小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

チャッピーツアー

2006-08-22 19:58:45 | Weblog
息子の風太の帰京も今週の金曜、小笠原での遊びもいよいよ追い込み段階、今日は風太のまだ行っていない南島上陸を目指し初めて観光船ツアーに参加。

僕は既に何度か南島へ行っているが、風太が好きな紅の豚のモデルになった南島、扇池のアーチを是非見せてやろうと言う親心だ。

観光船と言っても大型船の寄り合い所帯は我家はどうも苦手、ウインドサーフィンでも顔見知り、フルヤ君の友人のチャッピーに御願いする事にした。彼はイタリア製のボートを使ったC-TRIPと言う少人数の観光ツアーをやっている。

ラッキーにも午前中は息子と僕の二人だけ、午後から親子連れの3人が加わったがまさに少人数のツアーで心置きなく海のツアーを楽しむことが出来た。

まず朝一番に行った瓢箪島での素潜り、驚くほどの透明度、やはり外海は一味違う、水深3メートル位の所でばかでかいアカバを発見、こんなに浅い所にこんなやつがいるのかと息子と顔を見合わせビックリ。宮之浜での泳ぎ釣りがなんだかむなしく思えるほどだ。

次は兄島海中公園キャベツビーチ、ここはとにかく魚魚魚、ボートから入水した瞬間魚のほうから寄ってくる、冗談じゃなく素手でつかめそうなほど。風太はあまりにも魚が大群で近寄って来るのでビビッていた。そしてアオウミガメとの出会い、僕も海洋センターの生簀で泳ぐカメは何度も見たが素潜りでは初めて、なんだか懐かしい気持ちになった。

南滝之浦での昼食をはさみ、午後から参加の3人家族を青灯でピックアップ、イルカを探しながら南島へ向かう。

南島鮫池入り口付近で、ピンクドルフィン、パパヤ(いずれも大型の観光船)の船と3頭のイルカを発見、チャッピーからドルフィンスイムでの注意事項の説明を受け入水の準備、
「じゃ行きましょー」
の声で海中へ、かなりの水深の底の方でじゃれ合うように遊ぶ3頭の親子連れ(たぶん)を発見夢中で追いかけるが見えなくなってしまった。他の観光船の大勢のお客さんも同様に追いかけるためイルカもあまり近寄ってこないのだろうか?船に戻り探しては海へという事を何度か繰り返す、他の観光船とも距離が出来たその時、我々の船のすぐ横に背びれを発見、再び海へ。

海底をゆっくり泳いでいた3頭のイルカが突然こちらの方に浮上してきた、そしてその1頭は風太にぶつかりそうなほど接近、思わず風太が避けるほど、その後チャッピーと水中で宙返り、本当に遊んでいるようだった。

これがドルフィンスイムか、確かにハマルナと実感。風太の感激は言うに及ばず。

ラストは本日の第一目標、扇池のアーチを見てテンコ盛りのC-TRIPツアーを終えた。チャッピー本当にお世話様、風太も大満足してます。

写真はイタリア製ボートの上でチャッピーと風太。