日々適当

hibitekitou

奈良行った

pictures |2011-09-06
ちょっと奈良へ行ってきました。
大きな被害を出した台風12号が日本海側に抜けた日。しかし速度が遅いもんで、雨が降ったりやんだりでしたよ。奈良県の北部だったので、大雨による被害はそれほどではなかったのかな? これで風が強かったら目も当てられないのだけど、風はほぼ無く、そこはまだ良かったです。

と言いつつ、これはまだ京都での写真。




ということで、Pentax Qを持って行ったわけです。しかし、充電器を忘れていってしまいましてね。予備のバッテリーも持っていってないし(ってか買ってない)。だから、電池のモチを気にしながらの撮影です。結構こまめに電源を落として4日朝から5日夜まで。Qでは250枚弱。これで画面の表示上はバッテリーが空になってしまった感じです。
あまり電池の持ちが良くない印象ですね。バッテリーが小さいのかな?

一緒にK-5とGR IIを持っていっています。こうして使ってて思うのは、GR IIの安心感は半端ないってことでして。かれこれ3年から4年は使っている故に非常に手になじんでいると言うのが大きいんでしょうけど、バッテリーの持ちも結構安心感がありますし、絵も、さすがに暗い所では厳しいですけど、結構いい感じだと思うしで、GR IIIの後継が登場したら、自分のGR IIの後継として手に入れたい気分になります(でも、当分は買わないYO)



こちら、同じものを同じところから撮影したもの。まぁ、条件がそろっているのはそれだけで、あとは全然違う条件なので比較するべき内容じゃないけど、さすがはK-5といった気分だけは味わえます。ピクセル等倍でトリミングしてあります。




それにしても、曇天時の撮影はとても難しいですね。空と建物等とのコントラストがありすぎて、きれいに撮影できません。まぁ、腕と知識が無さすぎるわけですが、この辺、コンパクトなデジカメの方が、いい雰囲気で自動で撮影してくれちゃうのかもしれないなぁと思いながら撮影していたりしました。カメラマンの人は、露出とかシャッター速度とか感度とか、どのぐらい「とっさ」に制御しているんだろ?

日が照っていれば、まぁそれでも空がオーバー気味になったりしがちですが(^^;、建物にメリハリがつくし、それっぽい絵が撮れるんですけどね。




K-5を持ってて良かったなぁと思ったのは、東大寺大仏殿の中にいる時。ここはISO6400でもそれなりに撮れてしまうので、手持ちでもそこそこ撮影可能なのは助かりました。







しかし、仏像等が安置してある建物内部での撮影は大抵禁止な昨今。三脚使用不可とはいえ、手持ちであれば撮影自由なこの大仏殿の中は、テンション上がりますね。大仏その物の大きさと、それを覆う大仏殿の大きさも相まって、かなり楽しかったですよ。奈良、今回が初めてです。修学旅行で京都行っているのですけど、奈良には行かなかったのです。ちなみに修学旅行とおぼしき中学生?が大量にいました。




そんなわけで、雨に降られつつ天気にあまり恵まれない感じで歩いた奈良だったわけですが、まぁまぁ楽しんで来ました。
帰り際、空の雲が紅く染まり、翌日は天気が回復するんだなぁと、ちょっぴり悔しかったです(^^)
そもそも、この日に奈良に行くことにしたのは、JRと宿のセットのチケットを予約するタイミングで、台風が通過をして、東日本より西日本の方が天気が良くなっているという風に天気予報ではなっていたからなんだけど、台風の進路はズレまくるし、速度は遅すぎるしで、天候方面の予定が大きく狂わされたんだよねぇ。まぁ、それでも旅行当日には台風が抜けたあとだったからまだいいけど。




おっと、そうそう。忘れてた。唐招提寺での事です。
唐招提寺ではスマートフォンに境内の案内のソフトウェアを入れて、それの貸し出しをしていました。たぶん唐招提寺2010プロジェクトと関連して行われているプロジェクトで、TBSが作成したシステムみたいです。境内のいくつかの場所に配置されたARタグを、貸し出された機器のカメラでのぞくと、その場所に関係した説明を見ることが出来る、ってものですね。なんとなく借りてみました。

スマートフォンと言いつつ、デバイスはタブレットタイプのものです。そこから片耳のイヤホンが伸びていて、音はそれで聞くという仕組み。首からぶら下げられるように紐と、手に固定しやすいようにタブレットに手をはめるパーツがついております。正直のそれを手にすると片手がふさがるので、首からぶらぶらとぶら下げて、僕は境内を歩きました。

で、思ったこと。タブレット、でかいです。重みは感じないのだけど(iPadだったら「重いよ」って文句を言っているでしょうが)、映像をしっかりと作り込んだ案内のアプリを用意したからなんだと思いますが、大きい画面にしたかったのでしょう。しかし、これで手がふさがってしまうのはいただけないし、現物が目の前にあるんだしね。極端な話、音だけで良いと思うんですよ。実際、僕は映像をあまり見ずに、音だけ聞きながら境内を散策していたわけですが、それでもなかなか楽しめましたし、興味深かった。そんなわけで、タブレット端末ではなく、電話サイズの端末でいいんじゃないかって思います。

あと、ARタグを探すのが面倒くさいです。現状、技術的に困難なのかもしれないけど、説明を受けたいものを直接カメラで映せば、それに関する情報をもらえる、とかいう仕組みが実現すると、このような場での利用が進むんじゃないでしょうか。その際、機器を貸し出すもいいけど、専用アプリを配布しておくでもいいんじゃないかね?
問題はどうやって課金するかって事になるんでしょうが、それらが上手く解決すれば、結構面白い事になるんじゃないかって事ぐらいは感じられた唐招提寺での体験でした。
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