MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

金のなる木の花が咲く

2010年02月14日 | あらかると
金のなる木の花がやっと咲き始めた。昨年は1月19日には咲いていたので3週間近くの遅れである。また、フリージア(赤色種のもの)が昨年2月17日には咲き始めたのに今年はまだ蕾が小さい。

確かに2月には入ってからの気温は低い。
体感的には昨年より寒いかもしれないと思いつつどれくらい低かったかを「東京都心」の気温を調べてみると、2月1日から13日の一日平均気温の累計が、昨年は102.2℃(一日平均7.86℃)だったのに対し今年は66.5℃(一日平均5.11℃)で35.7℃も低かったのである。

一日平均で2.75℃も低いことが、早春の花の開花を遅らせているようだ。わずか2.75℃の差が花の開花を20日近くも遅らせていたわけで、自然界がいかに気温に敏感かを証明することになった。

「金のなる木」は「花月」「黄金花月」とも呼ばれて 和名は「縁紅弁慶」、英語では「dollar plant」と言われている。英名は葉が硬貨に似ているというの名前の由来のようである。
写真のように花弁の淵がやや紅色なので「縁紅弁慶、フチベニベンケイ」というのがぴったり当てはまる名前であると思うのだが、この名前は余り使われていないらしい。
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