秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷冬風景

2008年01月31日 | Weblog
菜菜子さんの携帯写真 今日の落合集落の雪情報
ちょっと暖かくて天気が良いので大分融けているようだ。



下の写真は正月元日の落合集落 年末の寒波で大雪であった。



このように見比べてみると、寒波ごとに天気が悪ければ大雪になり村民は
難儀する。まだ寒波が来て大雪になるだろうがそれでも確実に暦は早春に近づいて
ゆくのである。
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奥祖谷冬風景

2008年01月29日 | Weblog
菜菜子さんから携帯写真で今日現在の雪景色速報


久保集落雪景色と霧


久保集落 我が家の雪は大分融けているようだ。
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奥祖谷冬風景

2008年01月23日 | Weblog
昨年12月14日撮影大根洗ふT老婦

我が家からゆっくり歩いて1時間の久保集落最上(標高850)のT老婦の住居
に、何時ものように附近の風景などを撮りながら訪ねた。

1時間とはいうものの先ず時間どうりには行けないのが常である、民家の庭先に家人でも居ようものなら立ち話などを2,3人とすればたっぷり1時間ぐらいは経ってしまうからである。

T老婦はいま帰ってきて一休みをしようとしていたが宮の内和尚を見つけるなり
満面の笑みを浮かべて声を掛けてきた
「いま水仕掛けてきたとこよ、水の出が悪うてのうえ、年取るとずるーないぞえ
まあ、ゆっくりしていきや、番茶でも入れるわい」

番茶と駄菓子で一服してよもやま話を一時するのである。
「和尚さんや、この間の晩はほんに心臓が止まるほどおぶけたぞや!晩の8時ごろじゃった、窓をどんどん叩くで!真っ暗で誰か判らんで最初は泥棒かと思って
黙っていたのじゃが、外で電報!!電報じゃあ!!とおらんどるでのえ、それで
心臓が止まるほどおぶけたのよ、徳島の親戚の者が死んだのかと思ってのえ」

「そんな縁起でもない電報はいらん、持って帰ってくれやあ!というと来た人が
こんな電報ならなんぼでも貰うわというのでの、何いうて来たか読んでや」

「徳島県警にいる次男坊が警視に合格したので電報で知らせてきたわけよ、なにも
電報で知らせんでものう、電話一本で済むことじゃのに、ほんに晩の電報は嫌じゃあのえ、まっこと心臓止まるかと思ったで」

二人で大笑いしたものであるが、T老婦の笑顔はこの奥祖谷の土に生きていることに満足の笑顔であった。

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奥祖谷冬風景

2008年01月20日 | Weblog
菜菜子さんから携帯写真で今日午後の雪降る久保集落の様子を速報


久保林道の雪降る道路沿いの木々


ただ今下の人になっている留守の我が家、庭の様子から今晩は積もるかな



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奥祖谷冬風景

2008年01月20日 | Weblog
1月2日撮影の久保集落林道雪模様

久保集落最上の民家に一人暮らしのT老婦が住んでいるがご主人はずっと以前に他界し子供たちは徳島県内と大阪に夫々家庭を持って暮らしている。

T老婦は70歳後半であるが至ってお元気、天気の良い日は家の周りの畑で何かしら動いているようだ。ジャガイモ、蕎麦、サツマイモ、大根から根野菜、葉野菜に至るまでまめに植えつけて収穫する。唯一の楽しみはこれらの食料を子供たちに送ってやることのようである。

そもそもT老婦に初めて会ったのは4年半ぐらい前にこの集落に居を構えるときに元お巡りさんのI氏に紹介されたのが縁で時々は機嫌伺にお邪魔している。

昨年の5月の連休の頃であったと記憶するが偶々来ていた家内とT老婦を訪ねた時に、子供さんたちも帰郷して庭でアマゴを焼いて談笑していた、T老婦はニコニコしながらいつもの居間から話に加わっていたのでいい機会だから皆で写真に収まろうと宮の内和尚がカメラを構えてT老婦に庭に下りるよう促したのだが、わたしゃいいよ となかなか下りてこない。

子供たちはばあちゃん早く下りてと催促すると嫌々下りて来て写真に納まったのだが、ばあちゃん何かブツブツ云っているらしいので家内に聞いてみると、宮の内和尚の写真は縁起が悪いから嫌じゃと云ってると。

