今日も朝からフィールドに出た。前回は南フィールドだったが今回は北フィールド。
まずページ頭の写真から。
満開のセイタカアワダチソウに止まる蝶も、羽が破れていてなんと無く痛々しい。
破蓮(やれはちす)なら、人の浮世に重ねて静寂であるが、生き物の傷ついた姿は哀れである。弱い秋風に遊ばれつつ今日の糧に必死である。「秋風や」は「に」だったかもしれないが、「に」では秋風に吹かれるのは蝶だけになるが、「や」にすることによって作者である私も秋風の心地よさを享受しているという広がりが出てくる。
蕎麦の花のようなものが咲いていた。調べてみたが判らなかった。草の特徴や咲き方は蕎麦そのものだった。遠目には「ミゾソバ」にも見えたがそうではなかった。
畦道にゲンノショウコが咲いていた。今日一日で4箇所ほどで見つけたがいずれも赤い花だった。野草図鑑などによると関東には白い花のゲンノショウコが多い、などとあるが、今のところ5対1ぐらいの割合で赤系の花が多い。
「鰭田牛蒡(ヒレタゴボウ)の花」
ヒレタゴボウは外来種の植物で、稲刈りを終えた田んぼなどに咲く。黄色なのでよく目立ちます。写真そのものは、前に撮ったものであるがまだあちこちに咲いているので掲載した。
5枚の花弁の花には、5枚の萼がつき、5の倍数の雄蕊が付き(ゲンノショウコ)、4枚の花弁の花には、4枚の萼片がつき、4の倍数の雄蕊が付く(ヒレタゴボウ)。なんでもないこんな法則が面白い。
次に出てくるタデの仲間なのだが、詳細はわからない。花の咲いた形が桜に似ている「シロバナサクラタデ」では無いかと思い掲載。葉脈がはっきりしているなどの特徴がある。
「オオケタデ」
花の大きさも草の背丈も大きく、野生でも多く見られるが、鑑賞に値する花を咲かすので、庭の片隅などに栽培する人も多い。花の美しさは肉眼でも確認できるが、マクロ撮影によって拡大されると、とてもタデ科の花とは思えないほどの華やかさを感じる。
「セイタカアワダチソウ」の大群落である。セイタカアワダチソウはその旺盛な繁殖力により、やがては群生した土地の養分を使い果たす。大群落を形成した数年後には養分不足で消える運命にあるが、このような河川敷では、養分は絶えず上流から運ばれてくるので、消えてしまうことは余り無く、昨年もこの写真程度の群落を形成していた。
以上今日は昼食時間などを含み、6時間にわたる自転車と徒歩を織り交ぜた散歩になった。
まずページ頭の写真から。
満開のセイタカアワダチソウに止まる蝶も、羽が破れていてなんと無く痛々しい。
破蓮(やれはちす)なら、人の浮世に重ねて静寂であるが、生き物の傷ついた姿は哀れである。弱い秋風に遊ばれつつ今日の糧に必死である。「秋風や」は「に」だったかもしれないが、「に」では秋風に吹かれるのは蝶だけになるが、「や」にすることによって作者である私も秋風の心地よさを享受しているという広がりが出てくる。
蕎麦の花のようなものが咲いていた。調べてみたが判らなかった。草の特徴や咲き方は蕎麦そのものだった。遠目には「ミゾソバ」にも見えたがそうではなかった。
畦道にゲンノショウコが咲いていた。今日一日で4箇所ほどで見つけたがいずれも赤い花だった。野草図鑑などによると関東には白い花のゲンノショウコが多い、などとあるが、今のところ5対1ぐらいの割合で赤系の花が多い。
「鰭田牛蒡(ヒレタゴボウ)の花」
ヒレタゴボウは外来種の植物で、稲刈りを終えた田んぼなどに咲く。黄色なのでよく目立ちます。写真そのものは、前に撮ったものであるがまだあちこちに咲いているので掲載した。
5枚の花弁の花には、5枚の萼がつき、5の倍数の雄蕊が付き(ゲンノショウコ)、4枚の花弁の花には、4枚の萼片がつき、4の倍数の雄蕊が付く(ヒレタゴボウ)。なんでもないこんな法則が面白い。
次に出てくるタデの仲間なのだが、詳細はわからない。花の咲いた形が桜に似ている「シロバナサクラタデ」では無いかと思い掲載。葉脈がはっきりしているなどの特徴がある。
「オオケタデ」
花の大きさも草の背丈も大きく、野生でも多く見られるが、鑑賞に値する花を咲かすので、庭の片隅などに栽培する人も多い。花の美しさは肉眼でも確認できるが、マクロ撮影によって拡大されると、とてもタデ科の花とは思えないほどの華やかさを感じる。
「セイタカアワダチソウ」の大群落である。セイタカアワダチソウはその旺盛な繁殖力により、やがては群生した土地の養分を使い果たす。大群落を形成した数年後には養分不足で消える運命にあるが、このような河川敷では、養分は絶えず上流から運ばれてくるので、消えてしまうことは余り無く、昨年もこの写真程度の群落を形成していた。
以上今日は昼食時間などを含み、6時間にわたる自転車と徒歩を織り交ぜた散歩になった。