小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

父島銀座?

2007-12-30 17:49:18 | Weblog
今日は妻との早朝ジョグの後、天気予報はパッとしなかったが、雨覚悟、最強の漁協カッパ上下持参で、青灯での釣りへ。

朝から青灯での釣りは久し振り、8時前青灯には観光客と思われる親子連れが2人。「どう、何か釣れた?」僕の問いに、ルアーを投げていた息子さんは「まだ何も」と元気に応えてくれた。彼は中学2年生、お父さんの話では、昨日のオガマルで来島、5日の船で帰るそうだ。

サビキでシマムロが上がるのを見たお父さんは、息子と相談。どうやら自分の釣り道具を宿へとりに帰ったようだ。しばらくして道具一式抱え戻ってくると「隣でやらせてもらいま~す」と親子で釣りを始めた。

世間話を時々しながら、のんびり釣り糸を垂れる。しばらくしてお父さんの竿がしなった。やや苦労してあげる「シマアジだ、やった!」こちらはやられたって感じ。すぐサビキからオキアミのえさ釣りに仕掛けを変え、シマアジ狙い。しかし浮きはピクリともせず、おまけに大粒の雨が、最強のカッパの出番である。

丁度その頃、二見湾には大型の客船‘きそ’が入港。青灯は俄然活気ずく。一万トンを越える大型客船の為、桟橋に直接接岸する事ができず、沖留。島の漁船が乗船客をピストン輸送、所謂通船と言う奴だ、その発着場所が青灯の裏の岸壁。

釣り好きの人達が、入れ替わり立ち代わり現れ「何が釣れるんですか?」「何か釣れました?」質問攻めだ。その頃には、顔見知りの釣り人も何人か釣り糸を垂れ、久し振りに賑やかな青灯となった。

しかし釣果の方はさっぱり、外道ばかり、しかし最後にデカムロが一本上がり、今夜のおかずは何とか確保する事ができた。

ところで先ほどの親子連れ、なんとチャンプさんやマーカスの友人らしく、世の中狭いとビックリ。それと後でよ~く見たら、シマアジではなくホシカイワリだったが、とても美味しい魚、今夜は刺身で乾杯かな。

夕方、珍しく妻と歩きで街まで買い物に出かけたのだが、メインストリートの人の多さと、行き交う車の多さにビックリ。昨日のオガマルの乗船客と、観光船の観光客が町に溢れており、さながら父島銀座のノリ。

妻と「久し振りに、沢山の人見たね!」と感心してしまった。

写真は本日実践初デビュー。愛車アルプスの釣り人仕様。エンビのパイプをリヤのフレームに取り付け、釣竿をさせるようにしたもの。