「啓蟄」にふさわしい「うららか」な一日となり、
近所の「唐実桜(カラミザクラ)」は満開を迎えていた。
桜の花には、西洋蜜蜂が飛来して、吸蜜と花粉集めに余念が無く、
カメラを1cm近くまで近づけても「我関せず焉」で採餌していた。
近くに咲いていた「灯台草」にも西洋蜜蜂がやってきていたが、
今年はまだ「日本蜜蜂」の確認が出来ていない。
大町公園内では「褄黒横這(ツマグロヨコバイ)」が姿を現した。
稲などの害虫で、イネ科の枯草などで越冬していたのである。
この時期に成虫で見られる昆虫の仲間は、
ほとんどが越冬していた個体であることが多い。
明日は雨でやや冷え込むとの予報が出ているが、
一雨ごとに昆虫の種類も増えることだろう。