MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

手賀沼旅情(「みいさんぽ」20-23480)

2008年10月26日 | あらかると
友人に案内されて、激写目的の手賀沼周遊・散策をした。

まず駅前のコンビニで昼食用の菓子パン(コンビニの場合朝が早いと、おにぎりや弁当は前日製造のものが多いのでパンを選択した)と水を買い求め、散策開始。

コースは、我孫子駅→手賀沼公園→手賀沼フィッシングセンター(水上バス利用)→手賀沼遊歩道(ビオトープ、滝下広場、水生植物園、水の館、手賀沼親水広場、文学の広場)→我孫子駅、水上バス以外はすべて徒歩。約18000歩の「みいさんぽ」的小旅行となった。

ページ頭の写真は我孫子市の鳥「オオバン」。別の場所にて食料の一部を千切って投げたら近寄ってきて食べた。人に慣れているようだ。しかし、上野公園不忍池の鴨(人の手から直接食べる)のようには近づくことは無かった。野鳥はこのオオバン程度の距離や間合いが必要だと思う。

手賀沼公園からフィッシングセンターまでの料金300円を支払い、「水上バス」に乗り込むと、船長さんから「ホオジロカンムリヅル」の案内があった(25日のブログ参照)。

*注、今年の「水上バス」は26日で終了。毎年、4月から10月までの土日祝日に運行され、手賀沼公園発は、10:00,12:00,14:00の一日3回である。なお、ほかに遊覧船の運航もあり適宜行なわれているようです。

初めて乗った水上バスからみた「手賀大橋」、橋の右側のたもとには「道の駅」があり、地元の特産品や新鮮な野菜などが販売されていて、レストランもある。春と秋の晴れた日に(年に4,5回)運動不足の解消を目的に、道の駅をママチャリで往復することがある。


フィッシングセンター水上バス発着場。左のブルー色の船が水上バス。40人程度は乗れると思われる。椅子は折りたたみ式のもので質素であったが、湖上からの景色は上品だった。



「カントウヨメナ」

この種の野菊のような花は判別が難しいので避けていたが、濃紫の美しさに惹かれ写真を撮りそして調べた。ちなみに「ヨメナ」は関東地方では見られないようである。撮影地は水生植物園近く



「マメグンバイナズナ」

花の後に付く実が、三味線のバチの形に似ていることから通称「ペンペン草」で知られるナズナの仲間である。私にとっては初めて見る花だった。偶然に蜘蛛の子も写しこまれた。



「手賀沼堤防の雑草」

フィッシングセンターを出てまもなくの遊歩道にて撮影。雑草の紅葉すなわち冬への準備に「もののあはれ」を感じた。



「水の館展望室より手賀沼を望む」

前からあることは知っていたが初めて入館した。展望室からの眺望が素晴らしい。
なぜかプラネタリウムの施設があり、無料で鑑賞することが出来るのもうれしい。上映時間は40分と本格的である。今回は時間的な関係で鑑賞はしなかったが、楽しみは少し残しておくことも必要なのだ。

これまで何度か対岸まで来ているのに、このような眺望に接することが出来なかった今日までを悔やんだ。
「知らない」ということは多くのチャンスや、ひいては人生の喜びまでを失うことと成りかねないのである。そして人はいかに知らないことの多すぎることか・・・

下の写真は、合成したため道路などが不自然になっているが、おおよその眺望ということで掲載した。右上の茶色の部分は蓮の群生地。夏もまた素晴らしい眺望が見られることだろう。そして遊歩道に植えられた桜の咲く春も・・・・
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頬白冠鶴(ホオジロカンムリヅル)、手賀沼に現れる。

2008年10月25日 | あらかると
アフリカ大陸でしか生息しない珍鳥「頬白冠鶴」が、手賀沼の手賀沼公園にある水上バス発着場近くに現れた。

25日午前10時前に水上バスに乗るために手賀沼公園に行ったが、なにやら聞きなれない鳴声が聞こえてきた。声の聞こえる方向に目をやると、黒っぽい頭に毛のあるような大きな鳥が、水上バス発着場施設の屋根の上に止まっていた。
頁頭の写真(我孫子市在住T.K氏撮影・提供)

見たことも無い鳥は一見孔雀のようにも見えたが、船に乗り込んだところ、船長から「ホオジロカンムリヅル」という名で、日本にも数羽しか居ない珍鳥との説明があった。
最近茂原の施設から逃げた鳥ではないかと問い合わせたらしいが、その鳥は逃げた近場に居るので違うらしいとのことであったが、真相は不明である。また、ネット検索をするとすでに9月下旬には手賀沼で目撃されていたようだ。

