◆わたしにもやっと休暇がきた。 その休暇の朝、寝そべって新聞が読めるという至福の時間。 どうしても寝そべるというスタイルでなければならない。 かつ、気に入った新聞でなければならない。 しかし、今朝は、不快な記事に遭遇。 ◆記事の冒頭部分を抜粋する。 〈60年前の8月15日の正午、昭和天皇が終戦の詔書を読み上げる声が、ラジオで全国に流れた。 その玉音放送に聞き入る人々の写真を探したことがある。 「にっぽん人の記憶」という本紙長期連載を担当していた5年前の夏のことだ。 正午前に電車が止まり、乗客が駅に降りて放送を聞いた、という話を聞き、ある私鉄に電話で問い合わせた。 「ぎょ、ぎょく? なんですか、それは」 電話の向こうで、広報の、20代と思われる男性が声をあげた。 玉音放送が何であるか、知らないようだった。 「1945年8月15日、天皇がラジオで国民に、大東亜戦争の全面降伏を伝えたのです」と、説明した。 男性は「ちょっと待ってください、1945年8月……」と復唱しながらメモを取った。〉(讀賣「玉音放送」河野博子) ◆20代と思われる男性は、事務の真っ最中だったかもしれない。 カウンターの来客に応対中だったかもしれない。 突然の電話に、それらを中断し、誠意ある態度で、かつ懸命に応えようとしている。 それに対して、いくらなんでも「『ぎょ、ぎょく? なんですか、それは』」/……声をあげた。玉音放送が何であるか、知らないようだった」はないだろう。「男性は『ちょっと待ってください、1945年8月……』と復唱しながらメモを取った」はないだろう。(紙幅の関係もあるので、もうこれ以上は書かない。) 全国紙のなかでは、こういう点では讀賣がいちばんスマートで洗練されていると思っていたが、まだこういう記者もいるのだ。わたしも注意しなくては……。 ◆同じ讀賣の記事「PTAにビタミン注射」には、くやしいけど、脱帽。 ![]() にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ ★わたしのWEB無人駅線のページにも、ぜひ、来てください。あっというまに、魂が無人駅線の世界に、全身、移動できます。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆WEB無人駅線ページへ |
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