秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷春点描 暮らしの春 お山と里のコラボ

2013年04月29日 | Weblog

うき草のごときわが身を思へども花ちる春の夕暮れ寂びし

つつじ咲く山の端見ゆる春の暮うき世の暮れをいかで過さむ

山吹の花さく道を分け入りて失せたる道の荒野さまよひ

ながれゆくうき世の風に身を任せ君思はまし道のあはれや




























































































































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菜菜子の気ままにエッセイ(置き薬と空き家と恋の処方箋)

2013年04月26日 | Weblog
仕事を終えて、帰ろうとした時に、携帯電話が 鳴った。
相手は 《置き薬》の富士薬品の祖谷担当の男子。
「何時に帰られますか?」
『今からだと、7時くらいになるよ~』
「わかりました。待ってます」
『悪いから、次回でいいですよ~』
「大丈夫です」

日本全国の、特に地方には、様々な会社の置き薬が、配置されている。
都会なら、少し歩いたらドラッグストアがあるけれど、田舎には、〇〇薬局などと
看板を上げている店は、ない。

二件程、薬を販売している店はあるが、種類は少ない。
村のお年寄りの家には、ほとんどのお家が、置き薬を、置いている。
置いていると言うよりも、置かされているみたいな?

山の上に住む、お年寄りの中には、三ヶ月に一度やってくる
この販売員を愉しみに待っている人も いる。
普段、誰にも会えない人は、自分の家を訪ねてくれる、それだけで、満足しているみたいだ。
……で
ワタシは ふと思った。
ヴヴヴ星人の家にも、置き薬が、二箱あった。別々のメーカーの配置薬だ。
二年間 バア様の家の、仏壇の横の薄暗い棚の上に、置かれたままの、薬箱。
精算されてないまま、誰にも 相手にされないまま、期限も切れ、《薬のミイラ》になっている。

…で
今日、販売員の男子に聞いてみた
かわいらしく、聞いてみた

『あのな、置き薬置いて貰っている家で、そのまま空き家になったお客さんとか、あることない…で…?』

「あ~ありますよ、亡くなったりしたり、入院したりで、連絡がとれなくて、困る時が増えましたよ」

爽やかに、応える、男子男前っ!
『そんな時、置き薬のお金の集金は、どうするん…?
かわいらしく聞く オバサン1名。(仕事終わりで、顔面塗装は、剥がれている。
が 朝はソコソコ…)

「とりあえず、ハガキを出して、家族の方が帰省された時に
連絡を頂けるように、お願いしているんです」

『家族は…納骨終わったら、遠方なら誰も帰らんことない?』

「はい…そんな時は、会社に書類を提出して、停止の手続きをとるんです」

『日本全国で、かなりの赤字になるだろなあ~』
置き薬の販売員の男前の将来を、心配してあげる、ワタシって、いい人っ!


この 男子が前の販売員と交代して、ワタシの家に 初めて訪問して来た時、
祖谷の右も左も斜めも、何もわからないまま、配置転換されたことに
超 超 超 気の毒になって、ワタシは、男子に言った。

『初めてのお客様ばっかりだと、売上少ないだろ~今日は、健康食品ひとつ、買うよ~』
「ありがとうございますっ!!!」
男子は 更に爽やかに
笑った。笑顔もヨロシイ~

あれから…一年
そして 本日

仕事の帰りに、コンビニに寄って スタバのコーヒーと、美味しいパンを二つ購入し
男子に差し入れに、準備しておいた

置き薬の計算をして、帰り際、
『今から高知まで、気をつけて帰りなよ~!食べながら、帰りなよ~』
と めちゃくちゃ エエ奴か? ワタシっ

彼は 今頃
高知へと 帰りながら、きっと思っているんだ…
『祖谷の人って、なんでみんな優しくて…綺麗なんだろう……』
って。
間違いないっ!

ワタシが 彼に優しくするのは
彼が
《男前》だからです。
そして、爽やかで
真面目だからです。
この 三つは、誰にも譲れないっ!

