早朝の寒さが何時に和らぐのかと気になるところだが、三月早々にも春の暖気になるとの予報に
暖かくなる昼前にいつもの瀬戸風峠の散歩に出かけている
猫柳が陽光にきらきらとかがやいて寝ぼけているような、なだらかな坂道の両側にはみかん山の
いよかんがまだ、収穫されずにそのままほったらかしになっている山を眺めて少し汗ばんだ身体に
ひんやりとした早春の爽やかな風が気持ちを和ませてくれる
よく歩かれている常連の人たちとの会話にこころ和みながら、また、最近に定年を迎えられたばかりの人の
瀬戸風峠のすばらしさや散歩の良さの感想などを話してうれしくなったりする
ちょっとしたきっかけで何時しか散歩だけではもったいないですよとのことから、近くの山歩きの楽しさを
話すと興味を持たれる人も居て、手始めに皿が嶺をお勧めしたりする
そうこうしていると何ヶ月かの後に皿が嶺に行きましたよと云われて、山はいいですねえ、ぼつぼつ初歩から
習って、事故の無いように歩いてみますなどと話されて、以前より若返った感じになられたひとをみると
うれしくなったりする
瀬戸内の波匂ひきて野梅咲く
野梅見て峠行き交ふ会釈かな
野にありてひかり惚ける猫柳
我が家から20mのところの電線に来た