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ロクマル ルビコン川を越える

2022年09月11日 | ロクマル日記

 ブルーのロクマルのラダーフレームが錆の浸透で朽ち落ちた結末を迎えた今年の夏は気分もブルーであった。そのブルーのロクマルが残してくれたもの、それは錆とのお付き合いである。もはや錆は生活の一部に溶け込んでいるかの様だ。ランクルや4ランナーに乗り込む度に錆の機嫌を伺っている。とはいえ、錆のやりたい放題を放置している訳ではない。愛の反対が無関心ならば錆に対する関心は即ち愛である。よって錆を管理するのは愛情心なのである。そんな錆に愛情を吹き付けている。

 ランクルのラダーフレームを油膜で覆い錆から守る手段を使い始めた。使っているのはWD-40というアメリカでは何処でも手に入る潤滑油である。使い始める時には覚悟が要った。油膜で覆うとなると今後将来はシャーシーブラック等のペイントは不可となるからである。使ってみると思った程べとつきは無い、フレームは黒く保たれている、何しろ安くて簡単なので、様子を観ながら年に2回程吹き付ければフレーム寿命は伸びると現時点では感じている。ただ、注意点もある。ゴムやプラスチックは極力避ける事、手や衣類が触れると黒く汚れるのので注意。実験的手法ではあるが古い実用的な四駆の下回りの管理には悪くないんじゃないかと思っている。こうやってシルバーのロクマルは生き延びる為にルビコン川を越えたのであった。

 


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