初秋の山旅は爽やかな空気に包まれて

初秋の風が吹き抜けて気持ちよい祖谷の高嶺にウメバチソウ、センブリの花、
ツリガネニンジン、リンドウ、ツルリンドウ、タカネハンソウズル、などを

捜し求めて登山道の隅から隅まで目を皿のようにしてウロウロした、
見たいと思っていた花には大方会えたはリンドウだけはまだつぼみであったが、
ツルリンドウが咲いていたのでよしとしよう、

年を取ってくると、ピークハンターなど出来るわけも無く時間を掛けて
生物多様性の豊かな自然をこころいっぱい楽しむように心がけている、

心地よい風、雲が流れる初秋の空、紅葉の準備を仕掛けた樹林の気持ち、などに
耳を傾けながら楽しい二日間の山旅であった













ウメバチソウ

















センブリ















ツリガネニンジン

















ツルリンドウ















タカネハンショウズル

荒れ果てた沼地に忽然と現れる花たち

雑草、潅木に覆われつく、荒れ果てた沼地に、ある日、突然のように１，２、輪の黄色い花が誕生して
おどろきやら、感動やらで、ワクワク、ドキドキ、する感覚はたのしいものだ、

そんな日は一日、生き生きとした気分で居られることがある、数日後にはあっという間に
和を増やして黄色い輪が大きくなっていたるして、自然の植物の逞しさに感銘するものである

考えてみれば、雑草の上に出てくるまでにすでに小さな茎が生まれて
周囲の雑草に揉まれながら必死に生きているのだから、凄いよね

里山の初秋に彼岸花も咲きだして

朝晩は初秋の風に身体を包まれて心地よいが、日なかの咽ぶような暑さに
身体が付いてゆけないこのごろである

登山道の片隅に、ツルニンジンが咲いているのを見つけた、あたりに
沢山咲いているのもあれば、まだ、蕾のもある

別名を「ジイソブ」「バアソブ」と呼ぶらしい、花の斑点が、じいさま、ばあさまのソバカスに似ていることから
木曽地方で呼ばれていたのが、全国区になったようである、写真の花は、ジイソブ、のほうである
近縁種のバアソブ、はちょっと小型で、花びらの内側の紫色が濃いそうだが、まだ、見たことない

里山にも初秋の香りが漂い始めて

長雨も一休みの青空が広がり初秋のすっきりとした空気が身体を包み心地よい
久しぶりの里山に秋の花を求めて歩いてみたが、まだ、ほんの少しばかりであった

それでも、季節の変わりを窺わせる、トリカブトの青い花が一枝ばかり咲いて
ああ、やはり、秋だよなあ、小さな秋を少しだけ楽しんだ、歩きであった











トリカブト（シコクブシ）























ヤマジノホトトギス










シギンカラマツ

























モミジガサ









ナナカマドの赤い実










彼岸花

里山の初秋は足早にやってきた

今朝は寒いくらいで、曇り勝ちなもんで、瀬戸風峠を歩いてきた
皿ガ嶺を眺望するビューポイントでアサギマダラが吸蜜していた
ここで見るのは初めてである、かなり、羽が傷んでいるが
渡りの前に栄養を蓄えているのであろう

ガガイモの花がきれいにさいているし、ヤマイモの花、キクイモの花、など
初秋の花が盛りになって、季節が足早に変わって行くのかな



































ガガイモの花











ヤマイモの花












キクイモの花