皿に盛ってくれることなのね?』
『妻は、体のいい家政婦じゃない!!』

てな感じらしい。

ワタシなんぞは意地が悪いので&所詮他人のダンナの話なので、
『まあ♪ きっとママがお刺身もキレイにお皿に盛りつけてくれるのが当たり前のご家庭で育ったのね~』
逆に『お刺身をキレイにお皿に盛りつけてくれるよう状況にずいぶん憧れていたかわいそうな人なのね~』
などと思ってしまう。

共働きの夫婦でよく言われる、夕食何にしようかと考えていたらダンナが
『簡単なものでいいよ』→でもこれから考えて調理するわけよ、ワタシが!
『簡単にトンカツでいいよ』→出来合いのトンカツじゃなく、これから衣つけて油で揚げろって言うわけね?
『そうめんでいいよ』→夏のクソ暑い日にそうめん茹でることは何とも思ってないのね?

・・・で、奥さんがブチ切れるという。
ダンナにしてみれば、手間をかけずカンタンなものでいいよと気を遣っているつもりなのだが、
日々の料理はダンナが思うほど簡単でもないということか。
このへんが、男と女のすれ違いなのよ。きっと。

これは、ダンナさんの年代にもよるし、育った食環境にもよる。
また奥さんが働いているかどうかでもまた違う。
でも、夕食作りたくないほど疲れていたり体調が悪かったりするなら、正直に言えばいいのだ。
で、トンカツもそうめんも唐揚げも今から作ろうと思うと結構大変なんだよ、洗い物も増えて大変なんだよ、と言ってみる。
それでも作れ! 揚げろ! 皿に移せ! というダンナならまた次の手を考える必要はありそうだが・・・。
この刺身ダンナ問題も、
問題の本質は、多分・・・刺身をパックで出したことがいい悪い、ではないような気がするのだが。
このダンナさんは『パックのまま出した方がキレイだし衛生的だから、そのまま出したんだよ』
と言ってもダメなのかなあ。
それでも皿に盛り直すこと=愛情と言い張るんだろうかなあ。
たかが皿、されど皿。ああメンドクサイ。

まあ、この『自分でやるなら結婚した意味がない』発言に対して
第三者の女性たちがすごーく怒っているのもどうなんだろうと思うし、
フェミニズムやら性による役割分担やらの議論といっしょくたにしちゃうのも、やや乱暴な気はする。
所詮は夫婦の間の問題なので、夫婦で話せばある程度は折り合いがつくんじゃないかなあ・・・と思うのは甘いのであろうか。

ともあれ。
我が家では今後も刺身が食卓にのぼることはないし、
たまにはパックの状態のままお惣菜を出すことだってあるかもしれない。
でも、楽しく食べられればそれでいいのだ。
このブログでも常々言っていることなのだが、
デブ夫婦にとっては食事は結局のところ『何を食べるか』ではなく『誰と食べるか』が大切ってこと。
たとえ刺身が美しく皿に盛られていたって、
ブスッとした顔してる奴や話が弾まない奴と食ってりゃうまくもなんともないわけで。
刺身をパックのまま出そうと、お味噌汁がインスタントだろうと、
楽しく食べられる人とだったら、何食ってもウマイ。
そんなもんです、人間。

人間の身勝手な大騒ぎをよそに、桜はちゃんと咲くための準備ができているわけで。
ワタシたちも、もう少しどんと構えていたいものだ。
どんと構えて、日々楽しくゴハンを食べていれば、たいがいのことはうまくいくのさ。
そんなわけで、3月もゆるゆる、のんびりいきましょう♪
コメント (2)
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