MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「みいさんぽ」 (18-6H)

2008年10月20日 | 写真俳句
今日も朝からフィールドに出た。前回は南フィールドだったが今回は北フィールド。
まずページ頭の写真から。
満開のセイタカアワダチソウに止まる蝶も、羽が破れていてなんと無く痛々しい。
破蓮(やれはちす)なら、人の浮世に重ねて静寂であるが、生き物の傷ついた姿は哀れである。弱い秋風に遊ばれつつ今日の糧に必死である。「秋風や」は「に」だったかもしれないが、「に」では秋風に吹かれるのは蝶だけになるが、「や」にすることによって作者である私も秋風の心地よさを享受しているという広がりが出てくる。

蕎麦の花のようなものが咲いていた。調べてみたが判らなかった。草の特徴や咲き方は蕎麦そのものだった。遠目には「ミゾソバ」にも見えたがそうではなかった。



畦道にゲンノショウコが咲いていた。今日一日で4箇所ほどで見つけたがいずれも赤い花だった。野草図鑑などによると関東には白い花のゲンノショウコが多い、などとあるが、今のところ5対1ぐらいの割合で赤系の花が多い。


「鰭田牛蒡(ヒレタゴボウ)の花」
ヒレタゴボウは外来種の植物で、稲刈りを終えた田んぼなどに咲く。黄色なのでよく目立ちます。写真そのものは、前に撮ったものであるがまだあちこちに咲いているので掲載した。
5枚の花弁の花には、5枚の萼がつき、5の倍数の雄蕊が付き(ゲンノショウコ)、4枚の花弁の花には、4枚の萼片がつき、4の倍数の雄蕊が付く(ヒレタゴボウ)。なんでもないこんな法則が面白い。


次に出てくるタデの仲間なのだが、詳細はわからない。花の咲いた形が桜に似ている「シロバナサクラタデ」では無いかと思い掲載。葉脈がはっきりしているなどの特徴がある。



「オオケタデ」
花の大きさも草の背丈も大きく、野生でも多く見られるが、鑑賞に値する花を咲かすので、庭の片隅などに栽培する人も多い。花の美しさは肉眼でも確認できるが、マクロ撮影によって拡大されると、とてもタデ科の花とは思えないほどの華やかさを感じる。



「セイタカアワダチソウ」の大群落である。セイタカアワダチソウはその旺盛な繁殖力により、やがては群生した土地の養分を使い果たす。大群落を形成した数年後には養分不足で消える運命にあるが、このような河川敷では、養分は絶えず上流から運ばれてくるので、消えてしまうことは余り無く、昨年もこの写真程度の群落を形成していた。


以上今日は昼食時間などを含み、6時間にわたる自転車と徒歩を織り交ぜた散歩になった。
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納豆カルボウドン(カルボナーラ風饂飩の納豆掛)

2008年10月20日 | たべもの・料理
茹で上げた熱々の饂飩に(熱くないと失敗します)、醤油を掛け(出来れば生醤油が良い)生卵を乗せて、一気にかき混ぜる。この時点で何気なくカルボナーラ風。
生クリームや油を一切使わないのでヘルシーです。
その上に市販の納豆をかき混ぜて(可能なら刻んだキムチを入れる・キムチの代わりに七味唐辛子でも美味しい)、饂飩の上に乗せ、刻み海苔をかける。単純だが美味しい。なおキムチを入れる場合は市販のソバツユのほうが美味しく仕上がります。

美味しさのコツは、醤油加減。最初は薄めに作り、自分の好きな塩加減になるまで醤油を加える。納豆のたれを使う場合はやや薄めに調整する。


「ニラレバナッタマ(韮・レバー・納豆・卵)」という料理がある。

あるといっても浦和の一杯飲み屋さんの常連だけしか知らないが・・・・・
名前の通りで、レバーは焼き鳥用の焼いたものを使う。これらの食材を、塩または醤油、あるいは焼き鳥のたれなどを混ぜてフライパンの上で焼いたものだが、卵は半熟程度に仕上げる。意外と美味しい。
風邪を引いたときや風邪の予防には栄養満点の料理だ。
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