秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

心に詩を!

2007年11月30日 | Weblog
素人の遊び心で山の詩を作ってみた
想い浮かぶままの詩にN氏が曲を付けてくれたが未だ未完成

果たして心に詩をのように響くのだろうか

山の歌  奥祖谷恋歌       作詞   宮内 誠二
                 作曲   N
1 山へ行こうよ 新緑の
  想い遙かに 奥祖谷を
  貴き三嶺の コメツツジ
  君と一緒に 登ろうよ
  熱き想いを 胸に秘め
  可愛い花に 頬よせて
2 山へ行こうよ 秋山の
  真紅に燃える 四方の峰
  山は三嶺と 天狗塚
  君と一緒に 登ろうよ
  尾根道辿る 従走路
  夕日静かに 沈みゆく
3 山へ行こうよ 雪山の
  吹雪とどろく 雪道を
  真白き天狗の 頂に
  君と一緒に 登ろうよ
  彷徨い歩いて たどり着く
  モルゲンロート 輝きて
4 山へ行こうよ 奥祖谷の
  残雪光る  峰峰を
  山は三嶺か 天狗塚
  君と一緒に 登ろうよ
  思い出探して 山の旅
  春の息吹の 風受けて



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菜菜子の気ままにエッセイ   SANE著

2007年11月25日 | Weblog
臨時版初冬エッセイ
全国、津々浦々〈祖谷ファン〉の皆様、ごきげんいかがお過しでしょうか。
私は、日中6度の寒風の中、『頑張って主婦』しています。朝5時に起床し、家族のお弁当をきちんと作り、家族の朝食を作り、リビングにはクラシックが流れ、ヒキタテの珈琲の香りが、部屋の中に、漂う。
「あなた、早く起きて!仕事に遅れるわよ」
「〇〇ちゃん、起きなさい、〇〇ちゃんも、仕事に遅れるわよ~」
室内犬のヨークシャテリアが、私の膝に、ジャレつく。カーテンが、初冬の風に、少し揺れている。なんて、幸福な時間。








んな、訳ないだろう。

家の前で通行人に、朝から吠える
柴犬『ゴン』
目覚まし時計を、止めたまま、マエノメリに倒れ、二度寝入りをしている、低血圧の私。前に目覚まし時計を、業と布団から離して、置いた事があった……

無駄だった。
枕をぶつけて、スイッチを停止させていた。



孤独に、ムチ打ちながら、相変わらず、私
『スペシャルいいひと』


祖谷の道を、お婆さんがとぼとぼと、歩いていた。あの人の山の上の自宅までは、5キロはある。

「オバチャン、乗って下さい。私、ちょうどあっちに用事があるんです」

「まあ、スマンの、気の毒なー、誰が言うてくれろうに~」
オバチャン〈お婆さん〉は、涙は流していなかったが、取り敢えず喜んでいた。
「ワタシ、店で買い物あるきん、どうしょう、」
「心配ないよ。店の前で待っとくから、ゆっくり買い物しなよー。」私は、病人と老人にはめちゃくちゃ優しい。
私は、オバチャンが、買い物をする間、店に入って、お店の名物オバチャンと、オッチャンの、漫談〈夫婦の会話〉を、楽しんでいた。しかし、ここの店の看板、〈わっかりやすーい〉
その名も『むらの店』




買い物を、済ませ、車に向かう!!!


ⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢⅢ

??????????


『お婆さん、運転席に乗らないで!!!』



「あ~、まちごうた~、乗るとこ、まちごうた~、スマンのう」




こんな感じで、私
バツイチならぬ、
位牌と独身生活、送っています。


ふと、長女の俳句が浮かんだ。

「すれちがう、車はみんな高齢者」

最後に、私から一句

「低血圧、たいていみんな、美女ばかり」

オソマツ!

合掌
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初冬

2007年11月20日 | Weblog
一茶忌と知るも過ぎにし十九日
時雨るるや石手の寺に庇借り

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初秋

2007年11月19日 | Weblog
凩に吹き落されし山一つ
凩やわが身の肩を吹き降ろし
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初冬

2007年11月18日 | Weblog
祖谷の庵紅葉散る日に旅立ちぬ
凩に背中押されて祖谷去りぬ
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初冬

2007年11月17日 | Weblog
凩の荒ぶ山道人急ぐ
音たてて塊落つる枝枯葉

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初冬

2007年11月15日 | Weblog
燃え残る満身創痍冬紅葉
泡沫の陽だまりに居し冬日和

山に初雪、霧氷の便りが聞かれる日々がやってきた
木々も葉を落し始め、冬支度。

冬日和の陽だまりがいい季節。
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収穫

2007年11月13日 | Weblog
かさかさと落ち葉の舞いし大根引
大根引く老婆の笑顔祖谷の里

山里冬の保存食として切干、漬物は欠かせない。
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蕎麦収穫

2007年11月12日 | Weblog
落ち葉降る庭の筵に蕎麦叩く
冬め来る木立透かして蕎麦叩き

庭先に筵を敷いて昔ながらの叩き棒で実を落とし
トウミで篩いを掛けて収穫するお家もある。
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菜菜子の気ままにエッセイ   SANE著

2007年11月11日 | Weblog
臨時特別板
突然の登場で、失礼します。
私が死んだと?心配してる皆様、私はきちんと生きています。だから、心配しないでね!
一応、臨時エッセイという事で、1 1月 1 日の一日の出来事の報告をさせて頂きます!



