MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

黄揚羽蝶、褄黄蝶、瑠璃小灰蝶、天狗蝶など

2017年03月30日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


公園内のベンチで陽に当たって居ると、
ジーンズから太陽熱が太腿に伝わってくるほどの暑さを感じた。

暖かい陽気に誘われて昆虫達の動きが活発になってきた。
特に紋白蝶や筋黒白蝶の姿は園内全体に見られるほどだった。

更にこの時期にしては珍しい「黄揚羽蝶」が、
ムラサキハナナ(諸葛菜)の群生地を飛び回り吸蜜活動に余念が無かった(巻頭の写真)。

翅の左側が欠損していたり、腹の大きさや色、
あるいは人の近くまで寄ってきて吸蜜するなど、人馴れしていることから、
今年生まれと言うよりも、越冬していたものと思われる。


「瑠璃小灰蝶(ルリシジミ)」
先日も紹介しているが、今日は翅を開いて陽に当たっていた。


さらに、園内の常連さん情報に寄ると「ツマキチョウ」が現れたと・・・。
で・・蝶を撮って居た人にたまたまその情報を伝えると、
「私も撮りました」と、画像を見せていただいた。
ツマキチョウの飛翔の特徴を掴んでおり、間違いのない情報だった。

ツマキチョウは春先にだけにしか見られない貴重な蝶なのである。
下の写真は、昨年3月31日に撮影。


昨年の同じ日、天狗蝶にも出会っているので、
もしかすると一両日中には遭遇できるかもしれない。
こちらも頭数が少なく、出会うことが出来れば幸運と言えるだろう。


明後日には寒の戻りがあり、日中の最高気温が10℃を切り、
降雪も考えられると言う。
健康には留意しなければならないようである。
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