1973. PORSCHE 911 CARRERA RS 2.7 TOURING
大西洋の向うの英国では最近 レトロ(ナロー)ポルシェ(1963-1973、空冷)を載せた雑誌を良く目にする。英国でのレトロポルシェ人気の程度は分からないが、ポルシェは昔からステータス保持という魅力も兼ねており、ポルシェに乗っている=成功者のイメージが強い。しかし最近はポルシェという車も良く成り過ぎたのか、増えすぎたのかはどうかは知らないが、街を走っているポルシェを見ても感動や衝撃、或いは憧れ的な気持ちの動揺が起こらない。
しかし良く手入れされたレトロポルシェが走っていると、やはり心がときめくのはなぜだろうか?
...俺だけか?も、
日本でも時々車関係の雑誌ではレトロなポルシェはよく取り上げられており、雑誌で特集を組めばその月の売り上げが上がるとも聞いた事がある。まさか、英国でも同じ様な現象が起こっているのではないか?とも感じた。レトロポルシェが売れるのではなくて、レトロポルシェを扱った雑誌が売れる現象である。
しかし、その内に本当に空冷ポルシェが人気になるのだろうな?
そうやってマーケットというのは創出されていくのだ!
昔、早瀬左近(はやせさこん)君が公道レースで使用していた同型のモデルである。
希望売値の値段を聞いて驚く!/
ぬあんと!
379,000ドル(約、3200万円)
新車の911Carrera が4台は余裕で買えるぞ!(汗)
ずらーっと横に並んだ計器、シンプルなコクピットと内装、
俺の様なおじさんは、ただただ憧れる。
こいつは、
ポルシェの中のポルシェだと勝手に思っている。
40年前のポルシェだが、これこそポルシェのICONかも知れない。
乗った事ないんスけど...