「目指せ、家族三人プラスお坊さんと完全なる般若心経」
空は、晴天。お坊さんとの約束の時刻は、午前9時半!
大体、約束より少し早く着く筈。ギンギラギンのインド人のような衣装に着替えて、それからお茶を少し飲んで、小物を置いて、それから、お経が始まる。
ここまで私は計算尽くしていた。我ながら、動く時刻表!段取りの鬼!10時少し前からお経が始まり、去年の同時刻の10時15分には、お経は、クライマックスを迎え、夫は見事に家族三人の祈りの中、二回めの?昇天が出来る筈。


現実は、シナリオ通りはススマナイ。


「母さん、お坊さん遅くない?もうすぐ、9時半くるよ」
三人で、顔を見合わす。そして、壁の時計を見る。
「約束は、9時半だもの!こんなものよ」
と言ってはみたものの、なんか不安。
なんと言っても、最近お坊さんは、身体の具合が悪い。去年は、入院してた。
来る途中で、具合が悪くなったかも?
まさか、忘れてるとか?いや、そんな頭に触る病気ではなかった筈。運転中だったら、危ないので、携帯電話を鳴らすのは、ちょっと我慢しよう。
我慢、我慢、我慢。我慢


「もしもしー、今どのあたりですかー」
「あー、失礼しました~今、玄関の前ですわ~」


「今さっきから、着いとったんですわ~、20分位車の中だったんですわ~携帯に法事の予約入って、相手が墓の相談の話し、し始めて、中々切れんで、失礼しました」

お坊さんは、顔を拭き拭き、入って来ました。とにかく、一安心。無事でよかった!何と言っても、私はお坊さんの代打は出来ない。私があのギンギラギンの衣装を着ければ、完全に仮装行列になる。

私は、お坊さんにお茶を出す。少し高級な〈我が家では、駄菓子以外は全部高級〉お菓子を出す。前にも言いましたが、お坊さんは私の中では、上司よりも偉く、竹野内豊よりも、尊い。

お坊さんが、少し咳をしていた。
「風邪ですか?」
私は優しく尋ねる。
「ええ、ちょっと風邪ひきましてなー」
お坊さんは、顔の汗を拭いている。
時刻は、10時10分前。
少しだけ遅れたけど、お経が始まった。

私と娘、三人でお坊さんの真後ろに座り、主人のお仏壇に向き合う。
娘と顔を見合わしながら、静かな時間の中、お経が、流れて行く。
時刻は、10時13分!
私は、てのひらを重ね合わせ、祈りを頂点に込めていく。
瞳を閉じる。



「ゴホッ、ゴホッ」


お坊さんの咳払い


「ゴホッ
すんませんが、水一杯だけ下さい」


慌てて、台所に走り、コップに水を一杯だけ入れて、お坊さんの手元に置く。


時刻は、10時15分をスギテイタ↓↓↓



「オーマイガット」



娘が、必死で声を出さないように、我慢して腹を抱えて笑っている。



こんな感じで、無事にお経は終わり、四人は迂回路を通って、お墓に向かう。
お墓で、再びお経とお供えをして、全てが終了する。


30分して、お墓に到着!
お墓の掃除をして、叔母さんが待っていてくれた。
お墓の前で、叔母さんの近所のオバチャンが必死で、竹を一本持って、何かと戦っていた?

「ネエサンよ〓柚の木はネバイのうやー」
「なかなか、取れまいがえー」
主人のお墓の正面に、柚の木がある。
オバチャンは、私達に気が付き、一瞬悲しげな顔をして、私に一礼して下さった。

が、再び竹を持ち、柚の木を、叩いている。
お坊さんのお経の背中に、オバチャンの竹?あれで、オバチャンがハチマキをシメタラ、戦争中の、日本女子!ナンチュウ、光景?


そんなこんなで、一周忌は、無事に終わりました。

さっき、考え事をしながら、冷蔵庫の中の眼科で貰った、目薬を取りに行き、フタをとり、一気に目に挿した。↑↑↑



『ドヒャー、ゴンの白内障のメグスリ!!!』


そのまま、風呂場に直行!
慌てて、シャワーをパジャマに浴びる!


臨時版、本日終了。
祖谷の山里、紅葉真っ最中!
〈水鏡 もみじ映して紅に映え〉
感謝 合掌。
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小春日和

2007年11月10日 | Weblog
さくさくと山を歩きし小六月
小六月眠気誘いて身をゆだね

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立冬

2007年11月08日 | Weblog
一の森 白骨樹林 冬に入る
冬に入り 衣重ねて 祖谷の庵

今日は暦の上では立冬、今年は暖かい立冬になった
しかし朝晩はぐっと冷え込む祖谷の里。
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晩秋

2007年11月06日 | Weblog
紅葉且散る祖谷山の静かさよ
また一つ野山の錦散りゆきし

朝晩の寒さも厳しくなり始めて重ね着を始めた
立冬間近。
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晩秋

2007年11月05日 | Weblog
久保集落上の雑木紅葉

林立す 雑木紅葉の 衰えず

連れ合いと久保最上の時谷のおばちゃんを訪ねての帰り
林道から見上げる雑木林に夕日が当たり綺麗に浮かび上がる
夕日紅葉に感動する。
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晩秋

2007年11月03日 | Weblog
山紅葉 且散る日々の 近しかな
連れびとと 旅の一日を 秋惜しむ

快晴の一日連れ合いと静かに秋を惜しむ



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