昨年の10月15日以来の大津川逍遥となった。
今回の目的は、のんびりとした散策と、
巻頭の写真の「野原の野菜畑」ならぬ、野の恵みの採取。
と・・・・
桜の開花とともに開花する「逆井のカタクリ群生地」の下見。
11時ぐらいまでは曇っていて肌寒かったが、
徐々に晴れて来ると、春の陽気に包まれた。
そんななか、
直ぐ近くの川岸に見たことのない野鳥が一羽。
忙しなく採餌中で、意外と敏捷に飛んで居る虫などを捕食していた。
嘴がやや長く「シギ」の仲間のようだ・・・・・
約1時間ネットで検索したところ「尾白当年(オジロトウネン)」で、
珍しい野鳥のようである。
野鳥で良く見られたのが「鶫(ツグミ)」で、
繁殖期になると羽の色が濃くなる婚姻色だった。
朝方は見られなかった紋白蝶が、
陽が射すと共にあちこちに現れ、日光浴をしたり、
オオイヌノフグリや菜の花などで吸蜜していた。
繁殖期に入っている紋白蝶は、自転車のスポークの輝きを雌と勘違いする様で、
時々追いかけられた。
「逆井のカタクリ群生地」
朝方下見した時点では開花は確認できなかったが、
午後には数輪が開花していた。
が、
まだ蕾みも少なく、桜と同様にあと1週間ほど先が見ごろではないかと思われる。
ちなみに昨年は4月9日に満開状態になっていた。
下の写真は開き始めたばかりのカタクリ。