MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

紅梅開花と身近な野鳥

2015年01月26日 | あらかると

朝からどんよりと曇っていたが、
正午前から日光が射してきたので近隣をポタリング。

市川市大町周辺は梨畑が多いが、
その梨畑の端にあった紅梅が一輪だけ咲いていた(巻頭の写真)。

蕾も大分膨らんでおり、一両日中には更に開花するものと思われる。
他の場所でも紅梅の開花を発見しているので、
これからのフィールドへのポタリングは楽しめそうである。


13時から14時の約一時間は「大町公園」を散歩。
暖かかったためダウンジャケットのボタンを外しての散歩となったが、
大池では2匹のアカミミガメが温かな陽気に誘われて泳いでいた。


アカミミガメは日本亀のようには冬眠せず、
寒い時は水底の泥の中で過ごし、水温が上がると泳いたり、
岸に上がって甲羅干しをしている。
で・・・・
アカミミガメはもう恋の季節がやってきているのだろうか、
急接近して暫くの間見合っていた。


大町公園は半分ほどが湿地の自然公園で、
湿地帯には八つ橋状のコンクリートの遊歩道が設けられている。
遊歩道から離れた動植物には近付け無いため、
野鳥も意外なほど多い。
雌雄のカワセミなども飛来することから、野鳥観察には面白い場所でもある。

今日は四十雀の20羽ほどの集団に出合った。
足音が近付くと逃げるが、足を止めて観察していると、
再び2~3m程の場所に舞い降りて、採餌していた。


珍しくは無いがヒヨドリも近くまでやってきていた。
その後地上に舞い降りて青草を啄ばんでいたが、
この光景は意外と珍しいかもしれない。
そういえば、
数年前ベランダで栽培していた小松菜を、
葉脈だけを残して啄ばんでいたのはヒヨドリだった。


啄木鳥の仲間「コゲラ」が木の幹を突いていた。
この時期は防音効果のある葉が散っているので、
コゲラの木を突く音は意外と遠くまで聞こえるのである。
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白梅開花

2015年01月25日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

二十一世紀の森と広場にある小さな梅林で、
早梅の白梅が10輪ほど開花していた。


一年で一番寒いのが2月といわれているが、
白梅の開花によって、春がそこまで来ていることが感じられ、
あと数週間も辛抱すると北風は「弥生三月の東風」と変化することだろう。

当地では、3月に入らないと梅花爛漫とはならないが、
満開で華やぐ梅林よりも、
冬ざれの梅林の中で最初に咲く一輪のほうが感慨深いものがある。


先日満開になっていた蝋梅の花は、
今がピークのようで、一部の木では落花が始まっている。
明るい日差しだったので順光で撮ったが、
その瞬間、弱い北風に乗って運ばれてきた蝋梅の香りに包まれた。

蝋梅にこれほどの芳香があるとはこれまで知らなかったことで、
来年からはこの芳香を意識しつつ花を待つことになるのかもしれない。


寒椿には明るさを増してきた太陽光が射し込み、
赤い花弁が透けていた。
花弁に傷があるのは、餌不足になっている冬の小鳥達によって、
開花直後の花蜜が採餌された為であろう。


もう少し暖かくなって風が止み、
明るい太陽が枯れ草を覆う頃になると、
キタテハやルリタテハなどの越冬蝶が、
陽だまりに姿を現すことだろう。
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朝焼と都心に降りた薄明光線

2015年01月24日 | あらかると

朝焼けは、雲の高さによって出現時間が異なる。
巻雲のような高高度にある雲は、日の出前に茜色に染まり、
積雲のような低空の雲は、日の出後に茜色に染まる。

巻頭の写真と下の写真は今朝の日の出時の茜雲である。


気象の諺に「朝焼けは雨になる」と言うものがあるが、
私の経験値ではむしろ晴れの日が多い。
ということで、
今日の日中は晴れるものだと思って外出計画を立てたが、
結果は、一日中雲に覆われてしまい、
フィールドワークがインドアワークとなってしまった。

「朝焼けは雨」も・・・・時には当たっている。

夕方には日が射してきて、薄明光線も出現していた。


雲の流れと太陽の位置の変化によって、
刻一刻と様々な変化を見せていた薄明光線だったが、
16時過ぎ、都心のビル群の一部が輝いた。
雲間から降りた光の束が都心のビルを照射し、ビルの壁面などが反射したのである(写真中央)。


で・・・このまま夕焼に移行するものと思われたが、
雲の密度が増し、やがて西の空も雲に覆われてしまった。
「夕焼の翌日は晴れ」だが・・・・
明日は「晴れ夕方から曇り」の予報である。


梅の開花のニュースも流れているので、
明日は、梅の花を求めて当ての無いポタリングでもしようかと思う。
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寒風の中をポタリング

2015年01月23日 | あらかると

朝から雲っては居たものの、
10時過ぎからは快晴となったので、
約5km先のイオンモールへ所用に出かけた。

家を出るときには北西の季節風が吹き始め、
電車で行くべきか迷ったが、
行く方向的にはほぼ東で、風の影響は余り受けないと判断し、
裏通りコースをポタリング。

裏通りなので、ほぼ農道ばかりが続き、
下の写真のように、両側が梨畑となっている場所もあって、
強い風が遮られ、意外と快適なポタリングだった。


2日間も雨が降ったためか空気が綺麗で、
まぶしいぐらいの積雲が発生していた。


所用を済まして、石釜パン屋さんの前を通ると美味しそうなパンが並んでいたので、
チーズ入りカレーパン、ビーフカレーパン、レーズンパン3個、
ソーセージの入ったフランスパン(名前不明)を買い求めて持ち帰ったが、
ビーフカレーパン(写真下)は小さな肉塊が3個も入っていて美味しかった。
カスタードのような柔らかいチーズの入ったカレーパンは期待はずれ。


帰宅後更に強くなった季節風は、
冷たさが増し、夕刻には部屋の中まで冷気に包まれていった。

「富士が見える日は風が強い」
と言うのが冬場の関東地方の観天望気だが、
21時を過ぎた今も季節風は窓ガラスを揺らしている。


巻頭の写真は、現地に到着したときに見られた飛行機雲。
部分的な発生で、機影は雲のやや左下にあったが、
交番との組み合わせの面白さにシャッターを切った。
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よわい(齢)の流れ

2015年01月22日 | 写真俳句

サラリーマン時代は、何があっても仕事が優先だったから、
厳しい夏の暑さも冬の寒さも苦痛とは思わず、
いつものバスに乗り、いつもの電車に乗っていたものだが・・・・
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