港区まち創り研究会(まち研)ブログ

港区の情報、まちづくり情報をお伝えします。
海外の街あるきの報告もあります。

ヨコハマ市民まち普請事業のご紹介

2011-06-05 19:22:36 | 港区まち創り研究会


横浜市では、市民に身近なまちのプランやルールづくりなど、市民が地域まちづくりに
参加できる手続き、支援策を定めた「横浜市地域まちづくり推進条例」を平成17年に策定
し、この条例に基づき「ヨコハマ市民まち普請事業」という支援策を始めています。
市民から身近なまちのハード整備に関する提案を募集し、2段階にわたる公開コンテスト
で選考された提案に対し、最高500万円の整備助成金を交付します。

応募要件は次のようです。
 ○横浜市内の住民等を3人以上含んでいること。
 ○事前に地権者等(土地・建物を所有している、借りている、又は実質的に使用権利を
   持つ者(会社や行政機関を含む))に整備提案の内容及び1次コンテストに応募する
   ことについて説明されていること。
 ○自らが主体となって整備を行う意欲があること。(整備に要する費用、整備における
労力、又は整備した施設の維持管理の負担など)


平成20年度の整備助成対象提案一覧は以下のようです。

●都筑民家園に市民に親しまれる本格的な「茶室」を整備
  都筑民家園に茶室を贈る有志の会

●中央公園におけるファミリーガーデン計画
  高島中央公園ガーデニングクラブ

●森に隣接した旭高校外周道路のコミュニティ空間化
  よこはま里山研究所NPО川井緑地森づくりプロジェクト

●農業体験を通して高齢者と地域住民が交流する場づくり
 NPО法人ふるさとホーム瀬谷多目的事業部

●鶴見川大曲、花と緑と水の広場づくり
 駒岡連合町会大曲広場整備実行委員会


 横浜市の試みはすばらしいですね。
 港区でも区民の発案を支援する制度ができるとよいですね。
 


コメント
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