昨日は久し振りのポタリングで、十分なペース配分が出来なかった事などから、
今日はその後遺症である腕と脚の筋肉痛である。
ママチャリでのポタリングなら腕までは痛くならないのだが、
クロスバイクの場合、走行中はやや前傾姿勢をとるので、
腕に体重がのしかかるような状態となり、腕の筋力が必要なのである。
帰途、名物で知られる「矢切の葱」畑の境で咲いていた韮の花に、
「ヒメアカタテハ」一頭が吸蜜しているのを発見。
1m程近付くと逃げたが、直ぐに戻ってきて再び吸蜜を始めた。
刺激しないようにゆっくりと近付いて、
最終的にはレンズ先端が蝶の翅に触るほどに近寄ることが出来た。
蝶は安心したのか、様々なポーズで吸蜜していて、
「どうぞ撮ってください」的な状況になっていた。
6枚ほど撮って私の目的は達成したので現場を離れたが、
蝶はそのまま吸蜜を続けていた。(巻頭の写真)
矢切の農作地帯の真ん中を「坂川」が流れているが、
水底には藻がびっしりと茂っていて、澄んだ水が流れていた。
数年前まではこれほどに藻は繁茂しておらず、
水もやや濁っていて、オイカワや小鮒が良く釣れた。
下の写真の左奥には川べりに下りる階段が写っているが、
この付近で日がな一日オイカワ釣りを楽しんだことがある。
写真では雑草で隠れて見えないが、
両岸ともコンクリートの階段状の堤防となっていて、
釣り場としても最適だったが・・・・・・
繁茂した藻が根掛り(釣り針が藻に引っかかり釣りには不適)し、
もうこの辺での釣りはできないことだろう。
ちなみに、右側には「坂川親水公園」があって、
浅い人口堀を四六時中水が流れていたが、
今は流れておらず「親水」の面影のみが残っている。
江戸川や水元公園方面にポタリングして帰途途中にあるとき、
国分川にたどり着くと「ホッ」と一安心できる。
下の写真の電柱の右側直ぐのところに国分川は流れている。
珍しく「翡翠(かわせみ)」にも出会った。
浅瀬にはボラの子(セイゴ)が群れを成して泳いでいたが、
翡翠が狩るにはやや大きすぎたのだろう、
群れの来ない淀みの上で、
木彫りのごとく微動だにせず水面を注視していた。
その近くの「午後の酔芙蓉」。
朝は白く咲いて夕には赤く染まることから、
「酔人」のようだと形容されこの名前がつけられたという。
昨日の朝の写真に比較すると、花弁の下部がやや赤く染まりかけていた。