今の季節、大阪の干潟には環境省レッドリストの絶滅危惧Ⅱ類(VU)43種の中に入っているアカアシシギが来ています。
左はアオアシシギに似ていますが、アカアシシギよりも小さいのでコアオアシシギでしょう。
成鳥のアカアシシギの足はもっと赤く、クチバシの付け根ももっと赤く見えるので、これは幼鳥のようです。
足の赤いのがアカアシシギ、手前の足の長いシギはコアオアシシギ、右の大きなシギがアオアシシギ
早朝の干潟で餌を探すアカアシシギの成鳥
クチバシの付け根が赤くなっているので、成鳥であることが判ります。
このアカアシシギ、大阪府レッドリストでは準絶滅危惧指定となっています。つまり大阪では全国(環境省レッドリスト)指定よりも絶滅の危険性が少ないと判断されているようです。
アカアシシギが飛びたちました。
飛行中のアカアシシギの翼の後部(次列風切羽)は白、このポイントを知っておけば他のシギと容易に区別することができます。