道頓堀の古地図と「とんぼり リバーウォーク」

昨日の記事からに続きですが、とんぼりリバーウォークの日本橋から相合橋までの区間は、今年８月２２日に開通しています。

日本橋から下りる階段



相合橋から西は、既に戎橋まで開通しているので、今では日本橋から戎橋まで川岸のボードウォークを通って散歩できるようになりました。



元禄時代（１６９１年頃）の大阪古地図をみると、戎橋から道頓堀の東にかけて架かっている橋は、すべて記載されているので３００年以上前からこの地にあるようです。



橋の南側は、「しばい」と書かれた芝居小屋と、その先は畑地となっていて、僅かに法善寺と竹林寺だけが書かれています。

法善寺の水掛不動



つい先日まで千日前にあった竹林寺は、四天王寺の東に移転して竹林寺会館ビルは解体されるようです。



この地図の戎橋から南に延びる小道は、今宮戎神社に通じていて、今宮戎が橋名の由来となったという説明が良くわかります。



さて、相合橋の下は通行止めとなっていたので、橋の上を越えて先に進むと、太左衛門橋、さらに戎橋が見えてきます。

太左衛門橋



戎橋の北東角地のキリン会館跡地には、白いファッションビル「ラズ心斎橋」が殆ど出来上がり、来年オープンの予定とか。



ここの１～４階の４フロアには、スウェーデンのカジュアル衣料チェーンＨ＆Ｍが出店、５～７階は飲食店となるようです。



東京渋谷のＨ＆Ｍには、７月に行ってみたことがありますが、ここも渋谷と同じように若い人で混雑するのでしょうね。



とんぼりリバーウォークは、戎橋から西が未だ工事中ですが、２０１０年には上大和橋から湊町まで１．３キロが全面開通するみたいなので、楽しみです。