はたと思い当たったことである。一ヶ月ほど前のこと此処を訪ねた時にT老婦の親戚のおばあちゃんと久保蔭のH家のおばあちゃんを撮ったときの写真を記念にと差し上げた。
その写真の経緯はT老婦の親戚のおばあちゃんは1月後半に畑仕事をしてたので話を聞きながら撮影、そのときはお元気であったが1ヶ月後に急死してこの写真が最後の写真となる。
またH家のおばあちゃんは写真を撮らせていただいてから間もなくして脳溢血で倒れられて入院を余儀なくされているらしいこと。

T老婦にいわくつきの写真を手渡したばっかりに宮の内和尚も苦笑しきりであった。

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雪山三嶺

2008年01月16日 | Weblog
1月4日三嶺登山中から雪と剣山、次郎笈

なぜ雪に惹かれるのだろうか、生活にはかなり不自由なのに
雪の危うさなのか、あっという間の生、結晶の素晴らしさ
無意味な美しさなど色々な理由を思い浮かべるが、それ自体
無意味なこと。

雪、、、、女形玉三郎の艶やかな危うさと力強い儚さ
それは玉三郎の云う 遠くを見ない明日を見る を感じるからか。 
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奥祖谷冬風景

2008年01月14日 | Weblog
1月2日に造ったカマクラもどき

積雪が少なくてかき集めて1m余りの小さなカマクラもどきを
夕方1時間あまりで造った。

寒さを忘れて夢中になるものだ、いい年をして脳天気に雪と戯れ
楽しかったものだ。

また久保集落で話題を作ってしまった、この前のときは下の人は風変わりな
面白い人よな!と。
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奥祖谷冬風景

2008年01月12日 | Weblog
1月2日撮影の久保集落雪景色

民家の直ぐ横にお地蔵さんが並んでいる、祖先の方々の
供養に建てたのだろうか、雪の白さと周囲の静けさが
遠い昔の生活を伝える。
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奥祖谷冬風景

2008年01月11日 | Weblog
1月2日撮影の久保集落雪景色

次の寒波で降雪があればこのような雪景色がどの集落でも
見られる、厳しい山村の生活ではあるが雪景色に慰められもする。
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奥祖谷冬風景

2008年01月09日 | Weblog
このところの暖かさで雪も融けてしまったが1月2日の奥祖谷二重蔓橋は
このような雪景色であった。

男橋は蔓の架け替え工事中で、女橋と野猿が渓流の雪に相まって
綺麗なものであった。

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雪山三嶺

2008年01月06日 | Weblog
悴みし手に息吹きて眺め入り
雪眼鏡かけて眺めし縦走路

綺麗な雪の縦走路だ耀いている、西熊山、天狗塚、牛の背
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雪山三嶺

2008年01月05日 | Weblog
コメツツジ雪の衣に春を待つ

始まったばかりの雪山なのに山頂近くのコメツツジの樹氷を見つめて
いると、厳しい環境に耐えている姿に早く春が来て欲しいと願う。
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雪山三嶺

2008年01月04日 | Weblog


雪晴の三嶺山頂輝けり

今日は快晴の三嶺山頂に2008年の初登りを記す事が出来た



雪晴の雪原の白際立てり

山頂より来し方を見れば雪原の白さに驚く、また遠くに剣山、次郎笈を遠望
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正月

2008年01月03日 | Weblog
真白きの三嶺西峰三日かな
青空に雪の融けにし三日かな

ようやっと正月三日の昼頃から青空になり、道路、屋根などの積雪が
緩み始めて融けてゆく。

昼間は暖かくて久しぶりに窓を開けて空気を入れ替えた
昨日カマクラ遊びで1mほどのカマクラはまだ健在、夕方にはローソクを灯す。

我が家の庭からは三嶺西峰(1806m峰)と天狗峠が遠望出来るが
両方とも青空にくっきりと真白き雪に覆われている。
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正月

2008年01月02日 | Weblog
かずら橋雪の重みをゆらりゆら
清き雪優しくかずら包みおり

荒れ模様も収まりかけて回復気味の奥祖谷、寝正月を決め込んでいたが
じっとして居れず道路の雪も融けかけた昼間。

奥祖谷かずら橋雪景色を観賞する、誰も居ない奥祖谷かずら橋の静かな
雪風景は至福のひと時であった。

名頃からは除雪されていてよかった、蔓橋までしか行っていないが
ずーと除雪が続いていたから剣山見の越登山口まで除雪しているようだが
定かではない。
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