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" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

チャレンジレンジローバー

2013年01月28日 | NEW CARS

 街には4代目、新型のレンジローバーがちらほら走り出した。非常に洗練されたスタイルでシンプルな好ましいデザインである。この沙漠のジャーガーは躊躇する事なく思いっきり高級路線に力を入れておりオーナーはステイタスシンボルとしての所有感を楽しんでいる様に感じる。しかしこういう高級車がモデルチェンジする度に思う事。それは、最新のレンジローバーが街に現れると、それまでのモデルが急に古さを感じてしまう事だ。

 

 さあー、新車に買え!買え!ましょう!

モデルチェンジ、これはメーカーが仕掛ける巧みなビジネス戦略でもある。

 

 実はこの新型レンジローバーが発売される数ヶ月程前に母国英国では新しい雑誌が創刊になった。

 

...計画的に?

 

 

RANGE ROVER WORLD

レンジローバーの専門誌である。ランドローバーとは一線を引く。

これはレンジのチャレンジの姿勢を感じる気配だ。

 レンジローバーの開発においては保守派と改革派、古典派とモダン指向派などの意見の食い違いがあり、一枚岩ではないと聞いていたが、どうやらモダンな最先端指向を目指す方向に舵は取られている。次のステージはレンジローバーとディフェンダーのどちらがランドローバー社のフラッグシップとなるかの主権争いが繰り広げられるのかも知れない。

 新型レンジローバーはボディにアルミ二ウムを使用し、車体の軽量化を計っている。

3代目に比べて420kg程の減量を果たした様である。

100kgの軽量化で2%の燃費をセーブ出来るそうだから、400kgで8%という計算だ。

 

また、耐久性も、1000年使う事を考慮している そうだ、

おい、おい、まじですかぁ?

 

...そう、書いてある。

 

 英国では有名な、LRO (Land Rover Owner International) LRM (Land Rover Monthly)があるがそれらはディフェンダーやデスカバリー、クラッシックそして歴代のシリーズを取りあげてランドローバー全体を総合的に載せてはいるが、どちらかと言えば、泥と埃と錆、そして汗の臭いと人間臭さを好しとする傾向がある。

 

 そのLRO誌の初頭にある2013年レンジローバーを取り扱った記事、

 LRO誌では北アフリカのモロッコで2013年のレンジローバーをテストしました、

 

その結果、

V6 OF THE BEST!

V6、ディーゼルエンジンが一番いい!だと。

 

 

 ちなみに、アメリカには5LV8ガソリンエンジン車しか入っていない。

 

つまりこういう事か、

ランドローバー社を買収したタタ自動車に対して、ローバー社は。

金は出して頂いても、口は出さないでね!

 

と言う方針だという事を耳にしたが、

 

ランドローバーを扱う雑誌の老舗LRO誌は。

新型レンジを誌面で紹介しても、口は出さないでね!

 

...か?

 

 自社でライバルを作って切磋琢磨で競争させ発展させる。

ディフェンダー派 VS レンジローバー派

巧妙なローバー社のストラテジー(戦略)!?

 

さーて、どの様にレンジのリベンジ(巻き返し)は起こるのであろうか?

まさに、チャ レンジローバー、だな。

 

コメント
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