今年の大阪市長杯世界スーパージュニアテニス女子ダブルス決勝戦を靱テニスセンターで見てきました。
今年の女子ダブルス準決勝は、長身のロシア人ペア(エカテリーナ・セメノワ、ダリア・サルニコワ)対日本人ペア(加藤未唯、穂積絵莉)の戦いとなりました。
サルニコワとセメノワは共に16歳、日本の穂積は16歳、加藤は15歳ですが、ロシアペアが大きいので小柄な加藤が子供に見えてしまいます。
加藤
サルニコワは、この試合の前のシングルス準決勝で敗退しましたが、ダブルスでは決勝に進出、体を生かしたパワフルなテニスが持ち味です。
セメノワは、背が高く、強烈なサーブとストロークの持ち主で、特にスマッシュの破壊力は抜群でいた。
15歳の加藤未唯は、小柄ながらロシアペアに一歩もひけを取らない素晴らしいストロークとサーブを見せてくれました。
加藤のサーブ
穂積絵莉も安定したストロークが持ち味で、この試合では相手の強烈なパスを素早い動きのポーチで何本も決めていました。
試合は第一セットを日本ペアが取り、第二セットはロシア、最終セット(タイブレーク10本)にもつれ込む展開となりました。
常に明るい表情の加藤
その結果、は下の写真の通り・・・・・・選手の表情に明らかなように、日本人ペアの見事な勝利に終わったのでした。
この試合で印象に残ったのは、大柄なロシア人に真っ向から勝負を挑み、全く引けを取らなかった15歳の加藤未唯でした。将来が楽しみな選手です。
加藤のサーブ