雨の日も嵐の日も、積雪時とそれに伴う塩撒き時、全ての訪れる自然環境の中でも状況をほとんど気にせずに使い込める旧車というのはそれ程多くはない。そんな状況でも躊躇する事なく乗り続ける事が出来るのはその車に対して強い信頼を置いている場合であろう。
ランドクルーザーをどの様に使おうとそれはオーナーの自由な都合である。
最近は(実は昔から)ランクルの錆も傷も、へこみも全くと言っていい程気にならない、むしろそれらを気にしないで乗れる車だからこそランドクルーザーを選んだのではないかと思っている。
錆びていますねぇ、
...ああ、そうだねー。
傷が付いていますよ!
...おお、そうだなぁ。
ぶつけられたんじゃないの、へこんでますよ!
...でしょ~。
ランクルに乗っているとおおらかな気分になる!?
いえ、鈍感になるという事です。
ランドクルーザーの楽しみの一つ、
それは使い込むという事。
走行距離が増え、道具ですから不調を訴える時もある。それでも買換えを考えない。
この、使い込むという姿勢にこそランドクルーザーを楽しむ要素が含まれているのではないだろうか?旧車を所有する人も旧車の数も種類も多いが、その中でも使い込む事に徹する車と言うのはそれ程多くはないのではないだろうか。
ただただ、使い込む。
ランドクルーザーはそれが出来る車なのである。
ある意味、とっても楽!
壊れなければ、の話でもあるが...