秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷秋点描 暮らしの山里に秋を彩る JAZZ フェスタ IN 祖谷 開演迫る

2016年09月23日 | Weblog

大枝集落 武家屋敷に秋を彩り、夜空に響き渡る JAZZの音色は、ヴィブラフォン、ピアノ、ベースのハーモーニー
一流演奏家のすばらしいJAZZを聞き入るひと時を共有しましょう。















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奥祖谷秋点描 暮らしの山里に蕎麦の花と秋桜を眺めて

2016年09月20日 | Weblog

秋雨前線のぐずついた長雨と台風の激しい雨に苛まされながらも、霧雨が降ったり、止んだりの合間をぬって
簡単に丸笹山をトレッキング、展望も儘ならずながら、ウメバチソウ、センブリの花に満足の一時を得た

帰りがけに、いつものように久保集落最上のTばあちゃんを訪ねてみた、
ちょうど、徳島市内からばあちゃんの知り合いのひとたちが、助っ人に来ていて、春に畑に入れる
カヤ刈りをしていた
ばあちゃん、今日はなんちゃ、せんでええわ、わたしゃ、きょうは日曜日よ、とニコニコ顔で居間で寛いで
ひとりの若い女の子を話し相手にしていた

広い蕎麦畑に花が競うがごとく咲き誇って、今年の豊作を約束したかのようであった、聞くところによると
今年は出来が悪いという話を小耳に挟んでいるが、ばあちゃんは、ようできとるわ、と喜んでいた

84歳のばあちゃんは今年の春に両膝の手術をして、不自由にも負けずに山里の厳しい自然のなかで、愚痴も云わずに
黙々と畑で作物を育てている姿に頭が下がる思いであるが、
ばあちゃんは、いつもの口癖で、わたしゃ、働くのが好きなんよ、身体を動かしとりゃ一日退屈せんよのう、と
あっけらかんと笑っている

ときおり、ぱらぱら、と降っては止んだりする気まぐれな雨に蕎麦の花が揺れ、コスモスが秋風に揺れて
ばあちゃんのニコニコ顔とにうれしくなったものである
























































































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菜菜子の気ままにエッセイ( なこちinつむじんこ・カフェでモリモリ・モーニング~)

2016年09月14日 | Weblog


前略。
秋雨がシトシトと降っております。
ようやく、梅雨らしく?なってきました、祖谷地方。
雷様の遠吠えを聞きながら、室内虫になっております。室内虫とは、以前お話しました、
『こたつ虫』とは、ちょっと違っておりまして、動く範囲が 広いです。

こたつ虫は 日中のほとんどを、炬燵を軸に小さく這いますが、室内虫は、部屋の中を、移動致します。
こたつ虫が、祖谷地方に伝わる ドナマクレ病と言われるように、
室内虫は、都会では、
『休日なう~』とか
『まったり~』とか
『お家でユルユル~』とか
表現されます。

祖谷地方では、
『どこっちゃあへ、出る気せん、たいそい病』
と申します。※我が家の言い伝え
で、お知らせです。

祖谷に嫁いで 『毎日いろいろ』がんばっている、つむじんこちゃんが、
落合重伝建の稲がモリモリ君の古民家をちょっとお借りして、
『モーニングカフェinなこちtwo宿借りつむじんこ~とりあえず第1弾っ!!』
みたいな カフェが 催しされます。

彼女の祖谷で子育てしながら、自分らしく活きたいっ!
そんなキラキラ精神に、尊敬致している 普通のオバサンのわたくしは、
彼女が彼女らしく 活きられるように
わたくしに 出来る 唯一のことを ひたすら、純粋に貫くだけでございます。

……ししょく
…お菓子の 試食

これが、一番 重要な役目。
『つむじんこお菓子組合』の 会長を努めておりますわたくしは、自分がお菓子や、
パンを焼けない癖に、感想だけは 生意気に申します。

まともなお菓子を、作ったこともない癖に、批判だけはするワタシは、日本の社会の姿と同じです。
これを 祖谷地方では、
『なんちゃあ知らん癖にネンゴげえに言うなよ!!』
と言います。

