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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



今回の東京旅行では東京・六本木にある国立新美術館でダリ展と二紀展を見てきました。

アクセスルートはいくつかありますが、今回は地下鉄千代田線の乃木坂駅で降り、エスカレーターで地上に出て、ダリ展のチケット売り場というコースでした。

この日は、あいにくの雨、しかしこの美術館の乃木坂駅側のチケット売り場前には庇が無く、強い雨の中を傘をさしてチケット購入者の列に並ぶことに。チケットが買えたときには洋服が濡れ、靴の中に水が入ってしまうという最悪の美術館でした。

国立新美術館の内部には広大なアトリウム空間があるのに、そこにチケット売り場は無く、なぜ雨の中を外で行列しなければならないのか、美術館運営者の見解を聞いてみたいと思いました。

さて、ようやくチケットが買えたので、透明ガラスの屋根がある(それでも雨が降りかかりました)通路を通って美術館入り口に向かいます。

この国立新美術館の延床面積は 47,960m²、これまで日本最大と誇っていた大塚国際美術館(延床面積29,412m²)の約1.5倍もあり、2007年(平成19年)1月に開館しています。・・・チケット売り場はいくらでも設置できそうなほど、内部は非常にゆったりとしています。

設計は黒川紀章と日本設計、波のようにうねったガラス張りアトリウム部は、高さ21.6 m×長さ160mという広大さ、その中に円錐を逆立ちさせ床に埋め込んだように見える巨大な展望台のようなものが二つ屹立していました。

これほどの巨大なアトリウム空間と、巨大な逆円錐台を設計しながら、1階にチケット売り場を置かったのは、黒川紀章が強引に主張したせいだったのでしょうか。

2階と3階の廊下に橋でつながる逆円錐台の上は、低い方がサロンドテロンドというカフェ、高い方がレストラン(ブラッスリーポールボキューズミュゼ)となっていました。



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