そうでなかったら、
《置き薬》は
使用しません。
自力で 治します。

傷口には消毒
打ち身には 湿布
頭痛には 痛み止め

ココロの痛みには
ココロの処方箋
ココロが病んだら
素直に なって
時には 誰かに
もたれかかってみよう
ほんの少し
角度を変えてみると
楽な答は 顔を出しているよ
あなたが 気がついていないだけなんだ
きっと…

追伸
※ワタシの処方箋は
竹野内豊様で ございまつる~

草 々


















































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菜菜子の気ままにエッセイ(ロケ地で仕事を熱く語れば~)

2013年04月23日 | Weblog
本日の気温も 4度
寒いですよ~!ファンヒーターフル稼働してますが、ご心配なくっ!
新緑はジワジワ~と、染み出しております。

そんな先日のお休みの午後。某テレビ局のドラマのロケが、10日間程
隣町で滞在しておりましたので、見学に行って参りました。
ロケ場所は職場友達のお家一件丸ごとセットッ!
地元で催し事に顔をだすと、必ず知り合い※100%知り合いにお会いして
年配のオバサマ方との 軽~いご挨拶から始まって、幾つかの質問攻めに遇います。

1,『まあ~長いこと会わんの~~今どこへ仕事に行っきょん~!』
2,『娘さんも嫁さんに行ったん~?もうええ歳だろ~!』
3,『どこにおるん?一人でおるん?娘と一緒におるん?』
4,『婿さん死んで、何年になる~?』
5,『気長にせえよ~!気をつけてせえよ~!まだまだ若いきん、イケるわの~
歳とったら、なんちゃあええこと無いぞ~!』

……こんな 感じの社交辞令?みたいな
こんな声かけを、数人から頂いておりますと、応えるのに、疲れてしまって、
…結果、出掛けるのが、面倒くさくなる…みたいな。
でも、地元以外だと、そんなに話しかけられないから、自由でユルユルで、遊べます。

お友達三人と、食事して、それからドラマの撮影の社会見学です
2時間余りの間に、撮られたの、3カット
1カットが、どれも本番では一分位。
エキストラの若者は、回想シーンの背中のみの出番待ちに、2時間待ち。
……
……
ジーと 見学ならぬ、観察をしながら、ワタシは思った
正直に 思った。偉い?テレビ局のスタッフの皆様方を、観察しながら、思った

『こいつら…
このしら……って……めちゃ……く…ちゃ……めちゃくちゃ…
段取り わるい~!!!』
なんという 無駄な動き!
なんという 協調性の無さ!
なんという 体力の無さ!

そして 1番強く感じたのは、口だけを挟む偉そうな 無駄にインテリ風な?オッサン数名。
この 数名が、口を挟む度に ペコペコ頭を下げながら、似たような動作を繰り返すADさん。

組織って
みんな こんな感じなんだ
この 《無駄に口を挟む星人》
が、全ての作業や、仕事の流れを、悪くしているのでは ないだろうか?
さほど変わらないのに、何かしら 口を挟む
挟んだ口元を、ニヤリとさせて、ご満悦。

国会や
企業や
職場や
日本全国で、日々がこのパターンみたいな。
ワタシは テレビ局の裏方は 絶対に無理っ
あんなに 段取り悪く、遣らされていたら、吐きそうになる。時間と心中してるみたいな?

『〇〇さ~ん、空き缶どこに入れるんでした~』
「上の倉庫の横に、袋置いてるから、すぐにわかるよ~!」

……
……
おまえ…
飲んだ空き缶くらい
後で 自己責任で置けよ…
畑の下で 一生懸命 片付けしよる美術の人に今 聞くかぁ~~!

