ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

ラダーフレームの錆の音 諸行無常の響きなり

2022年07月04日 | ロクマル日記

 今週はいよいよブルーのロクマルにさよならをする事になる。この世に生まれ出る全ての物には必ず寿命が存在するのが宇宙の定め、ロクマルは気持ちの区切りとして寄付する事にしている。路上に停まっていたブルーのロクマルが自分のスティタスであり、近所の住民達からも変わり者のクルマとして愛されて来た。そのステイタスを失う事は寂しい事だがこの機を乗り越える事は精神的に逞しくなれる機会であると思っている。これは愛車を愛した人々が誰でも通過するイニシエーションである。ロクマルライフは引き続き弟の87年型シルバーロクマルが引き継ぐ事になる。

 アメリカでは今日は独立記念日。街で行われた独立記念日を祝う花火大会に出かけてきた。花火が上がって音と共に大きく開いて消えてゆく光景は、一瞬にして開いて消えてゆく人の人生そのものを象徴している。闇に映える火の鮮華を観る時、せつなく有限である命というものを考えさせられる機会であった。独立記念日の花火の音、諸行無常の響きあり、強靭なランクルのラダーフレームも久からず、編に風の前の塵におなじ...良い夏をお過ごし下さい。

 


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