職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

不快な新聞記者

2005-08-13 15:01:27 | Weblog

05.08.13 不快な新聞記者

◆わたしにもやっと休暇がきた。
 その休暇の朝、寝そべって新聞が読めるという至福の時間。
 どうしても寝そべるというスタイルでなければならない。
 かつ、気に入った新聞でなければならない。
 しかし、今朝は、不快な記事に遭遇。

◆記事の冒頭部分を抜粋する。
〈60年前の8月15日の正午、昭和天皇が終戦の詔書を読み上げる声が、ラジオで全国に流れた。
 その玉音放送に聞き入る人々の写真を探したことがある。
 「にっぽん人の記憶」という本紙長期連載を担当していた5年前の夏のことだ。
 正午前に電車が止まり、乗客が駅に降りて放送を聞いた、という話を聞き、ある私鉄に電話で問い合わせた。
 「ぎょ、ぎょく? なんですか、それは」
 電話の向こうで、広報の、20代と思われる男性が声をあげた。
 玉音放送が何であるか、知らないようだった。
 「1945年8月15日、天皇がラジオで国民に、大東亜戦争の全面降伏を伝えたのです」と、説明した。
 男性は「ちょっと待ってください、1945年8月……」と復唱しながらメモを取った。〉(讀賣「玉音放送」河野博子)

◆20代と思われる男性は、事務の真っ最中だったかもしれない。
 カウンターの来客に応対中だったかもしれない。
 突然の電話に、それらを中断し、誠意ある態度で、かつ懸命に応えようとしている。
 それに対して、いくらなんでも「『ぎょ、ぎょく? なんですか、それは』」/……声をあげた。玉音放送が何であるか、知らないようだった」はないだろう。「男性は『ちょっと待ってください、1945年8月……』と復唱しながらメモを取った」はないだろう。(紙幅の関係もあるので、もうこれ以上は書かない。)

 全国紙のなかでは、こういう点では讀賣がいちばんスマートで洗練されていると思っていたが、まだこういう記者もいるのだ。わたしも注意しなくては……。

◆同じ讀賣の記事「PTAにビタミン注射」には、くやしいけど、脱帽。


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 八戸情報へ
にほんブログ村

★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! 
  ☆公式ホームページへ


★わたしのWEB無人駅線のページにも、ぜひ、来てください。あっというまに、魂が無人駅線の世界に、全身、移動できます。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! 
  ☆WEB無人駅線ページへ





最新の画像もっと見る

コメントを投稿