秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ(ありがとうの宝物  後編)

2011年05月28日 | Weblog

六年前の春…私が登録ヘルパーとして、隣村に通ってから一年後、村は、合併した。

合併と同時に、
全ての規約が、池〇町の本所のトップの意のままに、決められた。
山間部に住む、お年寄りの不自由さを、知らない方々が、
新たな取り決めを、バンバン、決めていく。
国とか 県とか 市とか、そのような権力は、
結局、それらは、数人のオッサン達が、中心になって、
酒でも飲みながら、大半の事が、決められる。
合併して、役職だけは、立派に見えても、
『介護』さえ、やったことのない、方々に限って、なぜか、高額なお給料を頂いている。
現場で、汗を流して、七転八倒する者の、給料は なぜか安い。

出世街道をスイスイ、いく男は、大体、
〈腰ぎんちゃく〉
もしくは、
〈胡麻擂り上手〉
だったり する。

登録ヘルパーの上が、有期契約職員(日給月給)
そして、ラストの
正規職員と なる。

合併して、すぐに
当時の 〇長さんに、
実績をバンバン積んだら、正規職員にしてあげると 言われた。

私の後から、Aちゃんが入ってきた。
Aちゃんは、社会福祉士の資格を持っていた。Aちゃんは、暫くして、有期契約職員になった。
それから、〇長の地元の方々が、二名、入ってきた。

が 半年を過ぎた頃、二人は、すぐに、有期契約職員になっていた。

Aちゃんは、資格取得者だから、わかる…が、
後の 二人は、私を一気に飛び越していた。
このパターンが、
〈地元のよしみ〉
と 言われるものなのか…コネか…はてな?

で 私は ふと
当時の〇長
※今は 本所勤務
に 宛てて、お手紙を書いた。
私が、なぜ、どのような理由で、登録の待遇だったのか、
文書で 返答下さいと、書留郵便にして、送った。

一ヶ月が 過ぎたが…
返事は こない。
熱く、福祉を語る方なのに、お手紙の返事は、出さないポリシーなのか…?
やっぱり、期待通りだった。


医療従事者…役所職員…
団体職員…
独占企業的な、販売店
なぜ、
みんな……
上から目線なの…?

小さな村で、
競争もなく…
頼む相手が、他にいないから、
村人は、何かしらにつけ、頭を下げまくる。頭を下げるのが、生活の癖になっている。

だから、
公共機関で 働く方々の中に、
自分は偉い?と勘違いする、輩がハビコル。
日本中の正規職員さん
日本中の企業さん
あなた達が、働いていられるのは、
スペアのような、待遇で、頑張らされている、翌桧(あすなろ)のようなパート職員が
いるからなんだよ。

パートの人は、
正規職員の 年休を取る為に いるんだろっ!
と 公言した、地元の正規職員さんが いるらしい。はてな…?

世界中の パート労働者が、
一斉に、三日間、休めば…?
なんか、考えただけで、ワクワクする。

健康な 身体で、
ポリシーだけを掲げて、チンタラと呟く、私は贅沢者ですね。

でも やっぱり、
これが ワタシ!
パート職員が、体調不調で休んでも、
具合はどうなの?
と 聞いてもあげないような、責任者なんか、イリマセンっ!

私が、六年間。
毎日 欠かさずに、利用者の方々に、言った言葉が ある。

『こんにちは~今日はよろしくお願いします』

そして 帰り際の
『今日はありがとうございました。またよろしくお願いしますっ!』

六年間
今 思えば…
丸亀に行った、糖尿病予備軍バツイチ女子が言った通り…
私は 毎日 貰っていたんだ…

《ココロのボーナス》
利用者の方々から、頂いた
《ありがとう》
の 言葉の宝物。

誰かの中で…
温かな記憶として、遺っていられたら
それが 1番…嬉しい…

西祖〇の皆さん、六年間、ありがとうございました。

※追伸
コテージと両立なら
続けていけたのにぃ~なんちゅう~誤算~
助さ~ん
格さ~ん
黄門さ~ん

終~了♪






































コメント (2)
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