そして
昔から 言われてきた
『祖谷の人は、良く働く』
の本質的な 意味が、つくづく実感出来た、一日でした。
※たまに働かない人も、おりますが、あれは遺伝子のせいです。
《ナマクレ病》と言う遺伝子が、代々…時たまに子孫に、受け継がれて行くので、ありんす。

祖谷山で暮らした先祖の方々は
日の出と共に起き、日没まで農作業をして、夜遅くまで、納屋で作業をして
明日の段取りをして 床に入る

口をたてる 暇はない
無駄口を 叩いていると、太陽はバンバン 傾いていく。農作業は、即ち、生きる事。
畑は、絶対的に生きる為の砦

無駄が多い 世の中になった
がむしゃらに 働いている者達とは 全く掛け離れた世界で、税金を食いつぶしながら
楽チンをやっている輩達が いる。
《補助金》
が 保常金に 化けている。
などと 長く呟いて
凍っていない、路面がめちゃくちゃ嬉しい 毎日で ありました。
寒い~よぉ~

草 々






























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奥祖谷春点描 暮らしの春

2013年04月21日 | Weblog


見渡せば祖谷の高嶺に春は来し篠分け入りて花を求めむ

仰ぎ見む古木の花はあはれなり微かに咲きて今散り往かむ

今さらに春を詠へど廃家には辞世の詩と思ひ知らなむ






















































































































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奥祖谷春点描 暮らしの春 さくらと山

2013年04月15日 | Weblog
八重のさくら、しだれ桜、山桜、やまぶき、こぶしなど奥祖谷は花盛り

集落の至る所や林道にはさくらがいっぱいに咲き誇り桃源郷のようだ

祖谷の名峰を仰ぎ見ながらさくらを楽しむひと時であった
















































































































































































































































































































































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菜菜子の気ままにエッセイ(誕生日とメガネとワタシと時々一揆)

2013年04月13日 | Weblog
前略
明日の朝の予想気温は、マイナス一度。
そんな本日も、寒い一日で ございました。
そんな本日、わたくしの誕生日。
昔の祖谷の暮らしの中、自分の子供が生まれても、親が忙しくて
なかなか役所に出生届をだせないままで、酷い時は、一ヶ月以上も過ぎてから
出生届をだし、結果、提出された日が、
〈誕生日〉
となる。

私の本当の誕生日は母親と同じ日だと、母から聞いたことがある。
母親と誕生日が同じだということが、歳を重ねるごとに、重荷になってきている。
母親と同じ運命は、ご遠慮したい。

四十代で高血圧で倒れ
50代後半で脳梗塞
心筋梗塞に胃潰瘍
動脈硬化に 神経痛

最期は片足切断

まるで、病気のローカルコンビニ。

で、ワタシは誕生日を意識していなかったのに、お友達は、覚えていてくれました。

『何か欲しい物は、あるかい?』
などと、聞いてくれる相手もなく、
おめでとうメールが二通。
ありがとうね。C子ちゃん~♪

うし女達は、確か…去年は…
全く忘れておりました。
女は 好きな相手が、出没すると、親は、二番目になる。
ワタシの場合、気にかけられると、相手に合わせるのが
面倒くさいから、二番目、三番目でなくても良い。
ワタシの存在を、忘れてくれていた方が、ワタシ的には、ご満足なのだ。

六年位前、
眼科に 駆け込んだ。
『先生っ!目がへんなんですっ!調べてくださいっ!』

「顎を上にのせて」
から始まる この様々な検査。
わたくしは、この検査を受ける度、決まって医師から、同じことを、注意される

「両手は、普通に置いていて下さい」

ワタシは、顎を乗せたら、胸のレントゲン撮影と同じように
機具を両手で 抱え込もうとする、へんてこりんな癖が ある。

……で
結果を 聞く。
重症のドライアイは、以前と 同じ。
……で
「せんせいっ!ワタシの視力がおかしいのは!何の病気なんですかっ!!!」

『メガネは、持ってますか?』
「へっ?メガネ?」
『老眼鏡とか、知っているでしょ』
医師は、苦笑いしながら、ボソッとそう言った。
それから、
時々 お世話になっております。
暇そうな、メガネ屋さんが、潰れない理由が、解った。
視力は、バンバン劣ろうが、メガネがなくても、
《男前》はハッキリ判る。
そうでないのも、ハッキリ判る。

