アメリカではクリスマスがホリディの王様である。
クリスマスの起源は冬至。一年で最も夜が長い一日が過ぎて、空の太陽は上昇の波動を迎える、まさに迎春である。一年の終わりがクリスマスであり、一年の始まりが元旦。この一週間はこよみの死と生が同時に訪れる時間。生きるものは死に、死から生命が生まれる循環が宇宙の営みと思ってしまうが、実は人は千の風となって永遠とも思える宇宙の歴史を太陽の周りを地球が廻る様に、或いは四季が変わるように動き流れて行く存在なのではないだろうか?
そんな一瞬とも言える短い人生の中にあって、人生を楽しまなければ損?と、年末のこの忙しさの中に身を置きながら、ちらっと思ったりする自分。多忙さや、仕事に追われる現実に身を置きながら、それさえ楽しむ事が出来たら人生は愉快になるであろう、冬至の長い夜に真夏の花火を待つのではなくて、闇の陰の世界を恋い慕うのも愉しい事なのだ。
英語では蒸留酒の事をスピリッツ(Spirit)と呼ぶ、スピリッツとは精神とか目に見えないエネルギーや意思、或いは霊の事。暗い夜だからこそ明るいクリスマスのイルミネーションが冴える。賑やかに過ごしたクリスマスの時間には、静かに過ごす時間があってこそバランスがとれる。
このクリスマスには、素晴らしいギフトを頂いた。州の車検を通す為に修理に出していたブルーのランドクルーザーFJ60が州の車検をパスして手元に帰って来た。
再会、今夜はそのために乾杯!
...明日はロクマルでいこう!
お陰で、燃費が向上しちゃつたみたいです。(たぶん)