大阪のミサゴが獲物(魚)の狩から帰ってきて、飛びたつまでの様子を紹介しましょう。
ミサゴは環境省レッドリスト2015年の中で、準絶滅危惧(NT)に指定されている魚を主食とする猛禽類です。・・・これから魚の狩りにでかけるミサゴ
海水池の上空を獲物を求めて低空飛行しています。
ミサゴの武器は、鋭い爪のある頑丈な足で、魚を見つけると急降下、水面すれすれで足を水中に向けた姿勢をとって水に飛び込み、獲物を捕まえます。
見事、獲物をキャッチしたミサゴです。空気の抵抗が少なくなるよう、必ず進行方向に魚の頭を向ける姿勢で飛行します。
雷撃機が魚雷を運ぶ姿に似ていることから、ミサゴの魚雷持ちとも呼ばれています。
いつもの食事場所に到着しました。ミサゴは見通しのきく杭の上などで、まず魚の頭から先に食べるようです。
魚の頭を食べ終えたとき、体の大きなアオサギがやってきました。ミサゴは頭の無くなった魚を持って、とりあえず避難します。
頭の無くなった魚を持って避難する途中のミサゴ。これだけ小さくなっても、ちゃんと魚雷持ちしていますね。