腰 膝 足首
痛みは 下に下に 範囲を 広げてくる

自宅に帰ると、脚を引きずるように 歩くが、
《男前》の前では、
スッスッと 姿勢良く歩ける

自宅では、
『痛い~脚痛い~』と独り言を言うが、
《男前》を見ると、
痛みさえ、忘れている。
そうでない人を見ると、別の意味で、痛みを忘れる。

そんな誕生日が、
終わりました。
役所に届けた誕生日は、来週の金曜日。
欲しい物は、現金だけです。
あしからず~!

気を引き締めて
疲労困憊を 克服しながら、
ワタシは、やらなければならない 任務がある。
《祖谷一揆》を
後世に 語り次ぐ為に
書き遺すのだ。
がんばれ!!!ワタシ

注※こうたろ様が、レポートを今頑張って、まとめているので
ワタシは、それをパクリ、書き写すだけ…みたいな…
棚から牡丹餅
濡れ手に泡
頑張ってよ~こうたろ~~~~!!!

草 々



























































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奥祖谷春点描 暮らしの春

2013年04月09日 | Weblog
廃墟となった集落にも畑を作るひとがいる、暮らしの匂いがかすかに残っていた

秋に刈り肥ぐろにして雪を凌ぎ春にはこの地畑に撒かれて作物の肥として生きる

奥祖谷に於けるカヤの一生である

他の集落ではじゃがいもの植え付けも終わり、芽が出始めている畑もあるのだが

此処はどうなっているであろうか、次に訪ねる頃には作物の植え付けが終わって

周辺の木々は芽吹き始め、草花は咲いて、しずかな廃墟にも命の息吹を感じることが

出来ることを思うのだが、明日のことは判らない、わが身でさえ明日のことは判らない

ただただ、いまを、切に生きるのみであろう



さと守りの風情に似たりカヤぐろのしんしんと立つ廃墟わびしき









































































































































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菜菜子の気ままにエッセイ(二人のおばちゃんを熱く話せば♪)

2013年04月05日 | Weblog
前略
わたくしは 元気で賑やかなおばちゃんに挟まれて暮らしております

朝、愛車を洗っておりますと、家の前のおばちゃん(75歳に昇進)が、窓から声をかけてきました。

『菜菜子さんよ~あのの、聞いてくれるか~』
「どしたん?何かあった?」
『朝の5時にいそげえな留守番電話はいっとんぞよ~聞いてみてくれえや~』
おばちゃんが、私を家の中に入れて、留守番電話の、再生を押す。
『ワタシは朝から20ぺんも聞いたんじゃけど、何ていよるかわからんのじゃわ~』
注※おばちゃんの申告を20回としたら、おそらく正しくは、10回位か…
おばちゃんは、話の内容を、異常に膨らませる能力を、持っている。あしからず

スイッチオンッ!
雑音〇◎△□◇▽◇~「おらんわ~」
ガチャ ……

『もう一回押すぞ~』スイッチオンッ!
雑音〇◎△□◇▽◇~「おらんわ~」
ガチャ ……

「おばちゃん、祖谷の70位のおばさんの声じゃよ。けど、えらい早くから、電話してくるなあ~」

『その前になんぞ、聞こえんか?雑音と一緒に聞こえんか?』
「雑音だけじゃないん…?おばちゃんには、何て聞こえたん?」

『関ジャニ∞~よ』
「関ジャニ~なんでや~」
『関ジャニエイトにも、聞こえるし、半田病院っても、聞こえるんじゃわ~!』
「はんだ病院?」

かんじゃにえいと
はんだびょういん

どこが…一緒…?

