◆前回、「ガ~ンと、自分の魂の位置がずれるくらい衝撃を受けるもの」として、わたしが40代の最後の年(1998)に読んだ『上司としてこれができなければ辞表を書け』(染谷和巳・三笠書房)を紹介した。
同じ年(1998)に『書く力が身につく本』(福島哲史)を読んでいる。
新米の中学校長として、うじうじしている私のケツを、バットで思いっきりひっぱたいてくれた本だ。
ガ~ンの度合いだと、こちらのほうが強いかもしれない。
付箋箇所を書き出してみよう。
〈付箋箇所〉
(1)書く力とは、①書く内容を創り出す力と②それを相手に伝える力を含む。
(2)書くことは裸をさらすことだ。
裸をさらしても自分が思うほど人はみてくれるわけではない。
自分の眼で自分の裸をみることが本当はとても大切なことだ。
(3)最初にやらなければならないことは、自分は相手に何を伝えたいのかをはっきりさせるトレーニングだ。
(4)書く内容をあらかじめもっているわけではない。
書く力は、主観と客観がせめぎあい、今まで誰も(自分さえも)見いだせなかった考えが生まれてくるような場所を用意してくれる。
(5)書き手の現場は、つねに前後不覚の錯乱状態なのだ。
(6)頭のなかではたくさんのことが思い浮かんでいるようでも、書いてみると少ないものである。
書くトレーニングを経て初めて書くに値する内容は集積されていく。
(7)こういえば、ああいうだろうな……という想定上の問答をしながら進む。
(8)論の拠りどころとなる理由を読む習慣をつける。(読書)
(9)スピーチ力をつけるには、毎朝、草稿をつくり、それを見ないで言う場をもつことだ。
(10)内容がなくともアウトプット先と書く力があれば内容は出てくる。
(11)二本の異質情報の棒をアーク放電させ火花を出す。
(12)書き直し、書き煮つめていく。
読み手との駆けひきを書き手は行わなくてはいけない。
(13)書かないと人は動かない。
書くことによってしか組織は動かない。
(14)人をみたら情報と思うこと。
(15)おもしろいことを言って喜んでもらえる相手を設定する。
自分が尊敬する人に対してつねに一つおもしろいことを土産にもっていくこと。
(16)各人の能力を最大限引き出しつつ活かす(書き方をする。)
(17)情報は現場にいる部下の周辺にある。(報告を受ける・観察する・面談する)
(18)コミュニケーション誌。
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