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hibitekitou

iHDClipはProRes変換に対応しているのか

mac |2011-11-26
結論からかけば、条件付きで対応しています。つまり、Appleのプロアプリケーションを入れることでインストールされるProRes Codecが存在するなら変換が可能ってことですね。まぁ、そうでなきゃMac App Storeの審査には通らないでしょう。

具体的には以下のような検証を行っています。
ほぼ、素の状態のMac mini。こいつにはまだプロアプリケーションは入っていません。もちろん、FCS 2以下も入っていません。



この状態でこのソフトは、変換の選択肢にProResを表示します。



じゃぁこれでコンバートできるのかといえば、確かにQTファイルは出来上がるんですけど、出来上がったムービーは正常な状態じゃないし、変換処理も一瞬で終わります。



つまり、このアプリは単体でProResに変換する手段は持っていないことが確認できました。あるいはffmpegのその仕組みを流用したりしているのかもとか思ったりはしましたが(でもそうならやはりMac App Storeに置けないでしょう)。
ってことで、Appleのプロアプリケーションのうち、とりあえずCompressorをインストールします。



そうすると、ソフトウェアアップデートにProRes他のエンコード可能なCodecのアップデータが表示されてくるはずです。



ということで、それをインストール。これで、QuickTimeにアクセス可能なアプリはProResフォーマットへの変換が出来るようになるわけですね。
このアプリもちゃんと変換処理を開始しました。



たぶんAVCHDのファイルをProRes変換して、FCPで快適編集とかいうことがこれを使うことで可能なんだと思います。きちんと変換されるのかは未確認なのでなんとも言えませんが、将来そんな処理が必要になる事態が来た時のためにおぼえておきましょう。

ちなみに、ProRes Codecを正規手順で手に入れる方法としては、CompressorかMotionを購入するのが一番安くつくようですね。どちらも4300円。Macでビデオ系処理をするなら、そして持っているソフトがそのままだとProResへの書き出しが出来ないなら、たとえそれらツールを使うつもりはなくても、持っておく価値はあると思います。
そいえば、AvidとかAutodeskのソフトでProResを取り扱えますけど、これはそのCodecをどこで仕入れてくるんでしょうかね?
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