小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

見送り

2006-08-25 17:26:11 | Weblog
今日は息子の風太帰京の日だ、出航は2時、天気はまあまあ朝から時折日が差し込んでいる。

「午前中どうする、泳ぐか?」
「泳ぐよ!」

という事で今日は近場の製氷海岸で出航前の午前中、素潜りすることにする。製氷海岸は以前ボランティアをしていた海洋センターの前に広がる海岸で我家から自転車で5分足らず、岸から50メートル程の所に漁協の生簀がありそのためか魚群が多く、そしてエダサンゴの群生でよく知られている海岸でもある。

この所連日のツアーや素潜りで疲れも溜まっているのか、昨夜も随分早く寝ていたようだが最終日半日でも潜りたいとは風太もオモイッキリ素潜りにはまったようである。

今日の製氷海岸はベタ凪だが、昨日の宮之浜同様透明度はもう一つ、ただ魚は相変わらず豊富におり、ロクセンスズメダイの本当に小さな稚魚がエダサンゴの上で群れており綺麗だった。フウタはサンゴの陰でアカバを見つけたようでさかんに指差していた。どうも泳ぎ釣りを始めてからアカバに異常に反応するようになってしまった。内地ではアカハタと言って高級魚らしいからネ。

我家でシャワーの後弁当を持って前浜へ、出航前の一時を過ごす家族連れやグループ、地元の親子連れがチラホラ。我々はのんびりランチ。

1時半に仕事の終わる妻と待ち合わせ、乗船する息子を見送る。今日は先日バーベキューをご馳走になったヤグッチャンの長女エコちゃんも見送りに来てくれた。

乗船してデッキに姿を見せた風太を確認するとオモイッキリ手を振り、そして3人大急ぎで見送り船に乗船、いつも一番最後まで見送りするパパヤの船に乗せてもらった。

前回春に息子が来島した折の見送りは妻も初めてだったこともあり、オガマル出航直後から涙涙の見送りだったが、今日はいくぶん余裕もあったようだ。僕は今回風太との約束もあり、パパヤの船の2階(立つと結構な高さがある)から飛び込んだ。9人ほど飛び込んだが回りは皆若者ばかり、オジサンちょっと恥ずかしかったがそこは気合一番。

風太、見てたか、又来いよ!

写真はエコちゃんを挟んで風太と妻。エコちゃん今日はどうもありがとう。