MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

初秋の矢切、江戸川をポタリング その2

2014年09月22日 | あらかると

昨日は久し振りのポタリングで、十分なペース配分が出来なかった事などから、
今日はその後遺症である腕と脚の筋肉痛である。

ママチャリでのポタリングなら腕までは痛くならないのだが、
クロスバイクの場合、走行中はやや前傾姿勢をとるので、
腕に体重がのしかかるような状態となり、腕の筋力が必要なのである。

帰途、名物で知られる「矢切の葱」畑の境で咲いていた韮の花に、
「ヒメアカタテハ」一頭が吸蜜しているのを発見。
1m程近付くと逃げたが、直ぐに戻ってきて再び吸蜜を始めた。

刺激しないようにゆっくりと近付いて、
最終的にはレンズ先端が蝶の翅に触るほどに近寄ることが出来た。


蝶は安心したのか、様々なポーズで吸蜜していて、
「どうぞ撮ってください」的な状況になっていた。


6枚ほど撮って私の目的は達成したので現場を離れたが、
蝶はそのまま吸蜜を続けていた。(巻頭の写真)

矢切の農作地帯の真ん中を「坂川」が流れているが、
水底には藻がびっしりと茂っていて、澄んだ水が流れていた。


数年前まではこれほどに藻は繁茂しておらず、
水もやや濁っていて、オイカワや小鮒が良く釣れた。
下の写真の左奥には川べりに下りる階段が写っているが、
この付近で日がな一日オイカワ釣りを楽しんだことがある。

写真では雑草で隠れて見えないが、
両岸ともコンクリートの階段状の堤防となっていて、
釣り場としても最適だったが・・・・・・
繁茂した藻が根掛り(釣り針が藻に引っかかり釣りには不適)し、
もうこの辺での釣りはできないことだろう。

ちなみに、右側には「坂川親水公園」があって、
浅い人口堀を四六時中水が流れていたが、
今は流れておらず「親水」の面影のみが残っている。


江戸川や水元公園方面にポタリングして帰途途中にあるとき、
国分川にたどり着くと「ホッ」と一安心できる。
下の写真の電柱の右側直ぐのところに国分川は流れている。


珍しく「翡翠(かわせみ)」にも出会った。
浅瀬にはボラの子(セイゴ)が群れを成して泳いでいたが、
翡翠が狩るにはやや大きすぎたのだろう、
群れの来ない淀みの上で、
木彫りのごとく微動だにせず水面を注視していた。


その近くの「午後の酔芙蓉」。
朝は白く咲いて夕には赤く染まることから、
「酔人」のようだと形容されこの名前がつけられたという。
昨日の朝の写真に比較すると、花弁の下部がやや赤く染まりかけていた。
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