南オセチアとアブハジア 露大統領、独立を承認 米欧と対立鮮明に(産経新聞) - goo ニュース
南オセチアとアブハシアの独立を承認したロシアの次なる野望。それは、ロシア連邦への”両共和国”の加盟ではないか、と思うのです。
南オセチアの人々に、ロシア政府がロシア国籍を付与し始めた時点から、この謀略は、既に水面下で進行していたのかもしれません。もし、ロシアの傀儡政府となった”共和国”政府が、住民投票や議会での議決などにより、ロシア連邦への加盟、あるいは、南オセチアの場合には、北オセチアとの合併を決定するとしますと、このシナリオは、現実のものとなるかもしれないのです。しかも、ロシア連邦憲法には、共和国に連邦からの脱退権を認められておらず、一たび加盟すれば、もはやそこから抜けることができません。オセチア人が、自らの独立国家を建設しようとしても、それももはや叶わぬ夢となるのです。
ロシアは、帝政時代から、周辺諸国を貪欲に飲み込んで版図を広げてきました。このロシアのDNAとでも言うべき拡張主義は、ここにきて再び隣国を襲い、国際秩序を破壊しようとしてるようです。もちろん、このロシア連邦加盟説は、予測されるシナリオの一つに過ぎません。しかしながら、そのシナリオが現実とならないよう、国際社会は、最大限の圧力をロシアにかけるとともに、オセチアやアブハシアの人々もまた、自らの将来について真剣に考えるべきではないか、と思うのです。
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ロシアは、帝政時代から、周辺諸国を貪欲に飲み込んで版図を広げてきました。このロシアのDNAとでも言うべき拡張主義は、ここにきて再び隣国を襲い、国際秩序を破壊しようとしてるようです。もちろん、このロシア連邦加盟説は、予測されるシナリオの一つに過ぎません。しかしながら、そのシナリオが現実とならないよう、国際社会は、最大限の圧力をロシアにかけるとともに、オセチアやアブハシアの人々もまた、自らの将来について真剣に考えるべきではないか、と思うのです。
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