小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

ドキュメンタリー映画上映会

2008-10-28 07:25:39 | Weblog
今月最後の平日OFFの朝、休日恒例、妻との早朝ジョグを終えパソコンに向かっている。数日前から、この休日は大潮だし、久し振りに洲崎で磯釣りと楽しみにしていたのだが、昨日の予報は雨。前日から餌を購入、朝一で洲崎ともくろんでいたが、とりあえず様子見。現在はドンヨリとした曇り空、ネットの3時間毎の予報ではお昼までは50㌫、微妙な所だ。

所で先週土曜日、ブログ投稿の後、お祭り広場で行われた、ドキュメンタリー映画上映会に行ってきた。島の青年達?(中にはオジサンもいたか)によるアウトリガーカヌーでの父島~母島往復を中心に、小笠原のカヌーの歴史、カヌーの製作etcをまとめた「心も丸木舟に」と言う物。

正直な所それほど期待していた訳ではなかったのだが、上映が始まった途端、その世界に引き込まれていった。ファーストシーン、水中からのカヌーやパドルの映像と音&BGM、周りから「オ~!」と言う歓声が上がったが、僕も思わず「スゲーじゃん」と隣にいたイチ君(彼は7人のクルーの一人)と思わずビックリ。

この作品の監督ナス君(島の手造り豆腐屋さん)の説明では、映画全体の98㌫は島人の手造りとのこと。改めて島の人達の秘められたポテンシャルにビックリするやら感心するやら。

約50分の上映時間は、残念な事に、アッと言う間に過ぎてしまったのだが、上映の途中、父島を出発したカヌーが母島に到着したシーンでは何処からともなく拍手が起こった。そして上映終了とともにまさにスタンディングオベーション。あちこちから賞賛の声と拍手が沸き起こっていた。僕も勿論大満足、ナス君、貴方はスゴ~い!

蛇足ながら、映画のラスト、南洋踊りの歌(ウラメ、と言う歌なのだろうか、正式な名前分かりません、失礼)のギターソロをBGMに映画は終わるのだが、このギターソロ、映画ウッドストックでのジミヘンの「星条旗よ永遠なれ」と被って、僕にとってはとても懐かしかった。そう感じたのは僕だけかな?

さて外は先ほどより暗くなってしまって、どうも状況はもう一つ。今日は洲崎は諦め、様子を見て青灯かな。

写真は、数日前の早朝ジョグ後の一枚、夜明け前にお月様。残念ながら今日は真暗だった。