小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

嵐の休日

2008-10-08 17:24:48 | Weblog
今月はオガマルの運航日と暦の関係で、妻も僕も平日のお休みが結構ある。今日もそんな一日、完全OFFの日だ。

せっかくの休日だったが、朝早く稲光と雷の音で目が覚めた。いつもなら丁度起床の時刻、しかし流石の妻も休みと言う事もあり、雷とあの雨では早朝ジョグのスタートをチョッピリ遅らせた。そんな訳で今日はいつもの休日より1時間遅く、ジョグをスタート。この時間だとすでに明るく、いつもと違った走り出し。途中何人かのジョガーともすれちがった。

湾岸通りから見る境浦も扇浦も、鏡のようなベタ凪。このまま雨が上がってくれれば良いのだが、天気予報は思わしくない。

帰宅後とりあえず雨は上がっており、僕は良く外れる父島の天気予報が良い方に外れる事を願って、青灯での釣りへ。妻には読書と言う雨の日にも負けない素晴らしい趣味があるのだが、僕は晴耕雨読の雨読は、残念ながら持ち合わせていない。

9時前青灯に腰を下ろし、早速第一投。狙いは勿論ムロ。しかし、今日も浮きは沈むのだが上がるのは外道のシマムロばかり。冷やかしに来ていたトコさんは「ツミレにすると、美味いんだけどな」とニヤニヤ。

その後ジェームスもやって来て二人でムロ狙い。しかし段々と雲行きが怪しくなり、雷に雨も落ちだしてきてしまった。その時、僕の竿にアタリが。手応えも充分、引き寄せると本命ムロだ、と気合が入ったのだが、取り込む瞬間ばらしてしまった。そして待っていたかのように大雨と突風。しばし釣りは中断して雨宿り。

ここでとんだハップニング。小笠原高校の体育の授業、ウインドサーフィンが突風に煽られ前浜沖から何艇か流され、青灯に流れ着く艇も。丁度顔見知りの高校生だった事もあり「前浜まで乗ってってあげるよ」とバトンタッチ。オジサン、チョッピリ不安もあったがそこは気合一発、久し振りのウインドだったが何とか前浜に無事到着。思わぬ所でウインド楽しむ?事ができた。

その後も強い雨は治まらず、濡れた体も冷え切ってしまった為、釣り道具は置きっ放しで一旦帰宅、シャワーで暖を取り、雨の止むのを待って再び青灯へ。こんな自由が利くのも、小笠原ならでは。

そして執念と言うか、ムロ1本を何とかゲット。嵐の休日、終わってみればメデタシ、メデタシ。

今日は写真が無く、先日撮った境浦での一枚。出来ればこんな日にノンビリ釣り糸を垂れたい物だ。