では 気を引き締めて、宣伝致します。
日時
9月25日 日曜日
場所
東祖谷落合重伝建
古民家カフェなこち
8時よりモーニングのみ
場所がわからない、しもの人は
重伝建の道で 歩いている村人に直接聞いて下さいね。

その場合、予想以上に会話が長引く場合がありますから、数分は覚悟しておいて下さいね。
詳細はつむじんこちゃんのブログで、ご確認下さい。以上 カラカラの祖谷川が少し流れて
ちょっとだけホッとしている、わたくしからの ほっとけない、ホットな情報でした
草 々

















































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菜菜子の気ままにエッセイ( 寄付金と牛と神社とお不動様)

2016年09月01日 | Weblog


『バブルの時代は良かった~』
と聞きはしますが、味わった感は全くありません。金利のゴージャスな時がありました。
あの頃が、バブルだったのですね。
そんな時代。様々な項目の寄付金が、ありました。

○○のお堂の建築
○○神社の建築
小学校の建設
賛助会費 PTA会費 婦人会会費 その他モロモロの寄付金。
…で 今でも 主人に申し訳なく懺悔したい 寄付金がある。
ワタシは 『気分屋』さんで あります。

あれは、ワタシが何かの話で、主人と口喧嘩をした直後に 玄関先に 他の集落のオッチャンが 立っていた。
当然ワタシの気分は、火を吹く牛。
オッチャンが 玄関先で
「すまんのじゃけど、こんど○○○のお堂建てようってことで、皆に寄付金頼んで回りよんじゃわ~」

そんなやり取りで、ございました。
「寄付金~!?はぁ?」
めちゃくちゃ 不細工な顔で 答えていた。
金額は お気持ち次第で 決まっていないと 言った。
火を吹く牛は、そのままの勢いで めちゃくちゃ ブッサイクな顔をして
財布から お金をだした

…千円札 いちまい

オッチャンは お礼を言いながら 帰った行った。
主人に 誰か来ていたのかと?聞かれたが、火を吹く牛は、口を 聞かなかった。

また、ある時には
ワタシは メチャクチャ 気分が上々だった。
そんな日に ○○神社の建築の寄付金集めの人が 訪ねてきた。
気分上々な ワタシは
お花畑のルンルン牛ちゃん♪
メチャクチャ優しい微笑みで、財布からお金を出した。

五千円札 ジャーンと一枚!!
名前を書く欄に 何故か 気分上々のノリのまま 自分の名前を書いた。

……やがて
一年が経ち
お堂も神社も 建てられた。
神社の中には 寄付金を頂いた方々の御芳名を書いた板が 張られていた。
お堂の外にも 同じく 張られていた。

……やがて…永い年月が過ぎ去り、五千円を出した神社は、神主様も 普通に亡くなり
神社は 人目に遇わないように ひっそりと 傾こうとしている。
一方では、千円の欄に 主人の名前が書かれたお堂は、毎年 毎年、盛大に護摩供養が開催され
千円は サラシモノに なっている。
お堂の板を見る度に 千円の文字が 風雪にサラサレテ 早く 消えてほしいと いつも 念じてしまう。
千円を出したのは 主人ではありませ~~ん
あいつは、寄付金の話さえ知らないまま 八十八箇所巡りの更に上を 全う致しましたっ。 多分。おそらく。

……で
本日
印刷物を持ち、班長さんが やってきた。
『お不動様の建物の修理と寄付金のお願い』

6月の大雨の後 お不動様にて落石があり、屋根と床下、柱等が破損しました。いろいろと
ご迷惑をおかけいたしますが なにとぞ ご協力をお願いいたします。
って
お不動様~!!
あなたは 強いお方じゃないですか~!!
なんで!?なんで~!!
落石を やっつけられなかったの~

本日のワタシは
火も吹いておりませんが、
お花畑にも おりません。
寄付金の金額が 浮かびません。
後日、ゆっくりと 主人に 相談致します。

草 々












栗枝渡の朝霧




















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