1号旦那の夏が始まって10日、7月も終わりとなってしまった。明日から8月ですよ! 子どもたちはあと一ヶ月夢のようなお休みが続くのね。さて7月夏休みといえば、デブ夫婦世代が思い出すのは『ラジオ体操』。夏休み開始から31日まで、小学校の校庭で行われていたものだった。
せっかく夏休みが始まったというのに、朝早くから母親に叩き起こされ、眠い目をこすりながら昨日終業式を迎えたばかりの小学校までてれてれと歩いていき、何が楽しいのかみんなでラジオ体操を行う。終わると首からヒモで下げているカードにハンコを押してもらい、最終日まで休まず続けると、ごほうびとしてノートやら鉛筆やらがもらえるというシステムであった。
このラジオ体操、日本で初めて行われたのは1928年(昭和3年)のことだったそうな。で、夏休みに子どもたちにラジオ体操をさせることになったのが1930年。『子どもたちに規則正しい生活をさせる』ことを目的として、東京神田で始められたのだという。今のラジオ体操になったのは1951年のこと。というわけでラジオ体操は今年で85年を迎えることになる。
しかしこの間聞いたんだが、今はラジオ体操って夏休み最初の1週間しかやらなかったり、地域によっては開催しなかったりするんだそうな。その理由のひとつが『うるさい』という苦情がくるからとか何だとか・・・。そりゃあ朝6時半から大音量でラジオを流すわけだからうるさいっちゃーそうなのかもしれんが。あとは少子化もあり、子ども会へ参加する親も減り、昨今は何かと物騒なので防犯対策もとらなきゃならん・・・となると、開催自体が結構大変らしいのだ。何かが起こったら面倒、ならばやめちゃえということなんだろうか。そう思うと、デブ夫婦世代ってのは、最後の『おおらかだった時代』なのかもなあ・・・。
ゆえに今の子ともたちにとっては、ラジオ体操=夏休みという感覚じゃないんだね。アタシなんざ子どもの頃から早起きが苦手だったもんで、朝6時前に起こされて学校まで行かなきゃいけないということだけで苦痛だったもんだ。その苦痛のごぼうびがノート一冊ってのも、子どもながらにやりきれなさを感じていた。高学年になったらほとんど行かなくなっちゃったしなあ。が、それでも、ラジオ体操が終わって家に帰ってもまだ7時。そこから二度寝をしたり、本を読んだりするのはそれはそれで得した気分になれて楽しかったような気がする。
子どもたちは夏休みのラジオ体操をしなくなったようだが、今になって大人の間ではラジオ体操が復権していて、本やDVDが結構売れているってのも面白い現象である。コレ、1年ほど前にデブ夫婦もいつものように『買ってみる!?』と、一瞬だけ盛り上がりを見せたのだが『ウチの場合、買ったことで満足してラジオ体操自体はやらない気がする』と思いとどまった覚えがある(*^^*ゞ まー買わなくて正解だったわけだが。
ラジオ体操そのものは、きちんとやればカラダにいいものなんだろうから、ごくたまーに第一だけやってみたりしている2号嫁である(*^^*ゞ
さて、夏バテ防止には運動よりも食! というデブ夫婦、7月夏休みに入ってからこんなものたちを作ってみましたよ♪
スーパーで新生姜が売っているのを見つけて、『そういやウチの岩○の新生姜、もう無かったなあ』と思い、ひさかたぶりに作ろうと思い立った次第。
作り方は・・・2号嫁がやるものなのでいたって簡単♪
生姜を適当にスライスして、塩振ってモミモミ。水分が出たらビンに入れて、お酢2:砂糖1くらいの割合で煮立てて冷ましておいた甘酢をだーっと注いで冷蔵庫へ入れるだけ~。3時間くらいで食べられるようになる♪ 生姜の刺激が市販品より強いもんで、時々すっごく辛いところがあったりするのだが、これはこれで夏の味としておいしいのだ~。そのままでよし、刻んでチャーハンやちらし寿司に混ぜてよし、天ぷらにしてもおいしい万能選手である。
さらにこんなものも。
コレはいつも地元(津久井)で採れた大豆を使った納豆をたくさん持ってきてくれるオバサマに聞いた料理。
納豆をひきわりにして、みじん切りにした玉ねぎ、ニンジンとよ~~~く混ぜ混ぜする。味付けは適当でいいそうな。辛子と醤油でもいいし、めんつゆでもいいし、だしの素やかつお節を入れてもいいかもしれん。
で、片栗粉か天ぷら粉を少し混ぜて、ごま油をひいたフライパンで両面焼く。それだけ!
焼いた納豆のニオイが気になる人はダメかもしれんが、これまたおいしいのですよ~。納豆が、野菜と混ぜて焼くだけでおつまみにもなるというすばらしさ! 玉ねぎとニンジンの甘さが意外や意外、納豆に合う。この夏の大ヒット献立になりそう・・・なのだが、どうやら我がシュートメはお気に召さないらしい&1号旦那も1個くらいで充分らしいので、せっせと2号嫁が食っております(*^^*ゞ
そんなこんなで明日から8月。8月アタマはまた暑くなりそうだが、うまいもん食って乗り切るべし♪ (`0´)ノ オウ!