南港ＷＴＣからの大阪市内展望

橋下知事は、大阪府庁を南港ＷＴＣビルにどうしても移転したいと意欲を燃やしていますが、ＷＴＣのレストラン階には、眺望抜群のトイレがあります。



高さ２００ｍを越えるそのトイレから東側を展望してみると、北摂から生駒の麓までの大阪平野を広く見渡せます。



安治川の河口から上流部分をクローズアップしてみると、中之島から梅田にかけてのビジネス中心部の高層ビル群が良く見えています。



現在のＪＲ大阪駅周辺には、多くのビル建築用クレーンが稼動していて、大阪もまだまだ元気なようです。



写真の中央やや左の梅田スカイビルから右端のＪＲ大阪駅北ビルまでの間には、梅田北ヤード再開発工事が計画され、将来には超高層ビルが林立する地域になるようです。



梅田から右手に眼を移すと、大阪市内第二位２０９ｍの高さを誇る超高層マンションザ・北浜タワーの黒い姿が良く見えています。



地上高２０１ｍのドコモ大阪南港ビルのアンテナ越しに、北浜から難波付近までの大阪を見ると、梅田地区に比べ超高層ビルがまだ少ないことが判ります。



写真の左側がＪＲ天王寺駅と近鉄阿部野橋駅ですが、近鉄阿部野橋駅には高さ３００ｍのビル建築工事が既にスタートしているようです。



天王寺から南側を見ると、超高層ビルは無く、中低層のビルや住宅が大阪市内南部に広がっていますが、手前の臨海部に巨大なＩＫＥＡの建物が見えています。



高さ２５６ｍ、日本第二位の高さを誇るＷＴＣビルからの展望はなかなかのもので、ここが府庁となれば、大地震時の状況把握には最高の場所ではないかと思います。