MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「みいさんぽ」 (16-14483)

2008年10月18日 | あらかると
今日の散歩は余り収穫が無かった。
秋の公園の落ち葉が美しかったので撮ってみた。地面には苔の生えているところもあり、ベンチは朽ち果てる寸前の状態だった(頁頭写真左上)。私の住む市と隣の市の管理状況の差を見る思いだった。

宅地造成地域なのだろうか、傾斜角30度近い坂道があった。めったに無い急坂なので登ってみた。家は無く半分程度が農園になっていた。

この造成地の一番上にはセイタカアワダチソウがあちこちで咲いていた。花としては今日唯一のものとなった。それほどに写材の無いコースだったということである。


貸し農園の中に、外袋が網のようになった「鬼灯」を見つけた。虫が繊維質を残して食べたのか、自然に柔らかい部分が腐敗したのかは分からないが、なぜか日本人のDNAに語りかけるような美しさがあった。


最近就寝が遅くなっているので、散歩の出発時間も遅い。約1万歩歩いたところに川の支流があり、調整池のような広場があった。そこで用意していた昼食を取った。
近くの草叢に蟷螂が飛んできた。最初は逃げていたがそれでも私のカメラが追いかけるので、逃げるのを諦めたようだ。マクロ撮影をした。撮った枚数は8枚。そのうちの4枚に蟷螂の触覚清掃場面が写っていた。余り見ることの無い光景なので、その4枚をアップ。

右の触覚にくもの巣のようなゴミが絡まっている。


触角を絡ませてそのゴミを取ろうとしていた。


取れなかったのだろう、今度は触角をくわえて強引に取っている


ゴミが取れた後の蟷螂の表情はなんとなくすがすがしく見えた。
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