製氷海岸で釣れた大物？

土曜日、今日はオガマルの出港日で僕は荷役の仕事だが、妻にとっては待ちに待った休日。1月に入って朝の5時過ぎから、途中休憩は有るものの、夜の6時半まで食堂の賄をしている妻、流石に疲れが溜まっているようで、昨日は昼のジョギングお休みすしたようだ。

お休みする勇気も必要だと思うのだが、妻曰く「疲れすぎて、寝込んでしまいそうだった」との事。

朝5時半、妻の携帯の目覚ましで目が覚めたが、外を確認すると雨。今日は早朝ジョグお休み、再び毛布に包まる。しかし、程なくして起き上がった妻、「もう止んでるよ」とジョギングの用意を始めた。疲れているなら休めばいいのにと思いながら、いつものように早朝ジョグへ。

明け方結構降ったようで、路面は濡れていたが、幸いにもその後雨に降られる事は無かった。体は疲れているようだが、妻の足の具合は快調のようで、今日も我家にしてはなかなかのペースで無事完走。

シャワー、朝食の後、慌ただしく荷役の仕事へ。午前中突然の雨でカッパを着込んだが、その雨もすぐに上がり、今日の出港日も荷役作業は順調に終了。

ところで荷役仲間で1月20日から2月一杯、イカ釣り大会が始まった。期間中最も重いイカを釣った人が優勝。但し、船、カヤックはダメ、磯からの釣果だけで争う。

この島に来て以来、僕がアオリイカを釣ったのはたったの一度だけ。とても勝負にはならないと思うが、自然が相手、何が起こるかわからない。とりあえずは竿を出さなきゃ話にならない。そんな訳で、荷役作業の後は製氷海岸でイカ釣りに挑戦。

今日はチャンプさんのアドバイスで、浮きを使ってのイカ釣りに初挑戦。製氷海岸はエダ珊瑚で有名な海岸、しかも水深が浅い。つまりすぐ根掛かりしてしまう。「浮き下を浅くし、浮き釣りすればいいじゃん」なるほど、チャンプさんのアイデアすぐ実行。

以前ここでのイカ釣り、何回も根掛かりして四苦八苦した経験があったが、今日は快調、根掛かりの気配は全く無い。これでイカ釣れれば言う事ないのだが、なかなかそうは行かない。

5時前になり、湾口の雲に夕日が入り、いい感じ、シャッターチャンスだ。竿を置きデジカメでパチり。そして再び竿を取りリールを巻くと、いや～な手応え。近くで遊んでいた顔見知りの中学生が飛んできたが「根掛かりだよ！」と僕。「な～んだ、ビックリした」と彼ら。

油断して写真撮ってたら、見事小笠原を釣ってしまった。最後は糸が切れ、イカバケはパー。

写真はイカバケを代償に撮った一枚。高い写真になってしまった。