秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

春の日

2007年03月29日 | Weblog
春の日や 山の暮らしに 技見つつ

集落の方が口に蔓を銜えて引き裂いているのに出くわす
聞けば 紐を作っていると材料は葛かずら。

紐が手に入らない昔から山の暮らしでは蔓を引き裂いて作っていた
裂き口の片方を口に銜え、もう一方を片方の手で裂きながら余った手の指を
裂けるところに添えて同じ太さに裂けるように指で操縦しながら裂いてゆく
技は手馴れたものであった。

此処の年寄りは今でもみんな上手だそうだ
この蔓紐で切りもし大根、干しいも、などを結わえて吊るしたり
カヤを束ねたりと便利に使うのだそうだ。
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春の日

2007年03月28日 | Weblog
いっぱいの 春の日垂れて 山家あり

花のたよりが聞こえて来そうな春の山の風情

花咲くを 聞こえし頃や 祖谷の里
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春の日

2007年03月27日 | Weblog
永き日や 土ぬくもりて 野良仕事

昼の時間が長く感じるようになった春の日の山里。

利休忌や 激しく雨が 石を打ち
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活彩 祖谷村

2007年03月20日 | Weblog
熱気むんむんの会場では今治の山本さんご夫妻と矢野さんがデザインした
村旗が披露されて、やんやの喝采。

山城町の町おこしグループの下大寺さんの講演と南国市のコカリナ奏者
猪俣さんの演奏もあり、また一の森の管理人さん、三嶺を守る会の
暮石さんなど多士済々の方が集まり熱い思いを語り合った。
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活彩 祖谷村

2007年03月19日 | Weblog
祖谷村の 集い盛り上げ 春の風

3月18日 活彩 祖谷村の一周年の集いがあり多くの村民が熱い思いを
語り合いました。
地元の小学校児童の作品や大人たちの作品が展示され、会場を盛り上げた
なかでも落合小学校のでんけんカルタと集落の保存活動、菅生小学校の
菅生ジャパンが雪合戦全国大会で3位の活躍、善徳小学校児童の生き物を
大切にする活動などが表彰され感動を呼んだ。

また名頃集落から特別村民名頃人を招待、名頃人は大変喜んで笑顔で
交流を楽しんでいた。


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春に一進

2007年03月14日 | Weblog
三嶺にも 斑雪て笑顔 名頃人

季語 斑雪(はだれ)
斑になってゆく雪の三嶺を指さしながら名頃集落の人は
嬉しそうに春を話してくれた。
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春に一進

2007年03月13日 | Weblog
春山や 土温もりて 雪制す

昨日の青空と夕焼けは素晴らしかった、茅場でひとり
焼ける頃には相当寒かったが素晴らしい風景に佇むのみ。
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春に一進一退

2007年03月12日 | Weblog
荒れ模様 一進一退 春の山

昨夜から今朝にかけて荒れ模様の天候で冷え込んだ
昼過ぎから天候回復、風は冷たいが青空。
天狗峠ー天狗塚からの稜線は霧氷、久保集落上部の茅場に
寝転んで楽しむ。
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春に一進

2007年03月12日 | Weblog
畑打ちや 土に隠れし 小鳥あり

畑打ちの土を見ていると小鳥が盛んに啄んでいる
出てきた虫を食べているのであろう。

寒い日であるが、小鳥の動きは素早い、春に一進。
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春に一進

2007年03月11日 | Weblog
植えつけて 取り入れ時を 語るひと

祖谷ゴウシモ(じゃがいも)は彼岸の前後に夫々の判断で植えつける
これからの天候を見極めての植え付けは自然相手だけに不安定。

芽吹きの頃の降霜が一番怖いそうである、一回目の霜は次も芽吹きで助かるが
二回目の霜に遭うとその年のゴウシモは諦めざるを得ないそうである。

集落の畑に次々と植え付けが広がっている。
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春に一進

2007年03月11日 | Weblog
雨降れば 庇にいでて 春の山

2,3日前には戻り雪であった、土地の方たちも慌てたらしいが
直ぐに融けてしまった。
山里は畑打ち、ゴーシモ植えつけに忙しい日々が続く、彼岸の前後に
いもの植え付けをする。
昨夜からの雨で春らしい朝であるが、また冷え込むようだ、なんとも
目まぐるしい日々である。
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戻り雪

2007年03月08日 | Weblog
今朝の久保集落春の風景は戻り雪に洗礼

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戻り雪

2007年03月08日 | Weblog
春の雪 顔のぞかせて ふきのとう
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戻り雪

2007年03月08日 | Weblog
淡雪を しかりと抱いて 梅の花

今朝 久しぶりの春の雪景色を求めて久保集落を散策
春の淡雪は儚くて温度が上がるにつれて消えてゆく運命に。
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戻り雪

2007年03月08日 | Weblog
目覚めれば 庇に出でて 戻り雪

今朝6時前目覚めて外に出れば戻り雪が静かに降っている
庭にはうっすらと白く、今も静かな降り続いて。
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