港区まち創り研究会(まち研)ブログ

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歩行者を守る「ゾーン30」  朝日新聞記事より

2012-11-02 09:11:40 | 港区まち創り研究会
「ゾーン30」について、11月1日朝日新聞夕刊一面に、大きく取り上げている。
「ゾーン30」はヨーロッパの国々、オランダ、ドイツ、フランス、デンマークなどで1980年代に始められた施策で、車が走りにくい環境をつくり交通量を減らすのがねらいである。
警察庁では、2016年までに全国3千か所で整備する方針。
「ゾーン30」に指定された地区は、幹線道路に囲まれた区域の道路の速度制限を30km以下にし、「歩行者・自転車最優先」のルールを明確化することである。
一方通行やガードレールの設置などで、物理的に車の速度を落とさせることも考えている。
課題は、「ゾーン30」の認知度がまだ低いことで、ルールを知らないで通行する車の対応をどうするかである。
この制度、人や自転車の安全を第一に考えるとてもよい制度である。港区でも適用可能な地区や道路はいくらでもあるはずである。
認知度の低さの課題は、標識の徹底や広報活動とかで解決する方法はいろいろ考えられる。
大いに、この制度を普及させてほしい。
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