これはアメリカではよく使われる言い回しである。日本語にすると、地球規模で考えて地域規模で活動するである。またこれは数年前から騒がれている環境問題、エコ活動についてよく活用される機会が多い。地球環境を汚さない為に家庭で出来る事をやろう、小さな行動が大きな結果に繋がるという姿勢である。
今回このThink Globally, Act Locally という言い回しをを活用しているのは 環境活動家ではない。
TRUCK TREND のエディター(編集長)をやっている
Allyson Harwood 氏 (女性)である。
彼女は今春号(3.4月号)の紙面のトップにグローバルなトラック.SUVのあり方について複数の生産者の課題である生産の効率とコスト削減そして消費者の意向について意見している。
ヨーロッパにはユーロ6スタンダード(バス、トラックに対する排ガス規制)という自動車生産者に突きつけられた厳しい環境適応基準がある。この基準を消化したトラックはアメリカの指定する環境基準を容易にパスするであろう。その結果環境に良いデーゼルエンジンを搭載したトラックが近い将来北米を走る様になる。また、フォードが生産するTRANSIT はヨーロッパで好評であった故に北米にも受け入れられた。
その様に世界の何処かで消費者にとってより良い燃費と使い勝手の良さを示す車があれば、それは今後世界中に受け入れられてゆく。これが現在のグローバルな視点でのトレンドの流れである。
ピックアップトラックの生産においてはプラットホームを共有している車種も多い。今後の北米のトラック需要を考えた時に、例えばトヨタのハイラックスなど(デーゼル有り)を生産して北米消費者の需要に応えるなども考えられる。
その様に、より消費者の節約と生産者の効率性が融合されて良い方向に行くと思っているので、
アメリカでのトラック需要については、
楽観的、
に構えているわ!
...ローカルとはアメリカか、かなりデカイローカルだなぁ。
つまり、ずばり!
アメリカではピックアップは(SUVも含)なくなる事はないと言う見解なのですね。