小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

ハートロックの季節

2008-10-12 07:15:44 | Weblog
昨日は、久し振りにハートロックへ行って来た。お日様が顔を出すとまだまだ暑い父島だが、少しずつではあるが季節は確実に進み、そろそろ山歩きもと言う気持ちになる今日この頃。以前から一度ハートロックへ連れて行って、とお願いされていた妻の境浦での友人とその又友人、そしてお子さん達、総勢7名での山歩き。

所で小笠原ではこの10月から‘小笠原諸島森林生態系保護地域’内では利用するルートが限定され、利用講習を受け入林申請をした者、もしくはその同伴が無ければ、その限定されたルートの利用が出来なくなってしまった。

平たく言えば、我家のお気に入りハートロックへ行くにも、講習を受け入林申請を出せねば行けないと言う事。と言う訳で先日妻と二人、国有林課へ行きその講習を受け、1年間有効な入林許可年間パスを受け取ってきた。そしてこのパスを持っていれば10名以内の同伴が可能。これでめでたく1年間はお気に入りのハートロックへも、大手を振って出かけられると言う事になる。

蛇足ながら、我家のもう一つのお気に入りスポット、ジニービーチへの陸路の利用は閉ざされてしまった。ビーチ自体の利用は問題ないらしいが、ジョンビーチからジニーへの丘越えの場所が立ち入り禁止となり、事実上徒歩での利用は不可能。ジニーへは、カヤックで行くか船を沖留めしそこからの泳ぎ、そして余りお勧めは出来ないが、潮の上げ下げを読みジョンから命がけ?で泳ぐしかないと言う事になる。

いずれにしても父島一綺麗なジニーの白砂の上に立つことは、今まで以上に敷居が高くなった。カヤックツアーガイドさんには、大きな売りにはなると思うけど。

さて昨日のハートロック、天気予報は思わしくなく昼からは雨の予報。9時前いつものように我家を徒歩で出発した頃は、薄日も射しまずまずのコンディシン。ところが亜熱帯農業センターを過ぎた辺りから、ポツリポツリ、妻と顔を見合わせ「ちょっと早すぎない」としかめっ面。しかし皆さんとの待ち合わせ場所、八瀬川の駐車場に着く頃には雨も上がり、再び薄日も。せめてランチタイムまでは何とか天気がもってくれる事を祈り、ハートロック目指して元気に出発。

先週からの雷に豪雨もあり、足元の泥濘を心配していたのだが、思っていたほどでもなく、そしてお天気もまたしても父島の天気予報、良い方に見事大外れ。雨どころかほとんど晴れの一日で、終わってみれば絶好のコンディション。きっと昨日のお客さんさんの中に、晴れ男か晴れ女がいたのだろう。

ガイド役の妻も僕も、ホッと胸を撫で下ろす最高の一日となった。

写真は昨日のメインガイド。