関ジャニ∞が、祖谷の75歳のおばちゃんに、朝の5時に電話してくるか?
そんな 馬鹿な?
…とは、思わないか?おばちゃんっ

そして、おばちゃんは、外にでて、上の木に揺れる枝のような、モノを指指し、叫んだ~
『へびぃみい~蛇じゃわ~蛇、あの木にぶら下がって、くにゃくにゃしよるわ~
蛇もう、でだしたんじゃの~~』
……
「おばちゃん、あれは木の枝か、葉っぱじゃよ…」

『ほんなって、クネクネして、持ち上がったぞ!』

「風で揺れよるだけじゃよ…」

『まあ~ワタシの見間違いか~~あのの、目の錯覚はあれぞ
昔から茶の木も揺さぶるって言うんぞ~~』

……
もし、ワタシが一緒にいなかったら、数時間後には、大蛇が家の横の木に巻き付いて
揺れていたことに なる……間違いないっ!
おばちゃんは、75歳を迎えても、仕事に行っている。
クビになるまで、働くそうだ。
このおばちゃんの元気の燃料は、
〈おしゃべり〉なんだ
そして、もう一人

お料理が得意で、婦人会の活動にもバンバン参加している、おばちゃん。
今でもワタシは、
『N石の姉ちゃん』
と呼んでいる。土建会社の会長様。
年齢は、家の前のおばちゃんと、近いと思う。間違ったら、失礼なので、そこは曖昧にします。
ワタシ要領のカタマリ~

上品で、お顔も綺麗で、スタイルは、それなりに腹部以外は、クリアーしていて
申し分ないんだけど、神はにぶつを与えない~!

このおばちゃん…
超…超…超天然キャラ
今朝、おばちゃんは、お墓参りのアイテムを、カゴに入れて、お墓参りに出掛ける支度をして
玄関から、出てきました。
風邪を引いたペリカンのように?歩きます。
カゴを持ち、玄関を出て、道路を横切り、車庫に向かうまでに、何かを忘れたらしく?
玄関に引き返して行きました。

……
……
道路の、ど真ん中に
カゴ?

カゴが、普通に置かれておりました。

とりあえず道路なので、自動車が、きました。
祖谷の道は、何かしらの障害物が ありますが、お墓参りのカゴを、普通にぽいっと置けるのは
この方しか、おりません。

二人のおばちゃん
立ち話は、いつも同時に話し、側で聞いていたら、何語?なのか、わからない時が、あります。
お互いに 自分の話が優先で、立ち話は、太陽の角度が変わるくらい、長く続くことも、あります。
超天然キャラのおばちゃんの燃料は、
〈家族〉と〈信仰〉です。

どうぞ、いつまでもお元気で、立ち話漫才を、聞かせて下さいませ。

…で わたくしの燃料は…ありすぎて…浮かびませ~ん

それぞれの燃料を満タンにして
それぞれの今日を、がんばろう~

追伸
蛇は多分…まだ…いません。
関ジャニエイトは 東京にいます。 多分…

草 々
























































































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奥祖谷春点描 暮らしの春 失せた集落

2013年04月02日 | Weblog

しんしんと春になる、失せた集落に微かな春風が吹き渡り其処かしこに

点在する家々を目覚めさせようとするが、さとびとの現れない虚しさに

霞み渡る遠くの山々、均整の取れた三角錐の天狗塚 高原状の牛の背と続く

やまなみを空ろに眺めて、僅かにため息をつく、わたしは陽だまりに

腰を下ろして空虚と化した集落に暫しの時を刻む

如何にも、いまの奥祖谷は限界集落を通り越して失せし集落の多きを

ひしひしと肌に感じざるを得ないのを一抹の寂しい思いを何時も抱く

花咲く季節の一歩手前の奥祖谷の原風景である


春なれどなおもはれぬ心かな暫し佇み失せし集落

うき事の多き暮らしのやまざとに別れを告げし侘しき心か

山の端に霞めるけしき眺むれど語りしさとびと無きはかなしき















































































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