リゾット

今日の小笠原は梅雨空に逆戻り、朝一番で雨が落ちてきたがその後は今にも降りそうな曇り空の一日だった。南よりの風も結構吹いており海は時化もよう、そのせいか海洋センターは珍しく見学の人達で賑わった。流石昨日入港のオガマル400人近い乗船客を乗せて来ただけの事はある。

そのオガマルで海洋センターに男性のボランティアが久し振りにやって来た。恒例の初日の夕食会で決まるニックネームはまだ確定していないらしい、エミネムのTシャツを着ていたのでここでは便宜上エミネムと呼ばせてもらう。

そのエミネムいきなり本日の食事当番。台所を覗くと包丁の小気味良い音、エミネムが玉葱を切っている、しかも目にしみると目をつぶっての包丁さばき、ウームこれは只者ではないな。

海風に当たりながら読書していたら
「コウさんご飯です」の声。
待ってました、そして何と本日のメニューがリゾット。海洋センターでの昼食リゾットなんて有り得ない、しかもこれが事の外美味、いやーホントびっくりしました。
「エミネム、ご馳走様でした！」

男1人で何となく寂しい思いをしていた昼食時、唯でさえ男性ボラ大歓迎なのにこの料理の腕前、
「よく来てくれましたエミネム、海洋センターにヨウコソ！食当の回数増えそうだね。」

話はころっと変って写真は昨日撮った、前浜のウインドサーフィンの艇庫。
手前は小笠原高校の体育の授業で使うサーファー艇。昨日も高校生達が頑張っていた。体育の授業でウインドサーフィンなんて流石小笠原。