それにしてもアフリカ育ちの頬白冠鶴が、これから寒くなっていく日本で無事に生息できるものか心配になった。

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穂紫蘇とベーコンのスパゲッティ

2008年10月24日 | たべもの・料理
田舎で食べた穂紫蘇(紫蘇の実)の天麩羅が、素朴で美味しかったので、その紫蘇の実を使ってスパゲッティを作ってみた。

「紫蘇の実」・・・今回は大葉の紫蘇の実を使った。


洗った紫蘇の穂から実の部分だけをちぎって置く。



スパゲッティを茹でている間に、ニンニクとベーコンを炒める。(ニンニクを炒める時は、オリーブオイルで茹でるような感覚の弱火で行なう)


ニンニクの色が変わり始めたら、紫蘇の実と鷹の爪(赤唐辛子)を入れ、やはり弱火で火を通していく。ころあいを見計らって鷹の爪を取り除いておく。


後は茹で上がったスパゲッティを入れて混ぜれば完成です。スパゲッティを混ぜるときに湯で汁を少し入れると食べやすくなります。ただし、ベーコンは塩分が多いので入れすぎには注意。


下の写真は精進揚げ。紫蘇の穂を揚げて見た。これが意外と難しく、衣は相当薄くしないと美味く上がらない。紫蘇の実が一個一個独立した状態で揚がればプロ級。


穂紫蘇とベーコンのスパゲッティはまあまあの出来上がりだった。ただ、紫蘇の香りが天麩羅ほどには残らず、紫蘇の風味がやや失われていた感じがしたので、次回は、実をてんぷらに揚げてから絡めて見ようと思う。
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「みいさんぽ」 (19-14523)

2008年10月23日 | あらかると
数年前、果樹園の近くで小さな朝顔のような花を見つけた。赤や白そして中間色など・・・野草図鑑を調べても乗ってなかったのでそのままにしていた。秋の川原や田んぼの畦道などを歩いていると良く目に付く花である。
頁頭の写真は「マメアサガオ」・・見たまんまの名前だったことに驚いた。

「ベニバナマメアサガオ」・・とこれも予想通りの名前。


ということは・・・下の写真の名前は「アカ・・」。と思った。
「マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)」だった。


「ムラサキサギゴケ」、これも小さな花である。やはり畦道などで咲いている。完全に草なのに、苔という名が付いているのが気になったが・・・

花の大きさを1円玉と比較してみた。


ちなみにこの写真を撮ったのは昨日。餌を投げると小さな魚が群がってくる川のよどみを発見し、そこに釣りに行った。予想ではその川にてよく釣れる「諸子」では無いかと思われたが、いざ釣り糸を垂れるとなかなか釣れない。いろいろ工夫して最初にかかったのが「クチボソ」・・やや上を向いた口の持ち主で、餌取りの名人である。9割がこのクチボソで1割が諸子だった。
川の水がやや澄んでいたので、餌をつけた針を落とすとすぐに魚が寄ってきて、餌を上手く食っている様子が見えた。
2時間ほどで30匹近くを釣り上げ、すべてリリースした後、上記の写真を撮った。
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国営ひたち海浜公園にゆく

2008年10月22日 | あらかると
今が満開のコスモスと、紅葉したコキア(箒草)が少し残っている、ひたち海浜公園に行った。貸し自転車を借り、あちこちを回ったが、メインはやはりコスモスだった。
頁頭は「見晴らしの丘」の周囲に広がるコスモス畑の風景。あまりにも多いのでぼんやりとるとこんな風景が撮れてしまいます。

下の写真はコキア。二人の女性が写っている上のほうのコキアはもう枯れてしまっています。植えられているコキアの8割程度が枯れていました。


みはらしの丘に登り始めてまもなくの場所からの光景。丘の周辺に来た人は殆どが登っているようだ。


中腹からの光景。右上に白い建造物か移っていますが「幸せの鐘」と名前が付けられていて、時折鐘の音が聞こえていました。中腹まで来ると海全体がが見えてきます。海と空の境界が不明だったので撮影はしなかったが、美しかった。


丘の頂上から公園を見渡す。林に囲まれた広大な芝生の広場があり、更にその先には観覧車などの遊戯施設がある。写真の手前に写ったセイタカアワダチソウは、この時期どこに行っても見られる。もしかすると「外来種」なのに日本一株数の多い雑草かもしれない。


途中にあったハーブ園で咲いていた花。名前は調査中。



同じハーブ園に咲いていた「ハマギク」。茨城県から青森県にかけての太平洋沿岸に自生する多年草で、葉が肉厚で光沢がある。(この記事を投稿後海浜公園のホームページで「ハマギク」と確認されたので追加した)


帰ってきてから海浜公園のホームページを見たら「ローズガーデン」もあった。秋薔薇の季節で美しいはずなのに、園内は「コキア紅葉」「コスモス満開」の看板しか出ておらずやや不親切かも。園内地図はあったが・・・「秋薔薇が満開です」とでも書いてあればよかったのに・・・・
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