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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



昨日の記事からの続きとなりますが、長居植物園で見たフヨウ以外の秋の植物について紹介しましょう。



今回は、蓮池を右回りに巡ることにして、水辺のテラスを歩くと、左側にあるハナミズキ(アメリカヤマボウシ)に赤い実が一杯ついていました。



昨日も紹介しましたが、これは一見ススキのように見えますが、同じイネ科でもススキよりも巨大な株となる南米原産のパンパスグラスです。



すぐ近くにある牡丹園を覗いてみると、意外にも赤い牡丹(大正紅)が咲いていて、秋に咲く牡丹をはじめて眼にしました。



パンパスグラスの前には、ムラサキシキブとコムラサキの株があり、それぞれに紫色をした小さな実をつけています。

こちらはコムラサキ



大池の北側に回るとアメリカフウの大木があり、原産地は北米から中南米、日本には大正時代に渡来し、今では街路樹や公園木として各地に植栽されているようです。



アメリカフウは、別名モミジバフウと呼ばれるように、秋の深まりとともに橙色から赤と紅葉してゆきますが、今の季節はまだ黄緑色をしています。



大池をぐるりと回り、バラ園まで来ると、四季咲きのバラが一杯咲いて、中でもこのバラは、強烈な赤色をしていました。



バラ園の近くには、ブラジル原産のシコンノボタン(紫紺野牡丹)の株があり、名前の通りの紫紺の花を咲かせています。



傍のカンナ園には、カンナの花が未だ咲いていました。



カンナ園の向かい側には、ヒシバデイゴの花も咲いていましたが、ヒシバデイゴは、花が終わったあとの枝を切っておくと、2ヶ月後に再び咲くそうです。



秋の七草のひとつフジバカマ(藤袴)も長居植物園にありますが、かつて日本各地に見られたフジバカマは、今や環境省の準絶滅危惧種に指定されているそうです。



地下鉄の駅から程近い場所に、200円の入場料で一日楽しめる植物園があるとは、贅沢な話です。

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